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保守: 旧来の風習・伝統・考え方等を重んじて、守って行こうとする事。又、其の立場。
リベラル:政治的に穏健な革新を目指す立場を取る様。本来は個人の自由を重んじる思想全般。
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政治関係で近年、非常に気になっている事が在る。「“保守”とか“リベラル”とか、無闇矢鱈に叫んでいる輩が余りにも目に付く。」事だ。特に、「肝心な政策を訴える事無く、保守というのを馬鹿の一つ覚えの様に叫んでいる輩。」が本当に多い。
保守だろうがリベラルだろうが、確固たる思想に基づいた上での主張ならば尊重はするが、「全く根拠を示さないで、自分と少しでも異なる主張を力尽くで排除したいが為“だけ”に、保守やリベラルという言葉を“錦の御旗”にしているとしか思えない様な輩。」には、嫌悪の思いしか無い。そういう輩は思想なんぞ全く無関係に、保守やリベラルといった“言葉遊び”に興じる事で、“自己陶酔”しているだけだと思う。
「権力に対して、何でも彼んでも反対すれば良い。」と思っている様なリベラルなんて、本当のリベラルでは無い。又、「自分達にとって都合の悪い事は、根拠を示さずに『全くの嘘だ!』と叫ぶ。」様な保守も、本当の保守では無い。「具体的な痕跡が存在し、そして其の時代をリアル・タイムに生き、且つ実際に見聞きした証言者が数多存在している。」というのに、「其の時代をリアル・タイムで生きてもいない人間が、具体的な証言を無根拠に否定し、『アウシュヴィッツ等でのユダヤ人大量虐殺なんて、全くの嘘だ!』とか『関東大震災朝鮮人虐殺事件なんて、全くの捏ち上げ!日本人は、1人たりとも朝鮮人を殺害していない!!』と主張する。」のは、「アメリカ人が『第二次世界大戦でアメリカは日本に2発の原爆を投下したが、一般市民は1人たりとも殺していない!』と主張する。」のと同様、実に荒唐無稽で在り、日本人としてどう感じるかを想像した方が良い。