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回文:和歌・俳諧等で、上から読んでも下から逆に読んでも、同じ音になる様に作ってある文句。
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回文としてパッと頭に浮かぶのは「私負けましたわ(わたしまけましたわ)」や「竹藪焼けた(たけやぶやけた)」、「マカオのオカマ(まかおのおかま)」等だが、「こんな凄い回文、良く作ったもんだなあ。」と感心してしまう物も在る様で・・・。
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「『旦那もホモなんだ』 何方から読んでも全く同じ!面白過ぎる『回文』ランキング」(8月1日、gooランキング)
1位: 「世の中ね、顔か御金かなのよ(よのなかね、かおかおかねかなのよ)」(171票)
2位: 「ん、どうしよう・・・良し!饂飩(ん、どうしよう・・・よし!うどん)」(83票)
3位: 「来ても良い頃だろ、来いよモテ期!(きてもよいころだろ、こいよもてき!)」(67票)
4位: 「イタリアでもホモで在りたい(いたりあでもほもでありたい)」(60票)
5位: 「住まいは田舎が良い、森と日溜まりで一寝入り、飛ぶ鳥、稲と日照り、未だ独りも良いが、家内は居ます(すまいはいなかがいい、もりとひだまりでひとねいり、とぶとり、いねとひでり、まだひとりもいいが、かないはいます)」(55票)
6位: 「何て躾良い子、良い尻してんな(なんてしつけいいこ、いいけつしてんな)」(54票)
7位: 「弱いわよ、阪神は、弱いわよ(よわいわよ、はんしんは、よわいわよ)」(53票)
8位: 「駄目男子 モテ期が来ても 死んだ目だ(だめだんし もてきがきても しんだめだ)」 / 「野茂の物は野茂の物(のものものはのものもの)」(49票)
10位:「旦那もホモなんだ(だんなもほもなんだ)」(46票)
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何れも凄いが、一番気に入ったのは5位の「住まいは田舎が良い、森と日溜まりで一寝入り、飛ぶ鳥、稲と日照り、未だ独りも良いが、家内は居ます」。調べてみた所、此れは作家の森博嗣氏が作った物だとか。文書自体の流麗さも含め、素晴らしい作品だ。
最後に、「ネット上で紹介されていた『有名人に関係する回文』で、思わず笑ってしまった物。」を下記する。
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「御菓子が好き好きスガシカオ(おかしがすきすきすがしかお)」
「奴、絡むのよ、野村克也(やつ、からむのよ、のむらかつや)」
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虎党としては7位がシャレにならず、そのまんまなので苦笑い。
ひらがなではないですが、「赤坂(akasaka)」が発音回文だと以前紹介されていたのを思い出しました。
ところで、1位がひらがなが文では1ヶ所「お」が「ね」に間違っていますよ。
最初それに気づかず、ひらがな文を読んで何でこれが回文? って思ってしまいました。
1位の平仮名、御指摘の通り、間違っていました。申し訳在りません。早速、訂正致しました。
昨日、妻夫木聡氏が結婚する事になったという報道が在りましたけれど、ネット上では「妻夫木夫妻」という“漢字での”回文が結構取り上げられており、思わず笑ってしまいました。画面から伝わって来る感じでは、好印象を持っている俳優なので、末永く幸せになって欲しいなと思っております。