ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

親子揃って鮮烈なデビュー

2016年08月03日 | スポーツ関連

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中日 近藤プロ猛打賞&初打点、父と同じ巨人デビュー飾る(8月2日、スポニチ

 

育成から支配下に登録された許りの中日・近藤弘基外野手(23歳)が2日の巨人戦で、プロ初の1軍昇格で「2番・左翼」に即スタメン起用され、3回の第2打席で初安打を放った。

 

父は近藤真市投手コーチ(47歳)。1987年8月9日の巨人戦(ナゴヤ)で初登板ノーヒットノーランを飾った父同様、8月の巨人戦デビューとなった。初回のプロ初打席は中飛だった。5回の第3打席では2三塁から左2点二塁打を放ちプロ初打点を挙げ、7回の第4打席でも安打を放った。9回の第5打席は空振り三振に倒れた。

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3年前、「外出先で見た、未だに忘れられないジャイアンツ戦」という記事で、2つの試合を紹介した。1つは「1988年7月6日、札幌円山球場で行われた『ジャイアンツvs.ドラゴンズ』戦で、レフトを守っていた吉村禎章選手が大怪我をした場面。」が忘れられない。

 

そしてもう1つは、「1987年8月9日、ナゴヤ球場で行われた『ドラゴンズvs.ジャイアンツ』戦で、ドラゴンズの近藤真市投手が初登板にてノーヒットノーランを達成した場面。」。此の日は学生時代の友人達と旅をしている最中で、宿のTVで観戦していた。ジャイアンツ打線から次々と三振を奪い、最後の打者・篠塚和典(当時は篠塚利夫)選手が見逃し三振に倒れた時には、「嘘だろ!」とジャイアンツ・ファンの友人と顔を見合わせてしまった物。実に衝撃的な試合だった。

 

「初登板でノーヒットノーランを達成するなんて、何れだけ凄い投手になって行くのだろうか。」と期待するも、「プロ生活6年間で、12勝17敗。」と寂しい結果で終わってしまった。

 

恥ずかしい話だが、彼の息子がプロ入りしていた事を、昨日の試合で初めて知った。「対ジャイアンツ戦がデビュー試合。」というのは扨措き鮮烈なデビュー戦を飾る。」という“親子の共通点”は、心にグッと来る物が在る。

 

今日の試合では、結果を残せなかった近藤弘基選手。今後の試合で、“親父越え”を果たせるか。じっくり見守って行きたい。


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2 コメント

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こんばんは。 ()
2016-08-05 21:07:05
近藤選手の快挙は、記憶に残っています。小学生だったですが、9回、巨人の走者が複数人出て、近藤に圧力をかけるなど、中々見応えがありましたし、家は中日ファンだったので、特別な瞬間に立ち会っている、と、ワクワクしたものです。ああいった、ファンスポーツというのは、思想とか経験の背景無く、家族や友人が応援しているから、という理由で観れるのが、最も楽しい時代なのかも知れません。

初戦での活躍は、父親の影を追って来た、近藤選手にとっては、万感の思いがあったように思います。偉大な父親を持つほどに、そのコンプレックスは強まるもの、それを克服できた時、というのは、プロの草創期においては、個人としてドラマがあったのではないかと思います。これからも、スポーツニュースなどで、要チェックの人となる事を期待します。
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>隆様 (giants-55)
2016-08-05 22:02:11
書き込み有難う御座いました。

近藤真市投手のノーヒットノーラン試合、バット・コントロール絶妙な篠塚選手が、見逃し三振を食らったという所に、彼の試合での近藤投手の凄さを痛感させられました。ジャイアンツ・ファンとしては悔しくて堪らなかったけれど、同時に「凄い投手が現れたな。」というわくわく感も在ったりしたもの。

政界では二世や三世が多いけれど、親や祖先が名を成した存在だと、ハッキリ言って無能力な人間でも政治家になれたりする。能力の在る人間を周りに付け、其の言い成りになれば、何とか誤魔化し切れる。

一方、芸能人の場合、七光りによって華々しく芸能界デビュー出来る二世や三世は居ても、能力や魅力が無ければ、結局は消えてしまう。或る意味、政界よりも真面。

そしてプロ野球の世界は、もっと厳しい様に感じます。何れだけ親や祖先が凄くても、本人に能力が無ければプロ入りは先ず無理。例に出して申し訳無いけれど、彼の長嶋一茂氏だって、アマチュア時代には其れなりの結果を残していたし。そういう厳しい世界に、親子揃って入っただけでも、相当な物だと思います。
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