ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

先生も大変だ

2009年04月27日 | 教育関連
定額給付金が支給された所も在るが、我が家が属する自治体ではこれからという事で在る。昨年の記事「給付金」でも触れた様に、この定額給付金の意味合いに強い疑問を持っており、支給が決まったからと言って、それをスンナリ受け取る気にもなれない。決して裕福では無いので御金が欲しくない訳では無いが、我が家よりも厳しい経済状態の家庭は存在し、そういった家庭の為に活かされる方法はないものかと思っていた。

病気や災害、自殺等で親を失った遺児を支援する「あしなが育英会」に対して、「定額給付金を奨学金宛てて欲しい。」という寄付が相次いでいるという記事が、25日付けの東京新聞(夕刊)に。学生時代に病気で父を失った自分だが、幸いにも周りの人々の温かさに助けられて何とか大学迄進学する事が出来た。幸運と不運は紙一重で、自分(giants-55)も困窮する状況に追い込まれていた可能性も在り、遺児達の暮らしは決して他人事に思えない。普段は大した事が出来ないけれど、定額給付金は寄付する事にした。

話はガラッと変わるが、2年前に「読めますか?」という記事で「近年、難読な名前を子供に付ける親が増えている。」事を紹介した。その傾向は続いている様で、週刊文春(4月23日号)の「先生が名前を呼べない子供たち」という記事には、「先生も大変だ。」と思ってしまう難読な名前が並んでいる。御自身が担任として教壇に立ち、出席簿を開いて生徒達の名前を読み上げて行くと仮定して、次の名前を読んで欲しい。

*************************************
1.  愛声

2.  瑚乃翔

3.  楽々苺

4.  希友

5.  遥和

6.  悠天

7.  心望音

8.  叶崇

9.  星空

10. 楓

11. 美海

12. 海音

13. 天使

14. 珠笑莉

15. 綺亜羅

16. 絆

17. 聖祈

18. 強運

19. 悠路

20. 阿羅紫

21. 樹里亜菜

22. 剣

23. 清文

24. 星鈴

25. 宙夢

26. 美衣

27. 和源

28. 空良

29. 沙風

30. 黎亜瑠
*************************************

自分(giants-55)の名前に使われている漢字は一般的な部類に入るが、その読みは難読と言えるかもしれない。一応は人名事典に載っている読み方なのだが、これ迄正しい読み方をされた事は皆無。そんな自分の名前ですら「読み易い。」と思ってしまう程、上記の名前(感覚的に14.や18.、19.~23.、26.~30.は読めるかもしれないが。)は難読と言えるだろう。正解は次の通り。




















*************************************
1.  あのん

2.  このは

3.  ののま

4.  きっと

5.  のわ

6.  ゆうあ

7.  みくり

8.  ありす

9.  せいら

10. はいじ

11. まりん

12. かいと

13. みかえる

14. じゅえり

15. てぃあら

16. はあと

17. みさ

18. らっきい

19. ゆうろ

20. あらし

21. じゅりあな

22. ぶれいど

23. せぶん

24. きらり

25. らむ

26. みにい

27. わあげん

28. そあら

29. さあふぁ

30. れある
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コメント (23)    この記事についてブログを書く
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23 コメント

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親のエゴ (雫石鉄也)
2009-04-27 11:21:04
名前は自分では選べません。本名は親が決めた名前をそのまま受け入れざるをえません。
ですから、子を授かった親は子の名前を真剣に考える必要があるでしょう。
自分の趣味を子供の名前に反映するのは考え物です。知人にサッカー好きな人がいます。その人の子は秀人(シュート)といいます。その子がサッカー大嫌いな子ならどう思うのでしょう。幸いその子はサッカー部で自分の名前を気に入っているようですが。また、阪神の藤川球児投手。これ以上ない名前ですが、もし彼が野球嫌いの人だったらどうでしょう。
親は、自分の趣味だけではなく、その子の人生全体を考えて名づけるべきですね。
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>雫石鉄也様 (giants-55)
2009-04-27 11:36:23
書き込み有難う御座いました。今回はこちらにレスを付けさせて貰います。

昔「悪魔ちゃん命名騒動」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E5%91%BD%E5%90%8D%E9%A8%92%E5%8B%95)というのが在りましたね。子供は親を選べないし、自身の名前も“原則”選べない。子供への愛情及び「悪魔」という名前を付ける正当性を主張していたあの父親ですが、その後の経緯(http://tvmania.livedoor.biz/archives/50591861.html)を見る限りでは愛情云々では無く、単なる親のエゴだったとしか自分には思えませんでした。

「自身が尊敬する人の名前を付けたい。」と思う親が居るのと同様に、「自身が好きな対象に関する名前を付けたい。」と思う親も居る事でしょうから、その事自体は否定しないのですが、唯、子供の好きな対象がそれと異なった場合には親子共々複雑な思いになるのは確かでしょうね。
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何と言って良いのかわからん (ストラングラー)
2009-04-27 12:29:00
全部読めません。読み方を知ったところで理解不能です(苦笑)。セイゼイ「カイト」「コノハ」はまあ、これぐらいは30年ぐらい前からありそうな名前かなあという気はしますけれども。。。
法事で親類が集まった際もやはりこういう名の子が登場し、帰った後には「結局あの子の名前は何だったのか」、誰も思い出せないということがあります。我々の頭にある常識的な日本語の名や単語ではないからです。
でも難読、当て字というのは昔からあり、有名どころでは皇族、華族(特に公家系)等の上流階級の人の名は戦前から難読が多いような気がします。思うに簡単に読めない名をしきたりとする考えでも合るのかもしれません。最近の人であれば例えば三笠宮の息子のほう(ヒゲのほう)の名前をルビ無しで読める人はなかなかいないでしょうし、「徳仁」「礼宮」「紀宮清子」「敬宮」とか「承子」。。。
予備知識がなければ正確に読めないでしょう。
難しい名前系、30年ぐらい前までだとこの手の漢語がらみのが主流で大概「御爺さんがつけた」という話で納得したのです(おそらくgiants-55さんの名前もその系統ですよね^^?)。でもこの手の難読名前は読めないと文句は言われてもバカにはされない、ですよね?
私は難読ではないのですが、姓名判断に凝った町の長老に依頼して名づけられたそうで何とも大層な大時代的な名前なんです。同時期に同じ人に名づけられた人が男女問わず数名知っていますが、皆大時代な名で、名前負けしております^^;。
20年ぐらい前から新路線の名前が登場したような記憶があります。30年ぐらい前から「宇宙」とか「太陽」とか大言壮語路線、「愛と誠」路線はありましたがまだ読める範囲でした。

>先生

10年ぐらい前でしたが、学校の先生と付き合いが深い部署にいた折、若い女性の先生の子供の名前が「ありす」(漢字はなかったような気がします)であると知った際、思わずぶっ飛んだ記憶があります。予備知識としてその手の名前は「昔ヤンチャしていたようなタイプの人」の子供の名前だと思っていたので、「えー、この人がー」と驚愕したのでした。。。^^;;
その子ももう高学年でしょうか。

現代風難読物は親の心理がつかみかねる名前という感覚を持っています。
余談で申し訳ありませんが戦時中によくある名前「勝利」「勝男」「勝子」「信勝」、戦後の平和や発展を希望する名前群、あるいは「家制度」が絡む名前(嗣の字が付いたり、年長順が分かる名前、また「跡継ぎを期待されない子供」にワザと「外」の字をつける地域が北陸や信越にあります。大体50代以上に多く、逆に50代以下には滅多にいない名前ですが)、これらは親の意図がはっきり出ています、でも今の感覚から行くと面倒な名前という気がします。外が付く名前もそうですが、特に農家の子沢山世代に多い「留吉」「末子」なんてのは育ちが分かってしまい気の毒です^^;。
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小説に登場するような名前ですね (マヌケ)
2009-04-27 12:37:44
11番の美海という名前が何かの小説で出てきたのですが、それが思い出せず、20分以上悶々としてようやく思い出しました。 江國香織さんの「がらくた」に出てきた少女の名前でした。 ミウミという名前だと思います。 裕福な家庭に生まれて両親は離婚後、普段は母親の元で生活して、年に一度父親が海外旅行に連れて行くので海外なれしていて、ませていて、都会的で洗練された女子高生でした。 小説を書く時にストーリーのコンセプトワークからして人物像が決まってから名前を考えたりするのだと思いますが、作品の空気からとてもしっくりくる名前でそれをどう発音するのかは読者に任せられるのでしょうが、とてもマリンはあり得ないと思います。 伊坂幸太郎の「重力ピエロ」では兄弟が春つながりの言葉遊びで長男の泉(スプリング)と次男のハル(SPRING)という組み合わせでした。
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Unknown (マヌケ)
2009-04-27 12:39:47
そう言えば、わが社に後輩で旅順という名前がいます。 祖父の命名だそうです。 リョージと読むのだそうです。
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>ストラングラー様 (giants-55)
2009-04-27 12:54:05
書き込み有難う御座いました。

時代と共に、子供に良く付けられる名前というのは変わって行くもの。女子で言えば大昔は「鶴」とか「亀」といった動物に因んだ名前が結構在った様ですが、これもその動物に関するプラス・イメージを親が子供に託したと言えますね。そして時代が進み、「淳子」や「恵子」といった「○子」という名前が多く登場。そういった名前が減り始めた頃と前後して難読な名前が現れ始めた気がしますが、近年では難読な名前が更に増えつつ在る一方で、昔の「○子」という名前を付ける親が徐々に増えて来ているとも。多くの親は子供の幸せを心から願い、愛らしい名前を付けている事には変わりないと思っています。

「夜露死苦(よろしく)」や「愛羅武勇(あいらぶゆう)」等と似た感じがしないでも無い名前も中には在りますが、純粋に「音の響きの可愛らしさ」という観点から付けた名前も在るのでしょうね。

子供に中々恵まれなかった豊臣秀吉。側室の淀殿が彼との間の子供を産んだ際、「棄(すて)」という幼名を付けました。後に「鶴松」という名前に変わったこの子は、幼くして亡くなってしまいます。そして再び淀殿が懐妊&出産し、その子は「拾(ひろい)」と名付けられ、後の「秀頼」となる。この話は非常に有名ですが、全く状況が判らないと「子供の名前に「棄(すて)」とか「拾(ひろい)」なんて付けるのは、ふざけ過ぎている(不謹慎だ)。」となりましょうが、「棄」のばあいは「『捨て子は育つ』という迷信が在り、この子には元気に育って欲しいので場内で一旦捨てて、これを偶然拾ったという事にしよう。」という思いが、又、「拾」の場合は「待望の長男(鶴松)が若くして亡くなってしまった事を受け、『棄で駄目だったから、今度こそ元気に育って欲しいので、拾にしよう。』という思いがそれぞれ秀吉に在ったという、マイナス要素では無く逆にプラス要素で付けた名前なんですよね。
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>マヌケ様 (giants-55)
2009-04-27 12:59:56
書き込み有難う御座いました。

「音の美しさ」や「字その物が持つ意味合い」から、その組み合わせで名前を付けるケースは在りますね。私見で言えば「音の美しさ」という点で、「天使=みかえる」なんていうのは美しさを感じた訳ですが、難読で在るのは間違い無いかと。

「旅順」で「りょーじ」ですか。先ず読めない名前でしょうね。日露戦争絡みで、兄弟が居られれば「馬瑠知駆(ばるちっく)」なんていうのも在りそうな。
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子供に罪がないだけに~劣化する日本人 (tak)
2009-04-27 15:42:00
「とりかえしつかないことの第一歩 名付ければその名になるおまえ」と詠(よ)んだのは俵万智さん。

週刊文春の記事には、この状況を危惧する日本司法支援センターの加藤卓也弁護士のコメントが記載されている。「名前は、その人物が社会で認識されるための符牒です。他人が読めない名前には、社会性がありません」と。
<以上4月24日 mixiニュース(Business Media 誠)より転載。

あいかわらずバカ親のオモチャにされる子供が後をたちませんね。子供がかわいそうです。子供にこんな名前をつけるバカ親の顔をみて小一時間説教をしてやりたいものです。幸いに私の周りにはそんな変な名前をつけた親が居ないのが救いなのですが。

なんだかだんだんと日本が劣化していく気がしてしょうがありません。95年に李鵬元中国首相がオーストラリアを訪れた時、フォーク首相との会談で、話題が日本のことに及んだ時、李鵬首相より「あんな国、20年もすれば消滅していますよ」といったそうですが、日本は日本人個人の内部から崩壊していきそうな気がします。こんな国に一体誰がした!
その責任の一端は子供たちの教育をつかさどる日教組であると思いますが。
返信する
>tak様 (giants-55)
2009-04-27 22:45:55
書き込み有難う御座いました。

加藤卓也弁護士のコメント、所謂「人名事典」に載っている範疇の難読漢字も在りますから全てを一括りには出来ませんが、言わんとしている事はその通りだと思います。

日本が劣化して行っているというのは、自分も感じる所。唯、古代の遺跡から「今時の若者はどうしようも無い。」といった現代でも相通じる年長者の不満を記した物が見付かったりもしており、意外とどの時代でも「我が国はどんどん駄目になっている。」と思っているのかもしれません。

日教組におかしな点が少なくないとは自分も思います。何よりも子供達の事を置き去りにして、自らの私利私欲の為に活動している様に“思える”点は非常に疑問。しかし「日教組“だけ”が悪なのか?」となると、それも違う様に感じます。(tak様も「責任の一端」と記されている様に、その辺はきちんと認識されておられますが。)教育行政を司っていた(いる)文科省(旧文部省も含め。)や、それを監督すべき政治家達(与野党を問わず。)にも責任が在るでしょうね。そして子供達を見守る大人達の責任も全くゼロでは無い筈。傍観者で居られるのは、普段から子供達のおかしな言動を見掛けたら逐一指導出来ている人だけではないかという気がします。最終的に教育を司る組織の責任は当然大きいけれど、教育というのが学校だけで為される物でも無く、国家&国民の責務。
返信する
昔は (Spa supernova)
2009-04-27 23:04:12
昔は難読ではなかったのでしょうが、旧字体を使っている名前は読めないものが多々あります。
以前、祖母の死去の際に祖母の謄本を取ったのですが、曽祖母の名前は変体仮名(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8F%E6%B0%91%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E5%8F%B0%E5%B8%B3%E5%8F%8E%E9%8C%B2%E5%A4%89%E4%BD%93%E4%BB%AE%E5%90%8D)を使っており誰も読めませんでした。

名前というものは時代によって変化するものなのでしょう。この曾祖母の名前を例に挙げるまでもなく、現在90代以上の女性の名前には現代では考えも付かないような「変な名前」が時折見られます。もっとも男性も「捨松」だの「丑松」だの今から考えると珍妙です。
どうでも良いが自分の父親の名前は「吉明(ヨシアキ)」ですが、数年前病院で「キチメイさんですか?」と言われた事があります。本人の友人同士ではたまに音読みで呼び合うことはあるようですが、そういう場でそんなふうに呼ばれてちょっと困惑したそうです。

外国では中国のアヘン戦争後~1945年ごろまでの富裕層の名前には英国風の名前がつけられた例が多々あります(現在でも香港、台湾やでみられます。もしかすると現代中国の大都市でも復活しているかも)。中国語名と併用している例もあれば英語名のみという例も多く、何かの本でその風潮を憂う当時の中国の愛国者だったかあるいはそういう風潮を馬鹿にした当時の日本人だったかの発言を読んだ記憶があります。
キリスト教圏では聖人の名を各国語流につけるのが定例ですが(例えば英語「メアリー」仏語「マリー」独語など「マリア」)、第二次世界大戦後は欧州に於いて「アメリカ風の名」をつけるのが流行った頃があり、現在でもイタリアやフランスで見受けられるそうです。
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このサイトを思い出してしまいました→ (ハムぞー)
2009-04-27 23:32:52
私は非常に平凡な名前で
返って少ないくらいで
「少しくらい珍しくても」とも思うのですが
さすがにここまではいいです・・
(URLをご覧ください)

名づけるときには字面もそうですが
音にも気を配りたいものです。
こちらを一読あれ、面白いです↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106100789
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>Spa supernova様 (giants-55)
2009-04-28 00:10:47
書き込み有難う御座いました。

不勉強な身故、「変体仮名」なる物は存じ上げませんでした。リンク先を拝見しましたが、これは読めない。まるでサンスクリット(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88)の様な感じですね。

言葉が時代と共に変容する様に、人名も変容して行くのでしょう。別の方へのレスでも触れました様に、昔は「動物に纏る名前」が結構在った様ですが、今では珍名といった感じがしてしまうのですから。

その時代に人気の在る人物と同じ名前を子供に付ける親が居る様に、大きな影響力を有する国家の文化に合わせた名前を付けるというのも在るのでしょうね。なかなか面白い話で、非常に参考になりました。
返信する
Unknown (マヌケ)
2009-04-28 00:12:40
自分の名前があまりにも平平凡凡で当時はそこらへんにたくさんいて、珍しい名前やエキゾチックな名前に憧れました。 転校生の理恵ちゃんは名前も本人も憧れの的でした。 いっしょに宿題しようとかカラーひよこをあげるとかなんだかんだと理由をつけては遊びに行きました。 彼女は製鉄の社宅だったのでクラスの他の友達もたくさんおり、他のオス数名も理恵ちゃんに夢中でした。 リエという音感が違う世界を花開かせ、彼女が転校してくるまで甲虫のメタリックな鞘にうっとりしていたアブナイ少年が180度世界を変え、思春期の到来でした。 リエ・ユキ・セイコ・ユリ・ノブコ・ミエコ・リエ・ケイ・ムツミ・・・人生に確か二人大切なリエさんがいたっけなあと、ふと。 ゴダイゴのあの歌、ビューティフルネイムでしたっけ、好きでしたね。 小さな恋のメロディのメロディなんて名前いいですよね。 ミュージシャンでモデルのジュエルって名前もいましたけど、ほんと、輝いてますよね。 
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>マヌケ様 (giants-55)
2009-04-28 00:34:47
書き込み有難う御座いました。

自分の幼少期、女子の名前は「○子」というのが主流だったかどうかは判りませんが、少なくとも傍流では無い時代でしたので、そうでは無い名前、例えば「理沙」とか「美香」なんて名前は新鮮に感じたもの。

「悪魔」なんて名前は“常識的に”論外だけれど、「音の持つ美しさ」という意味では当て字で在ったとしても、「メロディー」なんかは心地良さを感じますね。
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ああ、役所や銀行の人も大変なのよ(笑) (ストラングラー)
2009-04-28 10:38:28
そうそう、除籍謄本は変体仮名や難読文字等々のオンパレードだもんで大変ですよ(笑)。去年戸籍謄本の形式が随分すっきりしましたが、昔のは手書きな上に細かいし、クセのある字体の役人さんも多かったんですよ。でもそれがきっかけで自分のルーツを調べてみようという気が起こる人も稀にいまして(笑)、私の祖父はお寺さんですから、「過去帳を調べさせて欲しいのでついてきてもらえないか」と頼まれることあるんです。でもそこからは筆で書いてますし、もっと古い時代の名前が出てきますから底なし沼ですよ(大笑)。

>dqnname

いわゆる便所の落書きサロンで他人の子供の名を執拗にあげつらってる方を見ますと正直「この方実生活で相当フラストレーションがたまってるのだろう。ヤンキー系の「ママ友」が大きい顔をするので溜まってるのだろうか」なんて思うこともあります。物には加減というものありますね。

たまに単なる漢語系の難読、お寺さん、祖父母、姓名判断の先生がつけたような名前まで「dqnネーム」と馬鹿にしてる方いますね。そこまでいくと「ご自分達の学のなさを露呈させちゃってるな」と可哀想になります。
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>ストラングラー様 (giants-55)
2009-04-28 11:13:48
書き込み有難う御座いました。

嘗ては手書きだった戸籍謄本、その事でのトラブルはチョコチョコ在った様ですね。斯く言う自分もトラブルと迄は行かないけれど、苗字に用いられている漢字の一部がそこそこ「複雑な形状」だったので、戸籍謄本上で同じ家族で在っても微妙に漢字が異なっていたりして(書いた方の勘違い等。)、その統一に骨が折れました。

他者にとっては「何じゃこりゃ!?」とか「ふざけ過ぎでは?」と思える名前でも、実際には親御さんの深い愛情が込められているケースも在りましょう。その存在を知らず、単純に「音」や「漢字の配列」だけで捉えてしまうと、「阿闍梨」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E9%97%8D%E6%A2%A8)なんて名前にも「ヤンキーが付けた名前か!」と思ってしまう人も居るだろうし。「樹里亜菜(じゅりあな)」なんて名前は例えどれだけ親の思い入れが強かったとしても、子供にとっては親のエゴと自分は思ってしまうけれど。兎にも角にも、名前を付けらてた子供には何等責任が無いのは、誰しも理解しないといけないでしょうね。
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そんな当て字は思いつかなかった。 (あみーご長嶋)
2009-04-28 12:51:08
平成に入って増えたのかなぁ、難解な名前。
改めて読んでみると「いまる」が普通に思えてくるのはなぜでしょう。

先日、自分の別ブログでも取り上げました。

http://rocalian.seesaa.net/article/117958715.html

もっと驚いたのは、「どうしてそんな名前を付けたの」という問いに「なんとなく」「特に理由はないけど」と答える親が多いこと。由来もないんかい・・・。

個人的には「煮物」ちゃんがインパクトありました。確か「煮物作るのが得意になるように」という、もっともらしい理由からだったかと。

自分も子供もごく普通の名前ですが、習字の際には総画数が比較的多く、書きにくいのが欠点です



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そういえば (赤い三角定規)
2009-04-29 14:29:15
私の年代(団塊世代)ですと面白い現象が見られます。
90%は普通の名前です。「浩」とか「俊子」とか。
でも生まれた時代の面白さを考えるとなかなかいろんな意図を持ってつけられた名前あるなあと名簿を見て思うことあります。
同級生に巌道君がいました。読み方は「オサム」君です。実は巌の字は旧の字で「巖」です。そのお兄さんは4歳上の「巌勝」「ヨシカツ」さん、3歳上の「巖雄」さん。「イワオ」さんです。お父さんは「巖三」(ゲンザ、だったような。読み方はもしかして通称かもしれませんが。)さんだったと思います。まあなんとも一家揃って巌窟王みたいですが、本人曰く「兄貴らが軍国精神でつけられた名前なのに対し、末弟はもっとのびやかな名前にしてくれた。実人生もそうなった!親父お袋に感謝、兄貴らには申し訳ない(苦笑)」ということでした。
でも巖道君、今にして思うと結構難読名前ですね。あまりノビノビした名前でもないと思いますが、兄さん達に比べれば、まあ、ね。。。

そのあともっとハイカラな名前が登場しました。「マリ」さん、「リサ」さん、「リカ」さん、「ナナ」さん、これらは「外人さんみたいな名前」で、そういう子がいると見に行ったものですよ(苦笑)。でも息子の頃(70年代後半)には普通の名前になっていました。
新しい名前たちはどうでしょうか。

新しい名前もただかわいらしいとか漢字を使いたいではなく何か願いが込められていると良いと願っています。
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>赤い三角定規様 (giants-55)
2009-04-29 20:18:53
書き込み有難う御座いました。

その時代時代によって「流行の名前」というのは在りますし、上でSpa supernova様が書いておられる事を考えると、それは日本だけの話では無い様ですね。

極端な左翼的思想が流行った後には、その反動で極端な右翼的思想が流行るといった「極端な揺り戻し」傾向の在る我が国。名前に関しても「一風変わった名前の流行」の後には、「オーソドックスな名前が一般的」になったりという繰り返しなのかも。

どんな名前で在れ、仰る様に親御さんの深い愛情が込められていると思いたいですね。
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「旅順」さんで思い出しました (赤い三角定規)
2009-04-29 21:59:58
同級生のお兄さんお姉さんに「満州雄」さん、「満州野」さん、「満州子」さんがいました。
共通点は皆引揚者です。
読み方は「マスオ」「マスノ」「マスコ」。
子どもの頃は「外地から帰ってきた人たちだ」としか思いませんでしたが、後々「随分重い名前だ。。。」と感じるようになりました。

>流行の

中学生の頃、アメリカ人の「エセル」さんと文通しました。この「エセル」さんという名前も最近はあまり聞かない名前だと英語に長けたお友達が言っていました。日本で言うと「ウメ」とか「カメ」みたいなものなんでしょうね
返信する
>赤い三角定規様 (giants-55)
2009-04-29 23:51:32
書き込み有り難う御座いました。

「満州雄(ますお)」さんという御名前は、以前新聞記事か何かで拝見した事が在ります。やはり引揚者だったと記憶していますが、「流れる星は生きている」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%98%9F%E3%81%AF%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B)や「大地の子」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E3%81%AE%E5%AD%90)等を拝読すると、あの時代を生き抜いて来られた方々の大変さを痛感します。
返信する
学校が (赤い三角定規)
2009-05-09 15:58:41
キリスト教関係でした(高校大学)。
幼稚園小学校から上がってきている子達は
昭和40年前後の当時でもハイカラな名前の子が多かったです。
驚きました。
聖書の名前をつけてらっしゃるのですが、昔の聖書は聖人の名を漢字の当て字で書いていまして、それを利用なさったわけです。
有名な方だと「本田路津子]さんもそうです
返信する
>赤い三角定規様 (giants-55)
2009-05-09 21:34:18
書き込み有難う御座いました。

「千々石ミゲル」、「伊東マンショ」、「中浦ジュリアン」、「原マルティノ」。学生の頃、歴史の教科書に載っていた「天正遣欧少年使節」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%AD%A3%E9%81%A3%E6%AC%A7%E5%B0%91%E5%B9%B4%E4%BD%BF%E7%AF%80)の面々の名前です。伊東マンショの場合は本名が「伊東祐益」で、「マンショ」は洗礼名。「ミゲル」や「ジュリアン」、「マルティノ」も同様です。洗礼名ですから純粋な本名という訳では無いけれど、当時は「何だこの名前は!?」と思われた事でしょうね。

上でも書いた様に、個人的には「天使=みかえる」なんて名前は悪意の無い&可愛らしい名前と思うのですが、これも人の受け取り方は色々在るのでしょう。
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