ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

忘れ得ぬ懸賞

2013年02月25日 | 其の他

懸賞は、「オープン懸賞」と「クローズド懸賞」とに大別される。オープン懸賞が「誰でも応募出来る懸賞。」で在るのに対して、クローズド懸賞は「懸賞を行う企業の商品を購入する等、一定商取引をした者だけが応募出来る懸賞。」という違いが。

 

此れ、数多くの懸賞に応募して来た。中には、今でも忘れ得ぬ物も在る。最上位商品が当たったケースで言えば、中古車売買を手広く行っている企業の懸賞の「ハワイ旅行」。「渡航費+1週間分の宿泊費」という内容だったが、行けるのは1名だけで、尚且つ渡航可能期間が可成り限定されていた。仕事の関係で自分は行く事が出来ない主催者に事情を説明した所、「家族なら、代わりに行っても良い。」との事。結局、母が代わりにハワイを旅した。

 

3年前の記事でもチラッと書いたが、ベビースターラーメンの懸賞で当たった“玩具箱”も忘れられない。小学生の時分、同級生から「ベビースターラーメンの袋に付いている点数を集めて応募&当選すると、色んな玩具が入った“玩具箱”が貰える。○○公園(近所の大きな公園。)のゴミ箱にベビースターラーメンの空き袋が一杯捨てて在るから、拾いに行こうぜ。」と誘われたのが切っ掛けテレビゲームなんて無かった時代、色んな玩具が入った“玩具箱”というの非常に魅力的で、早速 悪友3人と○○公園に向かい、ゴミ漁りをしたのだった。

 

其れ其れが何口か応募するも、当選したのは自分1人。此方にも書かれているが、“玩具箱”と呼ぶのを躊躇してしまう程、木製の立派なトランクに入った代物ルーレット将棋チェスダイヤモンド・ゲームといったボード・ゲームの他、トランプ手品セット等も入った、実に豪華な内容。“宝物”としてずっと大事に所有していたが、高校の頃だったかに、年の離れた従兄弟にプレゼントした。

 

最上位商品を当てた訳では無いけれど、忘れ得ぬ懸賞というのも在る。1998年にペプシコーラが行った懸賞で、商品は「宇宙旅行」だった。オープン懸賞での当選金額上限が100万円から1,000万円に引き上げられたのが1996年だが、記憶違いで無ければ「日本初の1,000万円相当額商品」だったと思う。宇宙旅行と言っても高度100km程の高さで、数分の無重力体験をする。という内容だったが、当時は可成り話題になったもの。

 

「当選者は5名で、宇宙旅行の実施予定は2000年12月。」という取り決め。しかし、「予定された2000年12月には実施されず、ずるずると延期され続けている。」というのは知っていたが、此方の情報によれば「2003年の時点で当選者4名が宇宙旅行を辞退し、其の代わりとして『現金1,000万円』を受け取った。」との事。「自分が当選したとしても、同じ判断をするな。」と思う一方、驚くのは当選した残り1名は、今でも宇宙旅行の実施を待ち続けている。という事実。“夢追い人”という感じで、何か微笑ましい

 

同じく最上位商品を当てた訳では無いのだが、ジョアの懸賞も忘れられない。35年近く前だったと思うが、1等賞品は「子1頭」。「牛肉」や「牛乳」では無く、生きた子牛1頭が当たるというのは、物凄いインパクトが在った。

 

「当たったら、どう育てれば良いのだろう?」等と幾つもの疑問が頭を過りつつ、応募葉書を何枚か投函。「取らぬ狸の皮算用」の譬え通り、当選したのは末等の「ジョア3本セット」だった。子牛1頭が当たった人は、一体どうしたのだろうか?


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