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「善く善く考えると歌詞が怖い童謡ランキング」(7月10日、gooランキング)
3位: 「メトロポリタン美術館」【歌】(255票)
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横溝正史氏の「悪魔の手毬唄」やアガサ・クリスティ女史の「そして誰もいなくなった」等、“童謡の歌詞に見立てた殺人事件”を扱った名作は結構在る。表面的にはそうで無くても、善く善く歌詞を読むと「何か怖いな。」と感じる童謡が、少なからず在るという証左なのかも知れない。
今回10位迄に入った童謡、3位の「メトロポリタン美術館」だけ知らなかったが、他の9曲に関しては「善く善く考えると、歌詞が怖い。」というのは理解出来る。
色々説が在るけれど、「『かごめかごめ』は、“流産させられた嫁の歌”という説。」が、又、「『花いちもんめ』や『シャボン玉』【歌】は、“口減らしの歌”。」という説が在ったりする。そうだとしたら、怖い歌詞では在る。
他に「善く善く考えると歌詞が怖い童謡」としては、「山寺の和尚さん」【歌】が在る。10位の「ねこふんじゃった」同様、“猫に対する虐待”としか思えない内容なので。
因みに、4位に入った「赤い靴」は、自分にとって恥ずかしい思い出が在る歌でも在る。9年前の記事「嗚呼、勘違い」で書いたが、「子供の頃、『“異人さん”に連れられて 行っちゃった♪』という歌詞を、『“良い爺さん”に連れられて 行っちゃった♪』と勘違いしていて、『良い爺さんに連れられて 行っちゃった♪』のならば嬉しい筈なのに、何で此の歌の曲調は、こんなにも物悲しいのだろう?と不思議でならなかった。」からだ。