
歴史が好きなのでTVでその手のドラマが放送されると、優先して見てしまう。心に残る歴史ドラマは多いが、特に忘れ難い作品は4つ。NHKの大河ドラマとして1978年に放送された「黄金の日日」。TBSで1979年に放送された「熱い嵐」。日本テレビで1986年に放送された「白虎隊」。そして、TBSで1981年に放送された「関ヶ原」。その「関ヶ原」が昨日、CSのTBSチャンネルで約6時間に亘って一挙再放送された。
芦田伸介氏に高松英郎氏、藤木悠氏、丹波哲郎氏、千秋実氏、三船敏郎氏、大友柳太朗氏、平田昭彦氏、杉村春子さん、沢村貞子さん、賀原夏子さん、京塚昌子さん、浦辺粂子さん、宇野重吉氏、辰巳柳太郎氏、三浦洋一氏、笠智衆氏、北村和夫氏、稲葉義男氏、藤原釜足氏、下元勉氏等々、この作品に出演した名優の中には物故者が少なくない。27年という年月は、それ程長い物なのだ。
主役の石田三成と徳川家康には、それぞれ加藤剛氏及び森繁久彌氏が扮している。そして石田三成の腹心・島左近は三船敏郎氏、徳川家康の腹心・本多正信は三國連太郎氏が務める等、現代のTVドラマでこれ程豪華なキャスティングは先ず無理だろう。当初は5億5千万円(27年前でこの金額!)の制作費を予定していたが、大幅に足が出たというのも頷ける。北政所役の杉村春子さんと芳春院役の沢村貞子さんが茶室で語り合う場面にはゾクッとする物を感じたし、三船敏郎氏に千秋実氏、稲葉義男氏、藤原釜足氏といった映画「七人の侍」の主要キャストが顔を並べているのは映画ファンとして嬉しい限り。
司馬遼太郎氏の作品で一番好きな「関ヶ原」を原作にしており、その魅力を余す所無く映像化している。歴史好きなら、絶対に見て欲しい作品。DVD化されているので、未見ならば是非見られる事を御薦めする。
芦田伸介氏に高松英郎氏、藤木悠氏、丹波哲郎氏、千秋実氏、三船敏郎氏、大友柳太朗氏、平田昭彦氏、杉村春子さん、沢村貞子さん、賀原夏子さん、京塚昌子さん、浦辺粂子さん、宇野重吉氏、辰巳柳太郎氏、三浦洋一氏、笠智衆氏、北村和夫氏、稲葉義男氏、藤原釜足氏、下元勉氏等々、この作品に出演した名優の中には物故者が少なくない。27年という年月は、それ程長い物なのだ。
主役の石田三成と徳川家康には、それぞれ加藤剛氏及び森繁久彌氏が扮している。そして石田三成の腹心・島左近は三船敏郎氏、徳川家康の腹心・本多正信は三國連太郎氏が務める等、現代のTVドラマでこれ程豪華なキャスティングは先ず無理だろう。当初は5億5千万円(27年前でこの金額!)の制作費を予定していたが、大幅に足が出たというのも頷ける。北政所役の杉村春子さんと芳春院役の沢村貞子さんが茶室で語り合う場面にはゾクッとする物を感じたし、三船敏郎氏に千秋実氏、稲葉義男氏、藤原釜足氏といった映画「七人の侍」の主要キャストが顔を並べているのは映画ファンとして嬉しい限り。
司馬遼太郎氏の作品で一番好きな「関ヶ原」を原作にしており、その魅力を余す所無く映像化している。歴史好きなら、絶対に見て欲しい作品。DVD化されているので、未見ならば是非見られる事を御薦めする。

加藤剛さんといえば、大河ドラマの「風と雲と虹と」の平将門のイメージが強いです。家康は私の中では津川雅彦さんのイメージが強いです。大河ドラマ「葵徳川三代」で演じていましたし。石田三成は日本テレビの「徳川家康」で真田広之のイメージが残っていますがもっとぴったりくる人がいるかもしれませんね。
こちらで関が原に相当するのが南北戦争の激戦ゲティスバーグの戦いで、ドラマなどの題材によくなっています。南軍7万、北軍9万が激突し、両軍合せて5万近い死傷者が出たそうです。
本当に面白そうな作品ですね。
また、この作品は、3枚組みDVDも発売されているようですね。
私も機会があれば、購入したいと思います。
(徳川家康、石田三成だけでなく、井伊直政や島津義弘の奮闘振りも見てみたいですね)
ttp://www.amazon.co.jp/関ヶ原-森繁久弥/dp/B00005OO0A
ところで、話しは変わりますが、giants-55さんは、丹波哲郎&加藤剛両氏共演の「砂の器」はご覧になられた事はございますか?
この作品は松本清張原作のものですが、中々見応えはありました。
以前高橋刑部と加藤三成の対話シーンだけを見たことがあって。「さらばじゃ、三成・・・」「友よ、さらば・・・」から茶会の回想シーンで引き返して命くれてやるあたり。それがずっと頭に残ってて。今回初めて全編見ることができました。やっぱりあのシーンは最高です。
剛はあまりにも男前ですね。
「北政所役の杉村春子さんと芳春院役の沢村貞子さんが茶室で語り合う」のが女優だけのシーンで最も印象に残っている物ならば、クロ様の書かれておられるシーンは男優だけの物では自分も一番印象に残るシーンです。癩病(ハンセン病という説も。)を患い、崩れた顔を白布で覆っていたとされる大谷吉継(大谷刑部)。招かれた茶会で回し飲みが行われ、彼が口を付けた茶碗には病気の感染を恐れて口を付けた“振り”をする武将ばかりの中で、石田三成だけは何事も無かったの様に口を付けて飲み、その事で吉継は三成に深い友情を感じたとされています。それがあの名場面へと繋がった訳ですが、本当にグッと来ますね。
又、徳川方に捕えられ、縄を打たれた状態で門前に晒された三成に敬意を払い、「寒かろう。」とサッと自身の着衣を掛けた黒田長政。あの場面も泣けます。
角野卓造氏が異常に若いのも驚き。27年前の作品ですから、当然なのですが。
今はグダグダなTBSですが、昔は本当に良いドラマを多く制作していたんですよね。
今後とも何卒宜しく御願い致します。