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「橋下市長『出直し選』示唆・・・桜宮高募集継続なら」(1月27日、読売新聞)
桜宮高体育系2科の募集中止を巡り、橋下徹大阪市長が、市教委が中止しない場合には、市長を辞職して「出直し市長選」に打って出たいとの意向を周囲に示していた事が判った。
関係者によると、橋下氏は19日、共同代表を務める日本維新の会の複数の幹部と会談した際、こうした考えを示唆。幹部側からは反対する声が上がったと言う。
其の2日後の21日、市教委は募集中止を決めた。橋下氏は、中止にならなければ入試関連予算を執行しないとの考えを示していた事から、出直し選では予算不執行の是非を争点に、民意を問う積りだったと見られる。
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「多数決で物事が決められて行く。」というのが大前提の「民主主義」は、抑、金が掛かる制度で在る。でも、一部の人間が何から何迄、専横的に決めて行ってしまう「独裁政治」は真っ平御免だし、国民の多数意見がきちんと反映されるので在れば、或る程度の金が掛かっても、自分は民主主義国家に身を置き続けたい。
唯、「近年、余りに安直に『民意を問う!』と口にし、選挙を遣りたがる政治家が増えているのは、如何なものか?」と感じている。真に民意を問うべき事柄ならば止むを得ないが、「政治的な駆け引き」が目的の様なケースが目立つからだ。
そういった目的だけで、任期途中に選挙を求めるというのは国民を馬鹿にしている。選挙をするには莫大な費用が投入される訳で、大義名分を感じ得ない選挙を行えば行う程、結局は国を疲弊されるだけだと思う。
私の住んでる愛知県では維新は不人気です
石原と河村の協力体制を潰した元凶ですからね(まぁ石原が橋下人気にすり寄ったんですけどね)
石原以外の平沼を含む他の党員も情けないですよね橋下に石原以外の党員は邪魔者と言われたのに反論しないんだから
普通は党首の石原が党員の名誉の為にも抗議もしくは共闘を白紙撤回するのが筋と言う物なのに・・・後から知ったけど石原の三男(次男?)の選挙区には維新は候補を立てなかったらしいですねwww
「仮想敵を作り上げ、其れを徹底的に叩く事で、自身の存在意義を高めて行く。」という橋下市長のスタイルは、安倍首相と非常に似ていると思っています。唯、「自身と寸分でも異なる主張や主義の人間を徹底的に排除する狭量さ。」という点に関しては、安倍首相は正に此の範疇に在るけれど、橋下市長の場合は意外と「そう装っている部分」も在るのかなという気がしています。意図して過激な言動を見せ、そして世論の反応を見る。風が自分に向いていると判断すれば、過激な姿勢を押し通すけれど、逆風と見れば態度を変える。小賢しいと言えば小賢しいし、柔軟と言えば柔軟。結局、彼は何事も「勝負」と捉え、其の勝ちに異常に固執している様に感じます。過激な姿勢を押し通し、自分の思いを貫徹するのも勝利ならば、“風向き”を見て態度を変え、其の変えた態度が世論と合致するという事で、其れを勝利と解釈する。「異常な迄に勝ち負けに固執する。」という点では、安倍首相と同根と言えましょうが。
石原前都知事が維新に擦り寄ったのは、「国民」云々という事は全く眼中に無く、結局は「息子達」をバックアップしたいだけだったと判断しています。兎に角選挙に弱い三男に関しては、維新が候補者を立てない事で当選する確率がアップするし、自民党内で居場所を無くしていた長男関しては、維新とタッグを組みたいで在ろう自民党に「優遇しないと、協力してやらないぞ。」という無言の圧力に成り得るだろうし。
立ち上がれの残党に関しては、本当に情けないの一言。選挙に勝てるならば、靴をも舐めるという感じかと。