① 奈良・母子3人死亡火事
奈良県田原本町の医師(47歳)方で母子3人が火事により死亡した件で、行方不明となっていたこの家の長男(16歳)が京都市内で発見され、京都府警に保護された。「自宅の台所付近で火を付けた。(3人が)死んでも良いと思った。」と犯行を口にしたそうだが、予想していた事とはいえ何とも居た堪れない話だ。幼い異母弟妹をとても可愛がっていたとか、友達思いの優しい子だったといった、廻りの評判が極めて良かった少年の心に、一体何が兆したというのだろうか。
未だ窺い知れない部分が多く在るので、事件そのものに付いてはこれ以上述べる事は無いが、何とも不思議だったのは事件後の少年の言動。今回少年が保護されたのも、京都市内の一軒家に不法侵入しているのをその家人に見付かったからだが、不法侵入した理由に付いて少年は、「午前3時頃、サッカーのW杯が見たくて住宅の窓から入った。それに食べ物も欲しかった。テレビを見ていたら、そのまま眠ってしまった。」と述べている。又、所持金は無く、持っていたリュックサックの中には所持品も殆ど無かったそうだが、歯ブラシは入っていたとか。
どういう理由で在れ人を殺めた以上、加害者が普通の精神状態に無いで在ろう事は判るのだが、それにしても肉親を殺害した翌日に「W杯を見たい。」という心境になれるものなのだろうか?それに、精神的に追い込まれて逃亡してしまったのは判るが、一刻も早く逃げ去りたいで在ろうに、しっかり歯ブラシを持って行ったというのも、何か不思議な感じがした。非情な心と幼い精神が、同じ少年の中に一時かもしれないが存在していたのだろうか。
② アメリカ産牛肉の輸入再開へ
アメリカ産牛肉の輸入が再開される事となった。専門家の間からもBSE対策への不安が指摘される中、敢えてこの時期に再開に踏み切ったのは、偏に今月末に予定されている小泉首相の訪米時にブッシュ大統領への”手土産”にしたいからと言われても仕方ないだろう。自国民の安全よりも、アメリカの御機嫌取りの方が大事という事か。諸問題を全て次の首相に丸投げした小泉首相だけに、万が一再開後にBSEが発生したとしても、「そんなのはわしゃ知らん!」という事なのだろう。
こんな無責任な指導者を、未だに熱狂的に支持している人が居るのも不思議では在るが、輸入再開に関してアメリカ側の政治家達が出したコメントもそれ以上に不思議なものだった。
アメリカ農務省のジョハンズ長官は、「今回の輸入再開の合意は前進と言えるが、実際にアメリカ産牛肉が日本の市場で流通する迄満足出来ない。」とコメントし、又、アメリカ上院議員は、「8月末を期限として実際に輸入を再開しなければ、日本からの輸入品に総額31億ドル(約3,500億円)の制裁関税を課す。」という法案を提出した。
顧客よるも売主の側がこれ程迄に居丈高というのは、アメリカが日本を従属国として見下しているとしか思えない。こんな商売関係が成立するのは、「アメリカと日本」以外に「売れっ子ホストと客」位しかないのではないだろうか。
御互いに取り決めた約束事を、解禁直後にアッサリ破って輸入禁止となったというのに、相変わらずの威圧的な態度を取り続けるアメリカには不思議の一語しか無い。
奈良県田原本町の医師(47歳)方で母子3人が火事により死亡した件で、行方不明となっていたこの家の長男(16歳)が京都市内で発見され、京都府警に保護された。「自宅の台所付近で火を付けた。(3人が)死んでも良いと思った。」と犯行を口にしたそうだが、予想していた事とはいえ何とも居た堪れない話だ。幼い異母弟妹をとても可愛がっていたとか、友達思いの優しい子だったといった、廻りの評判が極めて良かった少年の心に、一体何が兆したというのだろうか。
未だ窺い知れない部分が多く在るので、事件そのものに付いてはこれ以上述べる事は無いが、何とも不思議だったのは事件後の少年の言動。今回少年が保護されたのも、京都市内の一軒家に不法侵入しているのをその家人に見付かったからだが、不法侵入した理由に付いて少年は、「午前3時頃、サッカーのW杯が見たくて住宅の窓から入った。それに食べ物も欲しかった。テレビを見ていたら、そのまま眠ってしまった。」と述べている。又、所持金は無く、持っていたリュックサックの中には所持品も殆ど無かったそうだが、歯ブラシは入っていたとか。
どういう理由で在れ人を殺めた以上、加害者が普通の精神状態に無いで在ろう事は判るのだが、それにしても肉親を殺害した翌日に「W杯を見たい。」という心境になれるものなのだろうか?それに、精神的に追い込まれて逃亡してしまったのは判るが、一刻も早く逃げ去りたいで在ろうに、しっかり歯ブラシを持って行ったというのも、何か不思議な感じがした。非情な心と幼い精神が、同じ少年の中に一時かもしれないが存在していたのだろうか。
② アメリカ産牛肉の輸入再開へ
アメリカ産牛肉の輸入が再開される事となった。専門家の間からもBSE対策への不安が指摘される中、敢えてこの時期に再開に踏み切ったのは、偏に今月末に予定されている小泉首相の訪米時にブッシュ大統領への”手土産”にしたいからと言われても仕方ないだろう。自国民の安全よりも、アメリカの御機嫌取りの方が大事という事か。諸問題を全て次の首相に丸投げした小泉首相だけに、万が一再開後にBSEが発生したとしても、「そんなのはわしゃ知らん!」という事なのだろう。
こんな無責任な指導者を、未だに熱狂的に支持している人が居るのも不思議では在るが、輸入再開に関してアメリカ側の政治家達が出したコメントもそれ以上に不思議なものだった。
アメリカ農務省のジョハンズ長官は、「今回の輸入再開の合意は前進と言えるが、実際にアメリカ産牛肉が日本の市場で流通する迄満足出来ない。」とコメントし、又、アメリカ上院議員は、「8月末を期限として実際に輸入を再開しなければ、日本からの輸入品に総額31億ドル(約3,500億円)の制裁関税を課す。」という法案を提出した。
顧客よるも売主の側がこれ程迄に居丈高というのは、アメリカが日本を従属国として見下しているとしか思えない。こんな商売関係が成立するのは、「アメリカと日本」以外に「売れっ子ホストと客」位しかないのではないだろうか。
御互いに取り決めた約束事を、解禁直後にアッサリ破って輸入禁止となったというのに、相変わらずの威圧的な態度を取り続けるアメリカには不思議の一語しか無い。
私は比較的に放任主義の両親に育てられました。
親に対しては、不満も感謝している面もあります。
しかし、無言の両親の生き様から肌身で私が学んだことは、
“人生は儘ならぬ”
ということでした。
自分の思いがどうあれ、理解を示さぬ人、邪魔をする人もいるかもしれないという現実。
別な意見にも耳を傾け、分別をつけ、理解を示す。
現実社会では忍耐が求められるという事実です。
連日のように目を覆う無惨な事件が多発していますが、
なぜ、殺人を犯すまでに至ってしまうのか?
なぜ、他者との理想的な関係を築けないのか?
自分自身と他者の人生を大切に考えられないのか?
私もgiants-55さんと同じく、
「不思議」としか云いようがありません。
“所詮、この世は弱肉強食”
それも事実でしょう。
しかし、人生には、高潔さ、魂、誇りというものもあります。
自分自身に恥ずかしくない生き方をする。
綺麗事だと一笑に付されるかも知れませんが、私はそう信じています。
これから育つ子供たちに、示さなければならないのは、忍耐ということではないでしょうか?
命を終えるまで試練が続くということを徐々に体験させることこそが必要ではないでしょうか?
挫折を知らず、恥も知らず、他人に頭を下げた経験もない若者。
そんな若者が育ち、壁にぶつかり、理性をなくし、
暴力に走り、自らの人生と周囲の人生を破滅させる。
そんな繰返しを見せつけられている気さえしています。
越えねばならないハードルがあってこその人生。
ストレス、苦労、不幸、それを楽しむ経験こそ必要です♪
相変わらずまとまりがなくてすみません・・・〆
今、自分たちが食べる肉牛の検査をどのようにやっているのでしょうか?
怪しい飼料を販売している会社の人、その飼料を与え牛を飼育している農家の人々は どの牛肉を食べているのでしょうか?
また疑問を持たずに危機感を感じずに、相変わらず常食としているのか 不思議でなりません。
美味しい肉だから ♪ I CAN'T STOP HAVING YOU
(食べずにいられない)と プレスリーも歌ったのでしょう。
更に自分達の生活が掛かっているのですから、輸出した先の国、食べるの人の健康など気にする訳がありません。
我々はどれ位の確率で危険度があるのか、人体にどういう影響があるのかが はっきり分らないから 輸入は困る食べたくないと言っているのです。
これを食べよと言うのは拷問です。「買わなきゃ、輸入関税を課す」と言うのは脅迫です。
下請けをいじめる大会社、銃を構えて脅す○○団、臓器を売って利子を払えと迫るサラ金か。麻薬密売国家と変らない。
アヘン戦争の繰り返し・・・
米軍食わして、へタレ牛もらうの?それこそ、一杯食わされると言うのです。小泉さん。
食べても余り関係のないと言われる年齢ですが、まやかし検査を続ける限り、怪しい肉は食べたくありません。
何十年後かに万に一つの割合で大発症しても、相変わらず厚生省は発表します。
「因果関係があるとは言い切れません」と。
私の周辺では(オバちゃんたち)犯人の少年に同情的です。
常々この手の事件が起こるたびに、凶悪な少年事件に対して、遺族が真剣に極刑を訴える場合と、こういう肉親の間に起こる事件との世論の温度差に違和感を感じます。
死んだ人の命の重さには変わりはないのですが、つい、起こった事件の背景や犯人のパーソナリティーによって印象が左右され、事件の本質を見誤ってしまう傾向がある気がします。
命の尊さを訴えてくれる肉親がいる命といない命。
例えば子供に殺された親の命など、彼らの魂はどこへ行ってしまうのでしょうか・・・。
中学生の間に持てなかったというのがこの少年の
情け無いというか、哀れな所です。
しかしこれでも少年法に守られて社会に戻ってくるのか?
この空虚さを理解できないのに、更生させる事ができるのか?少年院というのはかなりキツイ時代になっているなあ,と
法務局を教育職国家公務員で官庁訪問し,
とてもじゃあないがやれん!と12年ほど前に撤収した私は
同僚になっていたかもしれん人達の大変さを思うのです。
前にニュース番組で報じられていましたが、アメリカの中でも「BSE対策が不充分。」、「きちんと取り決めた通りに行なわなかったアメリカ側が悪い。」とする声も在る様です。ですから、必ずしも報道管制が敷かれているという事ではないのでしょう。
今回の上院議員の強圧的な姿勢も、票欲しさのパフォーマンスとも言えるのでしょうが、口に入る物で在り、且つ「アメリカ産の牛肉は食さない。」と個人で決めたとしても、表示偽装されたり、”元が判らない”外食産業の食材として供された場合には防ぎ様が無いというのが困った所です。この辺が、対象が車等の場合とは違う所でしょう。
国民の健康に関わる事柄は、用心してもし過ぎる事は在りません。嘗て、政府の好い加減な対応によって、どれだけの国民が健康被害に逢って来たかを考えるべきかと。特に何でも丸投げ&先送りの権化で在る小泉首相ですから、国民の側もおかしいと思った事には断乎として声を上げるべき。
我々と我々の大事な子孫の将来が懸かった話ですので、そう軽々しく話を進めて欲しくないです。
私も高校だけ有名私立に通ってたんで人事に思えないところもあります。
親の期待が過度でむちゃくちゃプレッシャーだったんでしょうねえ。
いい学校行って剣道二段兄弟の世話もよくする、それなのに親は成績が悪いと殴ったり叱責する。
それで放火っちゅうのはいかんと思いますが、追い詰めた親の責任はあると思います。
残された父親は少年にどう向き合うのでしょうか?
遅すぎた感はいなめません。
犯行後に他人宅へ忍び込んでWCを見てそのまま寝込んだってのは、やってしまった事からの現実逃避行動が垣間見えました。
つまり自分がこの手で火をつけて元に戻らない「家庭」の雰囲気の中で、WCを見るというきわめて日常な行動をなぞったのではないでしょうか。
少年のひと時の心の安寧が現実逃避の形で出たのではと思います。
tak_123さんのコメントを読ませて頂いて、どうにもやり切れない思いで胸がいっぱいになりました。
他家のテレビの前で眠ってしまったその少年を想像して、ただただ悲しい気持ちになってしまったのです。
経緯はどうあれ、決して許されないほどの抱えきれない罪を背負って生きなければならない少年が1人、
一瞬にして妻と2人の子を失った父が1人・・・、
近頃のニュースやワイドショーでは、
“心の闇”
という言葉を頻繁に使っていますが、
ある小説の一節に、こんな文章がありました、
“闇は闇に過ぎない、それに力を与えるのは恐れだ”
正しくそうだと思います。暗がりを恐れ、目を背けることで恐れが生まれる。
現実以上の力を闇に与えてしまう・・・、
危機に向き合い、善後策を講じる人間には恐怖のつけ入る隙はありません。
“心の闇”
そんな言葉で片付けて、真相に迫ることを諦めたら、私たちは暗闇を恐れる小さな子供と同じになってしまいそうです。
勉強しないで、テレビを観ていても「勉強しろ」とは言われません。でもその「究極の沈黙攻撃」がかなり効くのです(苦笑)
この少年、あまりにご両親に過信されたのでしょうね。「うちの子は出来る!」人間、完璧なんてないのですよね。勉強だって不調なときだってある。勉強できないからって叩かれていたら、うちにいた犬のクロなんて、頭がボコボコになってます。少年のしたことは、許されざる事だと思います。きちんとした刑を受けるべきだと思うし、そこで「まだ少年だから」という『甘え』の部分は裁く方も切り捨てなければいけないと思います。でも、残された父親もこれからの人生、少年に対して償う部分があると思います。「自分の家にいるのに、とても寂しい」この気持ち、学校で一人で寂しいなんて気持ちよりも、もっともっと寂しいし、悲しいし、やりきれないことですよね。