ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

〇〇と言えばXX

2016年08月14日 | 其の他

「○○と言えばXX」といった感じで、「特定の事柄が取り上げられると、必ずと言って良い程、喩えとして名前が挙げられる有名人。」というのが居る。“裏切者”と言えば小早川秀秋の名前が挙がるし、“芸能人の年の差カップル”と言えば、昔ならば上原謙夫妻、そして今ならば加藤茶夫妻の名前が挙がる事が多い。

 

一般的に言えば、名誉な事柄で名前が挙がるのなら未だしも、不名誉な事で名前が挙がるのは当人達もに違い無い。でも、「露出度が上がって何ぼ。」という芸能人なら、人々の記憶から完全に消え去るよりは、不名誉な事柄でも名前が挙がる方が嬉しいのかもしれない。

 

「決して名誉な事柄では無いけれど、其れが取り上げられると、必ずと言って良い程、喩えとして名前が挙げられる有名人。」を、何人か選んでみた。

 

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① “盗みの被害”と言えば・・・桑野正義

2002年11月~2003年9月の約1年間の間に、内外で3度も盗みの被害に遭った。以外全部引っ手繰られた海豹”なんていう酷い綽名が付けられた事も【音声】。

 

どうでも良い事なのだが、歴史番組に良く登場する奈良大学学長千田嘉博氏の顔が桑野氏に見えて仕方無い。学内では学生達から、“くわまん”と密かに呼ばれているのではないか?

【桑野正義氏】

【千田嘉博氏】

 

 

② “NHK紅白歌合戦でのミス”と言えば・・・生方恵一

1984年の「第35回NHK紅白歌合戦」で、総合司会を務めた生方氏ミソラ事件は、余りにも有名。2年前に同氏が亡くなられた際も、「『ミソラ事件』で御馴染みの生方恵一氏。」と伝えられた程。

 

 

③ “猛獣に襲われた人”と言えば・・・松島トモ子さん

1986年、TV番組の撮影で訪れたケニアで、10日の間にライオンと豹に、立て続けに2度襲われた。

或る意味、“ムツゴロウさん”より凄いかもしれない。

 

 

④ “珍プレーの王者”と言えば・・・宇野勝

1981年8月26日に起きた「宇野ヘディング事件」【動画】は強烈インパクトが在り、此のプレーによって“珍プレー”なる呼称が、一般的に定着したと言っても良いだろう。

 

 

⑤ “打っ飛ん政見放送”と言えば・・・赤尾敏

“打っ飛んだ政見放送”は結構在るが、最も忘れられないのは赤尾敏大先生の物【動画】。思想的には相容れ無かったけれど、人間的に妙な魅力が在る人だった。

 

 

⑥ “都知事選での分裂選挙”と言えば・・・磯村尚徳

先日の都知事選同様、1991年の都知事選も分裂選挙だった。与党自民党等が推薦したのは、NHK看板報道番組となった「ニュースセンター9時」で初代キャスターを務める等、報道で華々しい活躍を見せ、“ミスターNHK”とも呼ばれた磯村尚徳氏。其れ、自民党は現職鈴木俊一氏を推薦し続けて来たが、高齢(当時80歳)と多選(4期目)を理由に、磯村氏の推薦に切り替えた。一方、自民党都連は引き続き、鈴木氏を推薦する事に。

 

「磯村氏のエリート臭さを払拭し、親しみ易さ民にアピールする。」という事で、当時の自民党幹事長小沢一郎氏が練り上げた作戦が、「銭湯で都民と触れ合う磯村氏。」という物だった。「真っ裸になった磯村氏が、笑顔を浮かべ乍ら、客の背中をタオルで擦る。」という映像が何度も放送されたけれど、“余りにも態とらしい演出”が有権者の反発を買い、結果的に残ったのは小汚い裸を晒した磯村氏”という記憶だけ。「其れ迄に積み上げて来た実績が、此の演出によって全て瓦解してしまった。」という感が在る。

 

以降、“都知事選での分裂選挙”という話題が取り上げられる度(今回もだが。)、「真っ裸になった磯村氏が、笑顔を浮かべ乍ら、客の背中をタオルで擦る。」という映像が、何度も何度も流されて来た。自分が選んだ事とはいえ、磯村氏には同情の思いが。

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