先週のパ・リーグに引き続き、昨日はセ・リーグの公式戦が幕を上げた。昨年日本一を達成したドラゴンズは本拠地・ナゴヤドームにカープを迎え、2対2の引き分けに。そしてタイガースは京セラドーム大阪にてベイスターズと闘い、4対2でタイガースが勝利を収めた。2試合共に最後迄目が離せない、良い内容だったと思う。
そして我がジャイアンツは神宮球場にてスワローズと闘い、2対6でスワローズに負けを喫した。点差は4点なれど試合内容を見ると、それ以上の差で負けた様な惨敗具合だ。スワローズの先発・石川雅規の出来が良かったにしても、余りに打てなさ過ぎる。オープン戦からずっと火を噴かないジャイアンツ打線故、打てない事自体は驚きに値しないのだが、打てないなら打てないなりにチームとして打開策を打ち出せば良い物を、その気配すら全く感じられなかったのが腹立たしい。一体、打撃コーチは何をしているのだろうか?昨年オフから何度も当ブログで指摘している様に、内田順三氏及び伊勢孝夫氏という有能な打撃コーチを解雇して、“御友達”を後任に据えた影響が出ているのだろう。又、“広岡御大”がジャイアンツの走力及び守備力のレベル・ダウンを指摘していたが、昨日の試合ではヒヤッとさせる守備がジャイアンツ側に幾つか見受けられた。開幕戦だけで全てを論じてしまうのはどうかと思うが、ジャイアンツ・ファンにとって不安が残る1試合で在ったのは間違い無いだろう。
今季のジャイアンツを占う上で、自分は2つの点に注目していた。1つは「ジャイアンツの開幕投手を誰が務めるのか?」という点。マスメディアでは高橋尚成投手が本命視されていたが、「開幕戦を是が非でも勝ちに行く。(全144試合在る内の単なる1試合と捉えない。)」という思いが原辰徳監督に在る“ならば”、どれだけ好調でも突如大崩れする可能性を秘めている高橋投手よりも、安定感では格段に上回る上原浩治投手を開幕投手にした方がベターと思っていた。高橋投手には「此処一番に弱い投手」というイメージがずっと在り、大活躍した昨年ですらそのイメージは払拭されなかった。原監督が「開幕戦を単なる144分の1としか捉えていない。」“ならば”、昨日の負けは然程ダメージは残らないが・・・。
そしてもう1つ注目しているのは、4月1日からの対ドラゴンズ3連戦。この3連戦の先発をオーソドックスな選択で行くのか、はたまた奇襲を仕掛けるのかに注目している。
「原辰徳」という人物は妙にプライドが高過ぎる面が在り、それが彼の指揮官としての能力を減じさせている様に自分は見ている。昨年のクライマックスシリーズの第2ステージ初戦ではドラゴンズの奇襲作戦にまんまとやられ、先発を読み違えたジャイアンツ。結局このショックが尾を引き、そのまま3連敗。日本シリーズへの進出を逃してしまった。この事で原監督は、“ナベツネ”から「(ジャイアンツ・サイドの)完全な作戦ミス。落合監督の方が(原監督よりも)頭が良かったんじゃないか?」と酷評された訳だが、プライドが高過ぎる原監督としては意趣返しの思いを持ち続けているのではなかろうか。「落合監督が試みた奇襲作戦を、今季の初顔合わせで遣り返すんだ。」という子供っぽさを彼が見せたとしたら、今季“も”監督としての成長は望めないと言って良い。逆にオーソドックスな選択に出たならば、監督として少しは成長したと認めても良いだろう。
そして我がジャイアンツは神宮球場にてスワローズと闘い、2対6でスワローズに負けを喫した。点差は4点なれど試合内容を見ると、それ以上の差で負けた様な惨敗具合だ。スワローズの先発・石川雅規の出来が良かったにしても、余りに打てなさ過ぎる。オープン戦からずっと火を噴かないジャイアンツ打線故、打てない事自体は驚きに値しないのだが、打てないなら打てないなりにチームとして打開策を打ち出せば良い物を、その気配すら全く感じられなかったのが腹立たしい。一体、打撃コーチは何をしているのだろうか?昨年オフから何度も当ブログで指摘している様に、内田順三氏及び伊勢孝夫氏という有能な打撃コーチを解雇して、“御友達”を後任に据えた影響が出ているのだろう。又、“広岡御大”がジャイアンツの走力及び守備力のレベル・ダウンを指摘していたが、昨日の試合ではヒヤッとさせる守備がジャイアンツ側に幾つか見受けられた。開幕戦だけで全てを論じてしまうのはどうかと思うが、ジャイアンツ・ファンにとって不安が残る1試合で在ったのは間違い無いだろう。
今季のジャイアンツを占う上で、自分は2つの点に注目していた。1つは「ジャイアンツの開幕投手を誰が務めるのか?」という点。マスメディアでは高橋尚成投手が本命視されていたが、「開幕戦を是が非でも勝ちに行く。(全144試合在る内の単なる1試合と捉えない。)」という思いが原辰徳監督に在る“ならば”、どれだけ好調でも突如大崩れする可能性を秘めている高橋投手よりも、安定感では格段に上回る上原浩治投手を開幕投手にした方がベターと思っていた。高橋投手には「此処一番に弱い投手」というイメージがずっと在り、大活躍した昨年ですらそのイメージは払拭されなかった。原監督が「開幕戦を単なる144分の1としか捉えていない。」“ならば”、昨日の負けは然程ダメージは残らないが・・・。
そしてもう1つ注目しているのは、4月1日からの対ドラゴンズ3連戦。この3連戦の先発をオーソドックスな選択で行くのか、はたまた奇襲を仕掛けるのかに注目している。
「原辰徳」という人物は妙にプライドが高過ぎる面が在り、それが彼の指揮官としての能力を減じさせている様に自分は見ている。昨年のクライマックスシリーズの第2ステージ初戦ではドラゴンズの奇襲作戦にまんまとやられ、先発を読み違えたジャイアンツ。結局このショックが尾を引き、そのまま3連敗。日本シリーズへの進出を逃してしまった。この事で原監督は、“ナベツネ”から「(ジャイアンツ・サイドの)完全な作戦ミス。落合監督の方が(原監督よりも)頭が良かったんじゃないか?」と酷評された訳だが、プライドが高過ぎる原監督としては意趣返しの思いを持ち続けているのではなかろうか。「落合監督が試みた奇襲作戦を、今季の初顔合わせで遣り返すんだ。」という子供っぽさを彼が見せたとしたら、今季“も”監督としての成長は望めないと言って良い。逆にオーソドックスな選択に出たならば、監督として少しは成長したと認めても良いだろう。
魔逆まさかの高橋尚開幕戦登板には驚きました
上原投手のブライドを踏みつける事に喜びを感じているのか?それともナベツネ桑田引退コメントの監督は原が4~5年やるだろ発言に浮かれているのか原監督
しかし神宮に相性が悪い高橋尚よりも沈黙の打線の評価ですが1試合では判断は早い様に思います症状は5~6試合は見てからでも遅くないのでは?!
正直ヤクルトのリセット効果が大石川投手の好投以上に…
川島/田中/青木/飯原ら機動力野球打線は想像以上に脅威になるかもしれず早めに潰して欲しい程今日は機能していました
広島ブラウン監督に見せてあげたい位でしたね(笑)
ジャイアンツ打線に関しては、昨日の1試合だけ(実際にはオープン戦を含めるともっとになりますが。)でどうこう判断してしまうのは、確かに気が早過ぎるかもしれませんね。以前の記事でも触れました様に、ジャイアンツ打線は何れ火を噴くのは間違い無いと思っているのですが、問題は昨日の試合の様に、相手投手が好投している際の攻略。「大勝はするものの、僅差の試合には滅法弱い。」というジャイアンツが、内田&伊勢両氏の解雇によって再び甦ってしまうのではないかと懸念しています。
スワローズ打線はコツコツと繋ぐ野球に徹していて、真綿で首を締められて行く様な怖さが在りました。これぞ“打線”といった感じで、“打点”に過ぎないジャイアンツ打線とは雲泥の差が。
昨日のカープは残念でしたね。大竹投手は何とかかんとか踏ん張っていただけに、川上投手に浴びた一発が実に勿体無く感じました。
1.開幕投手について
原監督というよりチーム自体が今年の開幕投手を決める際、どうしても開幕カード(スワローズ3連戦)の後のドラゴンズおよびタイガースとの6連戦を頭に置く必要があったと思うのです。
で、開幕投手となった尚成投手についてですが、私の手元にある情報を確認した所)クライマックスシリーズを含めて去年ドラゴンズ戦に5試合登板して1勝3敗(勝敗のついていない1試合も初回に4失点して序盤で降板)で(まぁ、スワローズ戦も4試合1勝2敗ですが)、2戦目に先発したグライシンガー投手についても、私が去年見たドラゴンズ戦での2試合より、ドラゴンズ打線に打ち込まれた記憶が強かったのです。そして、そういった情報をチームも把握していて、この2人をドラゴンズ3連戦から外したように思えるのです。
(ただ、この2人もドラゴンズ戦に先発しなければならない時が来ますので、そういった苦手意識を早めに払拭した方が良いとは思うのですが・・・)
さて、何故に尚成投手が開幕投手になったのかと、私なりに推測するに、移籍したてのグライシンガー投手に任せるという事に抵抗感があったというのもありますが、管理人様は彼に「此処一番に弱い投手」というイメージを抱いているのとは違って、グラウンド外の彼をなまじ知っちゃっている原監督は、「○○もおだてりゃ木に登ってくれる、ノリで勝てる奴」というイメージを彼に抱いていて、「お前は偉大なピッチャーだ」とかおだてて、大役に抜擢したのかと思われます(と言うか、原監督ならやりかねない)。
2.ドラゴンズ3連戦の先発について
1戦目は上原投手、2戦目を「エース格」という期待を込めて)内海投手と、オーソドックスに行くとは思っています。(もしかするとスワローズとの3戦目に先発する事も考えられますが、ドラゴンズ3連戦にぶつけられるエース級が上原投手のみというのはマズイ様な気がするので・・・)
ただ問題は3戦目の先発ですが、前述の「分の悪さによる登板回避」と矛盾する事になりますが、開幕投手の尚成投手を中5日で登板させるという「奇襲」があるかもしれません。
そうなると、グライシンガー投手や「スワローズとの3戦目の先発」も中5日でタイガース戦に登板させ、上原投手を中4日でタイガースとの3戦目にぶち込むかもしれません。正直そっちの方が「奇襲」と言ってよいでしょう。
3.原監督の自惚れ
管理人様は「原監督の、異様なまでの自惚れの強さ」を、「指揮官としての能力を減じさせている」要因と考えている様ですが、私とすれば、その「自惚れの強さ」こそが「原辰徳」という存在の”核”であり、1995年にトレード志願という形で「プロ野球選手・原辰徳」自身が「プロ野球選手」としての「自惚れの強さ」を喪失した事で、「プロ野球選手・原辰徳」は終わりを迎えたと考えております。
はてさて、「一軍監督・原辰徳」自身が「一軍監督」としての「自惚れの強さ」を喪失したとして、その先にあるのは「成長」なのか「破滅」なのか・・・。
「自惚れの強さが原監督の核」という見解、なるほどそういう見方も出来ますね。そういう自惚れの強さを嫌ったのか、はたまた自惚れを完膚無き迄に叩き潰して成長を促す意図が在ったのか、それは本人のみぞ知るなのですが、ミスターが晩年の彼を“干した”のにはどちらかの思いが在った気がしています。結局はその事が余り良い方向に向かわなかった様で、ミスターと原監督の間には何となく微妙な隙間を感じてしまうのは自分だけでしょうか。
選手の個性は十人十色。その個性に合った起用をしないと、能力を最大限に引き出す事は難しいでしょう。個人的な見解で言うと、上原投手は強烈な爆発力は無いものの、常に一定レベルの力を出せる“長男タイプ”。そして高橋(尚)投手は此処一番には余り強く無いものの、調子が良いと爆発的な力を発揮する“次男坊タイプ”。内海投手は兄達の影に隠れて自由奔放にやらして上げれば、とんでもない力を発揮出来る“三男坊タイプ”という感じがしています。勿論、環境が変わる事でその個性も変わって行くものですが、高橋(尚)投手の場合は“次男坊的気質”が染み付いている気がして、開幕戦ではプレッシャーで押し潰されてしまうのではないかという懸念が在りました。
原監督に望みたいのは、開幕2連敗を受けてバタバタしないで欲しいという事。妙な奇襲に走らず、じっくり腰を据えて闘って欲しい。名将・落合監督を前にして奇襲作戦を採る事は、却って相手の思う壺と言えましょう。
それにしても打てませんねえ。プロ野球選手で在る以上は、皆それなりに自分の野球観を持っていると思います。打撃に関してもコーチが一々アドヴァイスする物でも無く、いざスランプに陥ったら的確なアドヴァイス出来るのが良い打撃コーチと。これ程迄打てないのに、チームとしての打撃方針が全く見えない。又、バント失敗が続いたからといって、漫然とバント練習をさせれば良いという物では無い筈。今一つ何をしているのか判らないジャイアンツの打撃コーチには、一層の奮起を望みたいです。
『神宮の呪い』
でした。
もちろん連敗した巨人を、強烈に皮肉ったものです。
ヤクルト スワローズは、4番とエースを引き抜かれていますからね。
記者も、随分前からこのネタを考えていたのではないでしょうか。
巨人は4月1日から、ドラゴンズとの3連戦ですね。
去年、リーグ優勝したけれど日本シリーズに出場できなかったチーム
対
去年、日本一になったけれどリーグ優勝できなかったチーム
との戦いですね。
今年は、因縁対決が多いですね。
せっかく、よそやらアンチからぼろくそに言われるような贅沢な補強をしたくせに打線のつながりが欠いてるようだったり、投手陣では中継ぎが崩壊するなど本当に先が思いやられる気持ちです。
そして、原監督に関しても先が思いやられます。2試合目で分かったはずの中継ぎ陣の不調を無視して、今日の3試合目、(確かに、亀井につないで勝ち越したいのは気持ちとして分かるけど)調子のまだ良い栂野に代打策を取り、その後の吉武、西村の崩壊につながる流れを見誤った投手起用。
そして、後半ではここのところで打率が一番よいキムタクを変えたり、試合の流れを読むことや選手の調子や個性を把握するなどの采配能力に成長の様子がまるでないように思えます。
3試合目で判断するのは早計かなとは思うのですが負け方が昨年の采配ミスの時のような状況のようですのでそう思えます。
今年はこれだけの戦力があるのですから普通の監督なら優勝できるとは思うのですが、まあ、食材がどんなに良くてもシェフの調理がまずけりゃだめな料理になるのと同様、戦力は良くても監督の采配がまずけりゃ試合は壊れるということになるでしょう。クライマックスシリーズ出場は当然として、クライマックス突破できなければ去就問題、というか監督に戦力外通告すべきでしょう。
そのくらいの危機感を持って原さんには監督をしてもらいたいですね。
原采配に対して感じている疑問を、Naru2様が全て代弁して下さったという思いです。指揮官の迷いが露骨に感じられてしまう一貫性の全く無い攻めも然る事乍ら、投手の見極めが悪過ぎる。好調時のグライシンガー投手なら未だしも、昨日の彼は明らかに絶不調で在り、代打を送るタイミングが遅かった。又、吉武&西村両投手も素人目に不調が判るのに、引っ張り過ぎて傷口を広げてしまった。以前より原采配で気に入らない点の一つに、指揮官自身の“選択ミス”で広げてしまった傷口を、全て選手達におっ被せた“かの様に”当該選手を即刻二軍落ちさせるという遣り方。これでは選手が腐るだけですし、若手選手ならば伸びる芽も伸びない事でしょう。開幕3連敗のスケープゴートに、西村投手や坂本選手がされなければ良いが・・・と願うばかりです。
指揮官が確固たる戦略&方針を持ち、じっくり腰を据えて闘えば、ジャイアンツは優勝出来る環境に在る筈。これでクライマックスシリーズを突破出来なければ、仰る様に原監督の進退問題に繋がって当然と自分も考えます。今年は自分の意思によって、“御友達”で周りを固めたのでしょうから。