
普通に考えると実現不可能と思われる事が、意外とスンナリ実現してしまう場合も在る。以前「現代版わらしべ長者」という記事で、モントリオール在住の青年が赤いクリップ1つを元手に、物々交換によって最終的には家を手に入れようと試みているという話を紹介した。約2ヶ月前の段階では、赤いクリップが「アリゾナ州フェニックスに在る家を1年間借りる契約」へと姿を変えていたのだが、何とこの程念願の一軒家を入手するに到ったという。詳細はこちらの記事を読んで戴くとして、その一軒家はカナダのサスカチュワン州キプリングという町に在り、1920年に建てられたものの最近リフォームされた、床面積1,100平方フィート(約102㎡)の2階建てとか。ベッドルーム3つにバスルーム、キッチン、リビングルーム、ダイニングルームが備わった家とは、全く以って羨ましい限りだ。「念ずれば花開く。」とは正にこの事か。
「実現不可能な任務の達成」と言えば、「ミッション・インポッシブル」。先日、「佐賀のがばいばあちゃん」を観終えたその足で、梯子して観て来たのがトム・クルーズ氏主演の最新作「M:i:Ⅲ」。「ミッション・インポッシブル」シリーズの第三弾だ。
子供の頃、海外のドラマが結構好きだった。「奥様は魔女」や「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」、「チャーリーズ・エンジェル」等を夢中になって見ていたが、最も好きだったのが「スパイ大作戦」。Impossible Mission Forceなる秘密組織からの指令を受け、実現不可能とも思える任務を、抜群の才知と行動力でこなして行くスパイ達の姿がとても格好良く感じられたのだ。とりわけ(第二シーズン以降の)リーダーだったピーター・グレイブス氏演ずる所のジム・フェルプスの渋さが堪らなく好きで、「スパイ大作戦」及び「新スパイ大作戦」の全作品をDVDで所有している程。これ迄に何度も見直しているが、今でもあのOP曲を耳にすると気持ちが高鳴ってしまうのだから、「病膏肓に入る」とは正しくこの事だろう。
そんな自分だからこそ、映画「ミッション・インポッシブル」シリーズは第一弾&第二弾共に何度も見ているし、当然DVDも所有している。「スパイ大作戦」の流れを汲んでいる*1作品なのは言う迄も無いが、主演が好きな俳優の一人のトム・クルーズ氏というのも大きい。
彼を最初に知ったのは、1983年に製作された映画「卒業白書」。勿論、彼の事等は全く知る由も無く、「青い体験」等のエロさを期待して見たのだが
、嫉妬心すらも吹っ飛んでしまう程の彼の端正なマスクに、同性ながら見入ってしまった。それ以降、彼がディスクレシア(失読症)という障害を抱えながらも頑張っている姿にも共感を覚え、彼の主演する映画を多く見る様になった。
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アメリカのスパイ組織IMFに所属するイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、心身を磨り減らす現場から離れ、スパイ養成の教官として働いていた。婚約者ジュリア(ミシェル・モナハン)との結婚を間近に控え、幸せな日々を送っていた彼の元に、嘗て彼自らが指導した女性スパイのリンジー(ケリー・ラッセル)が国際的な武器商人のオーウェン・ディヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の捕獲作戦に失敗し、逆に捕らえられてしまったとの知らせが届く。戸惑いながらも、3人の”仲間”と共に彼女の救出の為現場復帰を果たす彼。そして無事に任務を遂行したと思ったのも束の間・・・。
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謎の暗号名「ラビット・フット」とは何か?そして、婚約者ジュリアに迫る魔の手。ベルリンやイタリア、上海等、世界各地を舞台にしたアクションが続く。展開に無理を感じる所も在るし、”真の悪”が誰なのかも割合容易に当てられるとは思う。でもシリーズ3作の中では、最もスパイ映画らしい醍醐味を味わわせてくれた作品で大満足。トム・クルーズ氏も相変わらず格好良い。
唯、一点気になったのが、結果的にイーサン・ハントが妻帯者になったという事実。主役のスパイはローン・ウルフで、且つ数多の美女達とのラブ・ロマンスを演じるというのがスパイ映画の魅力だと思っているので、妻帯者となったイーサン・ハントの今後の活動範囲が狭まってしまうのではないか、即ち第4弾の製作が危ぶまれる様な気がしている。ラストにジュリアがIMFのメンバー達*2と談笑しているシーンが在ったので、彼女がスパイのメンバーとなって、夫婦でスパイ活動をして行くという展開も考えられなくは無いが、そうなると一寸興醒めな思いも・・・。
総合評価としては星4つの内容だった。
*1 TV番組「スパイ大作戦」シリーズと映画「ミッション・インポッシブル」シリーズでは、キャラクター設定がかなり異なっている。何よりもショックだったのが、あのジム・フェルプスが映画では悪役になっていた事。これは違和感在り在りだったし、とても承服出来ない設定だった。
*2 イーサン・ハントの上官ブラッセルを演じているのがローレンス・フィッシュバーン氏。以前から彼が誰かに似ている気がしてならなかったのだが、今回の映画を見ていてそれが誰なのか思い浮かんだ。「グラッチェ!」で御馴染みのケーシー高峰氏に風貌(特に肌の質感。)がソックリな気がする。是非、次回の作品ではケーシー高峰氏ばりに白衣を着込んで登場して欲しいもの。

「実現不可能な任務の達成」と言えば、「ミッション・インポッシブル」。先日、「佐賀のがばいばあちゃん」を観終えたその足で、梯子して観て来たのがトム・クルーズ氏主演の最新作「M:i:Ⅲ」。「ミッション・インポッシブル」シリーズの第三弾だ。
子供の頃、海外のドラマが結構好きだった。「奥様は魔女」や「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」、「チャーリーズ・エンジェル」等を夢中になって見ていたが、最も好きだったのが「スパイ大作戦」。Impossible Mission Forceなる秘密組織からの指令を受け、実現不可能とも思える任務を、抜群の才知と行動力でこなして行くスパイ達の姿がとても格好良く感じられたのだ。とりわけ(第二シーズン以降の)リーダーだったピーター・グレイブス氏演ずる所のジム・フェルプスの渋さが堪らなく好きで、「スパイ大作戦」及び「新スパイ大作戦」の全作品をDVDで所有している程。これ迄に何度も見直しているが、今でもあのOP曲を耳にすると気持ちが高鳴ってしまうのだから、「病膏肓に入る」とは正しくこの事だろう。
そんな自分だからこそ、映画「ミッション・インポッシブル」シリーズは第一弾&第二弾共に何度も見ているし、当然DVDも所有している。「スパイ大作戦」の流れを汲んでいる*1作品なのは言う迄も無いが、主演が好きな俳優の一人のトム・クルーズ氏というのも大きい。
彼を最初に知ったのは、1983年に製作された映画「卒業白書」。勿論、彼の事等は全く知る由も無く、「青い体験」等のエロさを期待して見たのだが

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アメリカのスパイ組織IMFに所属するイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、心身を磨り減らす現場から離れ、スパイ養成の教官として働いていた。婚約者ジュリア(ミシェル・モナハン)との結婚を間近に控え、幸せな日々を送っていた彼の元に、嘗て彼自らが指導した女性スパイのリンジー(ケリー・ラッセル)が国際的な武器商人のオーウェン・ディヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の捕獲作戦に失敗し、逆に捕らえられてしまったとの知らせが届く。戸惑いながらも、3人の”仲間”と共に彼女の救出の為現場復帰を果たす彼。そして無事に任務を遂行したと思ったのも束の間・・・。
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謎の暗号名「ラビット・フット」とは何か?そして、婚約者ジュリアに迫る魔の手。ベルリンやイタリア、上海等、世界各地を舞台にしたアクションが続く。展開に無理を感じる所も在るし、”真の悪”が誰なのかも割合容易に当てられるとは思う。でもシリーズ3作の中では、最もスパイ映画らしい醍醐味を味わわせてくれた作品で大満足。トム・クルーズ氏も相変わらず格好良い。
唯、一点気になったのが、結果的にイーサン・ハントが妻帯者になったという事実。主役のスパイはローン・ウルフで、且つ数多の美女達とのラブ・ロマンスを演じるというのがスパイ映画の魅力だと思っているので、妻帯者となったイーサン・ハントの今後の活動範囲が狭まってしまうのではないか、即ち第4弾の製作が危ぶまれる様な気がしている。ラストにジュリアがIMFのメンバー達*2と談笑しているシーンが在ったので、彼女がスパイのメンバーとなって、夫婦でスパイ活動をして行くという展開も考えられなくは無いが、そうなると一寸興醒めな思いも・・・。
総合評価としては星4つの内容だった。

*1 TV番組「スパイ大作戦」シリーズと映画「ミッション・インポッシブル」シリーズでは、キャラクター設定がかなり異なっている。何よりもショックだったのが、あのジム・フェルプスが映画では悪役になっていた事。これは違和感在り在りだったし、とても承服出来ない設定だった。
*2 イーサン・ハントの上官ブラッセルを演じているのがローレンス・フィッシュバーン氏。以前から彼が誰かに似ている気がしてならなかったのだが、今回の映画を見ていてそれが誰なのか思い浮かんだ。「グラッチェ!」で御馴染みのケーシー高峰氏に風貌(特に肌の質感。)がソックリな気がする。是非、次回の作品ではケーシー高峰氏ばりに白衣を着込んで登場して欲しいもの。
確かにスパイは妻帯者になったらまずいでしょう(笑)スパイは孤独です。でも、以前シュワルツェネッガーがやったスパイ映画のように、奥様も一緒にスパイ活動をするのかも知れませんね。そう考えると、次回も楽しみです。
この映画に高得点つけている方、仲間で~~す
細かい突っ込みどころなんて吹き飛んでしまう程 いい出来だと思うんですけどね~~(o^-^o)
トム・クルーズが好きか嫌いかでも 意見は分かれますね^^ こればっかは しょうがないかもデス。
私も 余談ですが ディカプリオが こんな風に出ていたら 映画を楽しめなかったかも(笑)
「ラビッド・フット」は ウィルスなんでしょうかね~~謎ですね^^ 続編が楽しみですv(*'-^*)bぶいっ♪
たしかにイーサンが結婚してしまったことに
ちょっとガッカリというか、違和感ありでしたが、
そんなことを吹っ飛ばすくらいアクションシーンが
素晴らしかった
とりあえずジュリアにも仕事のことを理解して
もらえたようなので、後々もめたときは
(きっともめるでしょう)
ジュリアもIMFの一員に引き込むということで
続編を作りましょう。
「チャーリーズ・エンジェル」懐かしい
TBありがとうございました。
イーサンの結婚は誰もが彼の私生活とイメージをダブらせてしまうものでしたよね。
何となく奥さんとイメージ的に似ていたりするし。
トム・クルーズについてはもはやあれだけ普段の姿が「いいヒト」風にイメージづけられてしまうと演技がどーの・・・と言う前に「まぁいいか」となってしまいます。
(もともと彼に役づくりを求めているヒトもあまりいないか?)
ローレンス・フィッシュバーンがケーシー高峰・・・。
気がつきませんでした。
似てるかも。
次回作からドクター・ケーシーの顔が浮かんでヤバいかもしれません。(笑)
TBありがとうございました。
一線を退いているってことで納得はしましたけど、
結局、復帰しちゃったし(^_^;)
でも、シリーズ中で一番、アクションもすごかったし、
ドラマ性もあったし、最高でした(^o^)
トム・クルーズファンとしては
楽しみに待っていた映画でした。
皆さんが書いてるように結婚しちゃうのは
驚きでしたけど…。
もう今から4もやってくれないかと
期待してしまってるアタシです。笑。
ローレンスがちょっと可哀想な気もしますが、確かに暑苦しい顔ですね。(笑)
ほんと、イーサンが結婚しちゃったんで残念ですよ~もっといろんな美女とからんで欲しいですよね。
イーサンが結婚してしまうのはほんとに以外と言うか、ガッカリです。
シリーズ4はあるのでしょうかね・・・?
そして、思いもかけず私の記憶違いを正していただきありがとうございます。
「スパイ大作戦」・・・子どもの頃に大好きだったTV番組で、あのテーマミュージックとともにダイナマイトの導火線に火がついてだんだん短くなっていく映像が頭に焼き付いています。
が・・・主演がロバート・ワグナーだったと思い込んでいたら、ピーター・グレイブスだったとは・・・
飛んで行ってみて、そう言えばそうだったと思い出しました。
ロバート・ワグナーは「プロスパイ」でしたね!?
子どもの頃の記憶はかなり曖昧ですね?(苦笑)
早速訂正しなくては・・・
思い出させていただきありがとうございました。
チョッと怠けていまして・・・・お返し遅くなりました。
・・・で、giants-55さんのブログを覗いて「えぇ~っ『M:i:3』でケーシー高峰?」「若い頃は、ちょっと良い男じゃない!」って、笑ってしまいました。
私の頭の中のケーシー高峰サンは、笑点で白衣着て白板の前に立つ姿ですから。
最後まで読むと理由がわかるだけど、うまく読ませますね。
「山田く~ん」座布団2枚・・・です。