外を少し歩いただけで、じわっと汗が噴き出す昨日の日中、今年も横浜・野毛の「第43回野毛大道芸」に行って来た。6年前に初めて見て以来、2013年、2014年、2015年、2017年と足を運び、今回が6回目の参加となる。芸人好きな自分にとって、此の時期の楽しみなイヴェントだ。
汗ダクダクになる陽気にも拘わらず、客足は多かった。1987年に始まった此のイヴェントもすっかり定着し、楽しみにしている人が多いという証左だろう。
紫穂さん
紙磨呂氏
基本的に“肉体を激しく使ったパフォーマンス”が好きなので、例年通り桔梗ブラザーズと中国雑技芸術団のパフォーマンスは非常に楽しめた。
桔梗ブラザーズ
中国雑技芸術団
又、今回初めて見させて貰ったのだが、DemaNToidの2人の体を張ったパフォーマンスは、爽快ですら在った。
DemaNToid
今年は裏通りを意識して回ったのだが、「人間ジュークボックス」【動画】なるパフォーマンスのタカパーチ氏は最高!1990年の野毛大道芸に、此のパフォーマンスで初参戦されたそうで、自分が参加した回にも出演されていたのかもしれないが、今回、初めて見させて貰った。
タカパーチ氏
紙で作ったジュークボックスの中に、タカパーチ氏が入っている。普段は“画面”が閉じられているのだが、右横に在る投入口に200円入れると、(糸をスルスルッと引っ張って)画面が開き、トランペットを持ったタカパーチ氏が登場する。「今日は~。」と笑顔で挨拶する彼。多くの曲が記されたメニューの中から客が選曲すると、即座にトランペットやタンブリンを使って演奏し、終わると「どうも有難う御座いま~す。」と言った後、「フルフルフルフルフル フ~ルフ~ルフ~ルフルン♪」という何とも脱力系の音を出し、「スーダラ節」【動画】で植木等氏が見せた様な“何とも言えない流し目”を見せつつ、画面は閉じられる。何度見ても笑ってしまい、多くの客が曲のリクエストをしていた。来年も是非見たいパフォーマンスで在る。