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「電話番号案内『104』終了へ・・・NTT東・西、スマホ普及で需要落ち込む」(7月18日、読売新聞)
NTT東日本とNTT西日本が、「104」の番号で受け付けている電話番号案内サーヴィスを終了する方針を固めた。スマートフォンの普及で固定電話の利用が減り、需要が落ち込んでいた。近く発表する。
104は、オペレーターに知りたい相手の名前と住所を伝えると、電話番号が判るサーヴィスだ。NTT東西の固定電話の場合、利用する時間帯や頻度に応じて、1回当たり66円~165円が掛かる。
インターネット等、電話番号を知る手段が増え、サーヴィスが始まった1989年度に13億回近く在った利用回数は、2022年度に約2,000万回迄減った。
NTT東西は、企業や飲食店の電話番号を記した「タウンページ」の紙の冊子を廃止する方針も固めている。
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此のニュースを読んだ際、驚いた事が3つ在る。1つ目は、「電話番号案内サーヴィスの『104』って、未だ遣っていたの?」という事。電話番号が判らない時、大昔は「104」に電話した事も在ったが、元記事にも在る様に、今ではネット等で簡単に調べられる事から、「104」は疾うの昔に廃止されたと思っていたので。
2つ目は、「『104』のサーヴィスが開始されたのが1989年だった。」という事実。35年前と言えば大昔では在るが、もっともっと昔から使われていた様に思っていた。
そして3つ目は、「利用者が大幅に減ったとはいえ、2年前の時点で年間約2,000万回“も”利用されていた。」という事実。ネット等に疎い人達にとっては、未だ未だ需要が在るサーヴィスなのだろう。(「そんなサーヴィスを、廃止してしまっても良いのだろうか?」という思いが無くも無いけれど。)
10年前に書いた記事「未だ続いていた事が驚き」の中で、自分が子供だった大昔、利用した事の在る電話サーヴィスに付いて記した。既に無くなっている電話サーヴィスが在る一方、未だ“現役”の物も在ると知って、何か嬉しい思いになった。此の時点でも“現役”だった「104」が、軈て消える事に・・・。