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「『ガラケー』出荷台数、7年振りに増加」(2月3日、読売新聞)
調査会社のMM総研が3日発表した「2014年の国内携帯電話出荷台数」によると、「ガラケー(ガラパゴス携帯電話)」とも呼ばれる従来型の携帯電話の出荷台数が、前年比5.7%増の1,058万台と、2007年以来7年振りに増加した。
携帯電話全体の出荷台数は2.5%減の3,828万台と、2年連続で減少した。スマートフォンが5.3%減の2,770万台となったのが要因だ。
MM総研は、「ガラケー回帰」の理由に付いて「(1)スマホの通信料金の高さが敬遠された。」、「(2)一旦スマホを利用した後、通話のし易さから、従来型に戻る利用者が増えている。」等と分析している。
携帯大手各社も、従来型利用者向けの施策を強化している。ソフトバンクモバイルは5月末迄、他社から同社の従来型に乗り換えた場合、基本料金が約4割引きとなるキャンペーンを行っている。KDDI(au)は、従来型として初めて次世代高速通信(LTE)に対応した端末を、今月下旬に発売する。
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2年前の記事でも書いた様に、自分は所謂“ガラケー”を使い続けている。“スマホ”の機能に魅力的な物が在るのは認めるけれど、だからと言って、外出先でインターネットを利用する必然性が自分の場合は無いし、何よりも月額料金が高過ぎるのが、スマホに切り替えない大きな要因。“格安スマホ”なんていうのも登場しているが、「通話機能」と「メール機能」の2つさえ在れば充分に事足りる人間としては、其れでも高過ぎるのだ。
少し前迄、携帯大手各社は「スマホの新機種を次々に打ち出し、逆にガラケーの販売を縮小して行けば、ガラケーを使い続ける事での不便さが増大し、遠からずにガラケー利用者は“絶滅”するだろう。」と、“兵糧攻め”的な戦略を取っていたと思う。実際、ガラケーからスマホに切り替える人が増えて行き、自分の知り合いでもガラケー利用者は大きく減っていた。
しかし、「機能のシンプルさ」や「月額料金の安さ」というガラケーの魅力を再認識した人達が、ガラケーへの回帰をし始めているのだとしたら、ガラケー利用者の1人としては嬉しい話。
スマホを目の敵にしている訳では無い。スマホを利用したい人は、利用すれば良い。問題なのは「兵糧攻めの様な戦略を取っていた携帯大手各社」に在る訳で、ガラケー利用者向けの施策を強化し始めたというのは良い兆候だと思う。
何を隠そう、今は自分もガラケーと格安スマホの2台持ちなんです。(笑)
月額料金は両方足しても、2,500円程度。
携帯キャリアだと7,000円~、これは高過ぎますね!!
通話とメールしかしませんのでガラケーで充分です。
スマホは欲しいと思ったことは一度も有りません。
電車の中でスマホをいじってる人をよく見ますが、あれは何をしてるんでしょうね。だいたいゲームをしているのでしょう。私は電車では必ず読書してますので、ゲームはしません。スマホは必要なしです。
複数台の端末を所有している人を見掛けたりするのですが、そういう理由も在るのですね。大分前ですが、「御金が無い。」と言っている若者(20代?)が2台の携帯電話を持っていて、「御金が無いなら、1台にすれば良いのに。」と思ったもの。昔は可成り高かっただろうけれど、今は其処迄下がったんですね。其れでも、端末を殆ど使わない自分にとっては、未だ高いのですが。
方向音痴な人間故、「外出先でのナビゲーション機能は便利だなあ。」とは思うものの、其れ以外はメール機能だけで充分と感じています。
電車内で只管スマホを弄っている人達、本当に多いですね。他人様に迷惑を掛けている訳でも無いので(歩きスマホは非常に危険なので、此れは何とかして欲しいけれど。)、まあそういうのも自由ですが、一心不乱に延々と弄っているのは、正直不気味な感じがします。
買い替えの機種を選べるってのがうれしいなあ。
私は通話とTwitter、そしてJRおでかけネット
(携帯のメールはブログ投稿やTwitter投稿の手段以外あまり使わない)
にガラケーを使っているだけなのでこれで十分です。
なぜか身の回りの同僚、50前後のおばちゃん(私も含め)全員ドコモのガラケーなのが笑えます。
長年使用していた物が壊れ、仕方無く購入した家電製品も、多くの機能は使わない儘、ベーシックな機能だけで済んでしまう自分。携帯電話も、正にそんな感じです。
ですから、今回のニュースは、自分にとっても嬉しい話。何でもそうですが、1つだけに統合させてしまうのでは無く、多種多様な物が共存出来る世の中で在って欲しいもの。