今回の記事、最後迄きちんと読んで欲しい。最後迄読まずに流し読みされてしまうと、誤解や大きなトラブルを生んでしまう可能性が在るからだ。
良く覗かせて貰っている村長様のブログ「雑草の詩」に、「BCGが効いてる?」という記事が載っていた。「新型コロナウイルス感染拡大により世界中で死者が増え続けているが、「“BCGワクチンの予防接種が義務付けられている国”は“そうで無い国”と比べると、新型コロナウイルス感染による死者数が低い傾向が見られる。」という“説”が在るそうだ。村長様が紹介されているサイトに詳しく記されているが、確かに数字を見ると、そういう傾向は在る。
でも、“紹介されているサイトや村長様も指摘されている”様に、「『BCGワクチンの予防接種が“本当に”、新型コロナウイルス感染による死者数を下げる要因となっている。』という因果関係は明らかになっていないし、『今からBCGワクチンを接種すれば、新型コロナウイルスに効果が在る。』と考えるのも早計。」というのは、自分も其の通りだと思う。未知なる病への恐怖は理解出来るけれど、慌てて予防接種に走る事無く、確実な結果が出る迄待つべきだ。
で、色々調べてみた所、薬剤師&医療ジャーナリストの吉澤恵理さんの記事を見付けた。詳しくは当該記事を読んで戴きたいが、重要なポイントを抜粋してみた。
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・「新型コロナウイルスの予防を目的としてBCGワクチン接種を行い、副作用が発生するという事例。」が起きた。「成人には、“絶対にしてはならない”と明記して在る皮下注射。」を医師が行ったのが原因。BCGワクチン接種に関する“基本”を、医師が知らなかったというのは驚き。
・日本の場合、1949年よりBCGワクチンの接種を義務化。詰まり、現在71歳以下の人は、BCGワクチンを接種している可能性が高い。既にBCGワクチンを接種している人や、結核に感染した事の在る人がBCGワクチンの接種をすると、副作用が強く出てしまう可能性が在る。
・因果関係が全く判っていない上、本来の目的で受けるべき赤ちゃんへの接種が出来なくなってしまう危険性も在るので、新型コロナウイルス感染予防の意味合いでBCGワクチンの接種をするのは推奨出来ない。
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