昨年に引き続き、今年のゴールデン・ウィークも野毛に行って来た。「第39回野毛大道芸」を見る為で、今回が2回目となる。「観客動員数では、横浜市で最大のイヴェント。」という事だが、ポカポカ陽気という事も在り、2日目の昨日は観客で溢れ返っていた。
タイムテーブルの関係で、楽しみにしていた「中国雑技芸術団」【動画】のパフォーマンスを見られなかったのは残念だが、様々なタイプのパフォーマンスを1つの場所で見られるというのは、本当に嬉しい。
初めて見たパフォーマンスでは、「空豆」【動画】と「あっぱれ!吉沢屋」【動画】が特に印象に残った。「空豆」は猿回し芸を見せてくれるのだが、登場する2匹の猿が実に可愛らしい。又、パフォーマーの下ネタ(猿の豆君が遣る気を見せない時、パフォーマーが「遣る気スイッチを押しましょう。」と豆君の“大事な所”を押す仕草をする等。)を口にすると、子供達が半端無く喜んでいるのを見て、「自分が子供だった頃も、“ドリフ”の下ネタが大好きだったなあ。」と懐かしく感じた。子供、特に男の子は概して、下ネタが大好きなのだ。
【空豆】
【あっぱれ!吉沢屋】
昨年も見させて貰った「風船太郎」氏【動画】、「Mr.アパッチ」氏【動画】、「おじゃるず」【動画】といった面々は、安定感の在る面白さ。
【風船太郎氏】
【Mr.アパッチ氏】
【おじゃるず】
で、今年、自分が見た中で一番面白かったパフォーマーは、昨年同様に「桔梗ブラザーズ」【動画】の2人だった。世界的サーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」【動画】の登録パフォーマーでも在る彼等が繰り出す技の数々は、「切れ」、「スピード」、「難易度の高さ」が半端無い。観客を盛り上げるテクニック(態と失敗した後に、難しい技を決める所なんぞは、実に心憎い。)も素晴らしいし、其の必死さには、ついつい応援したくなってしまう。観客の盛り上がり度では、場内一だったと言っても過言では無い。トークも昨年より上手くなっていたし、進化し続けるパフォーマーだ。
【桔梗ブラザーズ】
昨年より来場者が多かったのだろうか、人混みでパフォーマンスが見辛いケースも在った。「前方の列の人を座らせる。」、「子供や高齢者は、優先して前方に座らせる。」等を、主催者は徹底した方が良いと思う。こんなにも面白いイヴェントなのだから、多くの人が満足出来る環境にしないと勿体無い。
来年も、野毛を訪れたい。
金粉ショーと言う目のやり場に困る出し物も堂々と披露されてます
俺が大道芸と言われて一番最初に頭に浮かぶのはテレビでちょくちょく見たポンプ人間です
このサイトを見てる人なら大半の人は知ってると思いますがお爺さんが生きた金魚を飲み小さい竿を片手に持ち釣り針の付いた糸を飲み込み糸に付いた鈴が鳴ったら引き上げて見事金魚を釣り上げる芸人です
この芸はこの方が死んでから見た事が無いからこの人だけの一代芸だったんでしょうね
俺の偏見だと分かってますがサーカスや大道芸や見世物小屋には何か物悲しいイメージが有ります
幼少時代の情報(ドラマ、漫画、映画など)が今も残ってるからかな
まぁサーカスや大道芸は今や誰もが認めるエンターテイメントですけどね
サイト主は靖国神社の見世物小屋(いつ開催されるか知らないけど)に行かれた事が有りますか?
「人間ポンプ」、勿論知ってます。上半身裸のおじさん(及川裸観氏【http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8A%E5%B7%9D%E8%A3%B8%E8%A6%B3】とダブってしまう所も在ったりするのですが。)が生きた金魚や電球等を胃に飲み込み、クイックイッと妙な腰振りをしてから、再度吐き出すという芸でしたね。凄いインパクトが在りました。
江戸川乱歩氏の少年探偵団シリーズを読んで育った世代ならば、サーカス等に対する“独特の思い”というのは在るでしょうね。怪しげな人間が潜んでいる場所と言えば、サーカスも其の1つでしたから(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/bc3ee3997a5071b0d060e27d1c061105)。
靖国神社の見世物小屋というのは見た事が無いのですが、子供の頃、夏祭りで蛇女の見世物小屋を何度か見掛けた事が在ります(http://blog.goo.ne.jp/giants-55/e/da77f0071eb40aee38c6005d5cae5e35)。「中に入って、見てみたい。」という好奇心は在ったのですが、小心者故、結局は入らず仕舞いで終わってしまいました。