①光と陰
田中将大投手のヤンキース入りが決まった。日本選手史上最高の「7年総額1億5,500万ドル(約163億円)」という超大型契約。税金で半分近く持って行かれるそうだが、我々庶民には想像出来ない程の高額さは変わりが無い。
「駒澤大学附属苫小牧高等学校→ゴールデンイーグルス」と、決して強豪とは言えない野球チームに籍を置いて来た彼。「自身の力で、強いチームに変えた。」という自負が在るで在ろう彼が、「メジャー最強チーム」と言って良いヤンキースを選んだ事に、「田中投手らしく無い。」とする声も在る様だが、個人的には応援したい。田中投手、メジャーでも頑張れ!!!
田中投手のヤンキース入りを大々的に報じた昨日のスポーツ紙だが、其の社会面に「元プロ野球選手が、銃刀法違反の容疑で現行犯逮捕された。」事が載っていた。軽自動車に積んだバッグの中に刃渡り16cmの包丁を入れていたそうで、「自殺する為に持っていた。」と当人は供述。
速球投手として将来を嘱望されるも、21歳で戦力外通告を受けた彼は、現在29歳。「そんな若さで、自殺を考えるなんて・・・。」と残念に思うけれど、「(田中投手の様に)華やかな面が在る一方で、多くの選手は活躍出来ずに終わってしまう。」というのがプロの世界の厳しさ。
② アホ過ぎ
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「静岡県警、パワハラで5人を懲戒 顔に熱い豆腐・・・LINE招待断られ」(1月23日、スポニチ)
静岡県警は23日、鍋の中で熱くなった豆腐を部下の顔に付ける等のパワーハラスメントを繰り返したとして、40代の警部補を停職1ヶ月、30代の巡査部長を減給10分の1(6ヶ月)とする等、計5人を懲戒処分とした。2人は、同日付けで依願退職した。
又、パワハラに関わった4人を、所属長注意等とした。県警は、9人の所属を明らかにしていない。
県警監察課によると、9人は昨年4月から8月迄の間、懇親会の席で、部下の20代男性巡査の顔に鍋の中で熱くなった豆腐を付けて軽い火傷を負わせた他、職場で此の巡査に腕立て伏せ120回を強要する等、日常的にパワハラをしていた。
9人は「無料通信アプリ『LINE』の招待を断ったので遣った。」、「(豆腐を顔に付けた時の)反応が面白かったので遣った。」等と話していると言う。
昨年8月に、他の職員が監察課に相談して発覚した。
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「他の職員が監察課に相談して発覚した。」という事は、第三者が看過出来ない程、執拗で悪質な虐めだったという事だろう。“村社会”や“縦社会”と言われる警察組織。被害に遭っていた男性巡査も、組織から完全排除される事を恐れ、自身では訴えられなかったのかもしれない。「自殺によって、初めて虐めが発覚。」というケースが多いだけに、そうで無かった事は幸い。
其れにしても、「無料通信アプリ『LINE』の招待を断ったので遣った。」とか「(豆腐を顔に付けた時の)反応が面白かったので遣った。」とか、パワハラに関与した連中の“言い訳”が、余りにもアホ過ぎる。良い歳をした大人の言動とは到底思えないし、「小学生の餓鬼みたいだ。」と言ったら、「俺達は、そんなに馬鹿じゃない。」と当の小学生から言われそうな程だ。
マヌケ様の勤務先、想像を絶する面白さが在りますね。ドリフのコントを見ている様な、そんな感じが在ります。
御間抜けな社員が居られる一方で、マヌケ様の様な冷徹に物事を見ておられる社員達も居られるのだから、会社はきちんと成り立っているのでしょう。俯瞰的に言えば、一般社会自体も、そんな物なんでしょうね。