福岡県飯塚市が、市営のオートレース場「飯塚オート」内でのビール販売を中止すると先日発表した。福岡市職員が飲酒運転で幼児3人を死亡させた痛ましい事故は記憶に新しいが、来場者の約8割が自家用車で来場している現実を踏まえ、「公共施設から率先して、飲酒運転をさせないという機運を盛り上げる為」に場内でのビール販売中止に踏み切ったという。
公営競技場での酒類販売中止は全国初との事で、これによって客離れも懸念されている。飯塚オートは昨年、4年ぶりに黒字に転じたのだが、年間のビール売り上げは約3,000万円とも言われ、その売り上げ分が消え、尚且つ客離れが起こるとなると死活問題に為りかねないだろう。
唯、「先ずは”身内”から律して行こう。」という飯塚市の決断は高く評価したい。飲酒後の運転の可能性が強い場所では、やはり酒類の販売は許されるべきでは無いと思う。本来はドライバーのモラル&常識に委ねるべき問題なのだろうが、余りにも”御子ちゃま”な人間が増えてしまった以上、こういった措置が採られてしまうのは致し方ないだろう。飯塚オートの関係者は「ファン・サービスを強化する事で、客離が起きない様にしたい。」としているが、是非上手く行って欲しいものだ。
そして昨日のスポーツニッポンには、「愛煙家ケムたい ハワイ全面禁煙」という記事が載っていた。ハワイ州では今年11月16日から、公共の場所を全面禁煙とする”新禁煙法”が施行される。それにより禁煙区域はショッピング・センター、公共交通機関、ホテルのロビー、そして公共建築物等の出入り口から20フィート(約6m)の範囲も禁煙場所に指定される等、屋内外を問わず厳しく制限され、原則としてビーチでの喫煙も不可になるだろうとの事。喫煙可能な場所は個人の住居内やホテルの禁煙室、民間や半官半民の老人ホーム等、極めて制限された空間に限られる。そして今月の20日頃に決定する禁煙エリアの詳細次第では、禁煙区域が更に広がる可能性も在りそうだ。
違反者は個人で最大50ドル(約5,900円)、法人は最大500ドル(約5万9,000円)の罰金が科せられる。自分はこれ迄全く煙草を嗜まない人間なのでこの決定は諸手を挙げて賛成なのだが、愛煙家の人達にとってはさぞかし辛い話だろうなと同情もしてしまう。又、この事でハワイへの旅行客離れが起きるのではないかという懸念もされている様だ。
そう言えば、禁煙に関しては元々厳しい措置を採っていたシンガポールが、一段と厳しい措置を採るという報道を3ヶ月程前に目にした。原則的に屋内の飲食エリアは完全禁煙という事だったが、最早禁煙は世界的潮流という事なのだろう。
個人的には喜ばしい事なのだが、ヘビー・スモーカーだった亡き父がもし存命だったら、さぞかし住み難い世の中になったと嘆くだろうなと思ったりもする。
公営競技場での酒類販売中止は全国初との事で、これによって客離れも懸念されている。飯塚オートは昨年、4年ぶりに黒字に転じたのだが、年間のビール売り上げは約3,000万円とも言われ、その売り上げ分が消え、尚且つ客離れが起こるとなると死活問題に為りかねないだろう。
唯、「先ずは”身内”から律して行こう。」という飯塚市の決断は高く評価したい。飲酒後の運転の可能性が強い場所では、やはり酒類の販売は許されるべきでは無いと思う。本来はドライバーのモラル&常識に委ねるべき問題なのだろうが、余りにも”御子ちゃま”な人間が増えてしまった以上、こういった措置が採られてしまうのは致し方ないだろう。飯塚オートの関係者は「ファン・サービスを強化する事で、客離が起きない様にしたい。」としているが、是非上手く行って欲しいものだ。
そして昨日のスポーツニッポンには、「愛煙家ケムたい ハワイ全面禁煙」という記事が載っていた。ハワイ州では今年11月16日から、公共の場所を全面禁煙とする”新禁煙法”が施行される。それにより禁煙区域はショッピング・センター、公共交通機関、ホテルのロビー、そして公共建築物等の出入り口から20フィート(約6m)の範囲も禁煙場所に指定される等、屋内外を問わず厳しく制限され、原則としてビーチでの喫煙も不可になるだろうとの事。喫煙可能な場所は個人の住居内やホテルの禁煙室、民間や半官半民の老人ホーム等、極めて制限された空間に限られる。そして今月の20日頃に決定する禁煙エリアの詳細次第では、禁煙区域が更に広がる可能性も在りそうだ。
違反者は個人で最大50ドル(約5,900円)、法人は最大500ドル(約5万9,000円)の罰金が科せられる。自分はこれ迄全く煙草を嗜まない人間なのでこの決定は諸手を挙げて賛成なのだが、愛煙家の人達にとってはさぞかし辛い話だろうなと同情もしてしまう。又、この事でハワイへの旅行客離れが起きるのではないかという懸念もされている様だ。
そう言えば、禁煙に関しては元々厳しい措置を採っていたシンガポールが、一段と厳しい措置を採るという報道を3ヶ月程前に目にした。原則的に屋内の飲食エリアは完全禁煙という事だったが、最早禁煙は世界的潮流という事なのだろう。
個人的には喜ばしい事なのだが、ヘビー・スモーカーだった亡き父がもし存命だったら、さぞかし住み難い世の中になったと嘆くだろうなと思ったりもする。
常習性を高める為に、嗜好品に何等かの細工をするという話は良く聞きますね。真偽の程は判りませんが、コカコーラには嘗てコカインが原料として使用されていたという話も在りますし。(http://964.jp/Z44p)
御指摘の通り、「全ての情報が開示され、それを理解した上で」個々人が摂取するのは自己責任と言われて仕方在りませんが、情報が開示しない上で不健康なモノと判りながら販売しているとしたら、それは企業のモラルが問われるべきものでしょう。(一寸方向性は異なりますが、サブリミナル効果を利用した宣伝なんかも問題でしょう。)
嫌煙の自由も在れば、喫煙の自由も在る。ですから、他者に迷惑が全くかからない状態での禁煙はどうぞ御自由にという感じですが、公共の場で副流煙(煙草の先から立ち上る紫煙。)を吸わせられるのは勘弁願いたいもの。当人が吸っている主流煙より遥かに健康に害を与えるのが副流煙という事ですから、くれぐれも喫煙スペースでのみ吸って戴きたいです。
それと公共の場で平然と煙を吐き出しながら、「喫煙者は非喫煙者よりも税金を多く納めているのだから、何処で吸おうと勝手。」等というエクスキューズをする人が居ますが、これも全くおかしな話。確かに煙草を購入する事で多くの税金を納めているのでしょうが、煙草による健康被害での医療費は喫煙者が煙草購入によって支払っている税金を遥かに凌駕しているという話も在りますから。