アニメ制作では、老舗の1つと言って良い「竜の子プロダクション(略称:タツノコプロ)」 。設立されたのは1962年10月19日なので、今年で50周年を迎える。其れを記念して松屋銀座では、8月8日から20日迄、「タツノコプロテン」なる展示が行われていた。
「創業者の吉田竜夫氏や九里一平氏が描いた肉筆原画」や「アニメ制作に使用された設定画」、「セル画」、「絵コンテ」等々、貴重なアニメ関連資料が約300点展示されているという事で昨日、即ち19日に観に行って来た。
「科学忍者隊ガッチャマン」(動画)の肉筆原画が、最も印象に残った。時間を相当掛けたで在ろう精密な筆致にも目を見張ったが、浮き上がった筋肉等、兎に角絵がセクシー。立ち止まって、ずっと見ている人が多かったのも頷ける。
展示されている資料を目にすると、自分が如何に多くのタツノコプロのアニメを見て育って来たかを思い知らされる。再放送を含め、実際に見ていた作品を数えたら、16種類も在った。其処で其の16作品の中から、好きな順番を付けてみたいと思う。
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=タツノコプロ作品ベスト16=
1位: 「科学忍者隊ガッチャマン」
4位: 「昆虫物語 みなしごハッチ」(動画)
6位: 「新造人間キャシャーン」(動画)
13位:「ポールのミラクル大作戦」(動画)
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初めて見たタツノコプロ作品は、恐らく「マッハGoGoGo」の再放送ではなかったか。其れ迄のアニメとは異なる、“バタ臭い”絵に斬新さを感じた一方、後に大ファンとなる手塚治虫氏を思わせる「丸っこい絵のタッチ」にも、心地良さを覚えたのかもしれない。
一番好きな作品に選んだ「科学忍者隊ガッチャマン」は、キャラクター其れ其れも良かったけれど(悪役の「ベルク・カッツェ」なんぞは、「良くもこんな個性的なキャラクターを考え付いたものだ。」と感心してしまう。)、ガッチャマン達が乗り込む“メカ”が本当に格好良かった。御年玉で、「ゴッドフェニックス」のプラモデルを買った記憶が在る。
【ゴッドフェニックス】
私は京都に住んいるので東京には行けないと思ってたのですが、大阪の阪神百貨店で8/22~開催される事が解りました。
そちらに行こうと思います。
今こちらでは、深夜放送で「新造人間キャシャーン」が放送し始めました。録画して見てます。
素晴らしい作品を次々に生み出して来ただけに、こういった“御祭り”は全国各地で開いて欲しいもの。ですので、関西地区でも行われるというのは、良かったなあと思います。
「新造人間キャシャーン」の再放送がされているのですね。ストーリーも然る事乍ら、オープニングで流れる「たった1つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の身体。鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンが遣らねば誰が遣る。」という納谷悟朗氏のナレーションも秀逸ですよね。
今後とも、何卒宜しく御願い致します。
タツノコの巨大モニュメントで解った。
やはり往年のファンとしては通りすぎできず、
別に閉鎖されてないのを幸いに、あちこち窓から覗いて回る。映写室とか現像室とかの廃墟らしきがあったです。ファンによる盗みなのか、
破壊の後が…中に入る気ならやれたのですが、
私は廃墟ブームの前に、幽霊物件探検をしていた次期があって、閉じ込められそうになったり、床が抜けたり、警察に通報されて逃げたり……と、怪我や犯罪者になるリスクが高いの知ってます。で、諦めました。
今でもあるのか知りませんが、あれお色直ししてタツノコ博物館にすれば、地域も金を出資してくれると思うのだけどなぁ。
アブダビ様も書かれている様に、少し前から「廃墟」がブームになっていますね。廃園になって以降、廃れる儘になっている元遊園地。「子供達の歓声で賑わっていた施設が、今は寂しさを感じさせる場所になっている。」というギャップに、人は魅了されるのでしょうね。所謂“軍艦島”も、そういう意味で魅力を感じます。
使い道の無い様な物が、工夫次第で金を生み出す。昔、満足は働き口に乏しく、高齢者しか居ない様な過疎地で、料理の添え物等にするべく、山の葉っぱを高齢者達が収集&販売するビジネスを立ち上げた所、大きな金を生み出したという話が在りましたけれど、タツノコプロの旧社屋も現在存在しているので在れば、アブダビ様が書かれている様な活用法は面白そう。