11年前、「打ち切り」という記事を書いた。「夢中になって見ていた海外ドラマ『生存者たち』や『V』、『4400 未知からの生還者』、『ALCATRAZ/アルカトラズ』が、途中で打ち切りになってしまい、結末が判らない儘な事を憤っている。」という内容。
先日、ラジオ番組を聞いていたら、アメリカ在住の映画評論家・町山智浩氏が、映画に付いて語っていた。其の中で驚いてしまったのは、「『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7弾として、昨年公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(総合評価:星3.5個)。其の“後編”の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』は当初、2024年6月に公開予定とされていたが、製作が中止されている。」という話に付いて。
話を聞いた瞬間、「嘘だろ!」と思ってしまった。7年前の記事「変装の名人」の中でも書いた様に、「子供の頃、海外ドラマが好きで良く見ており、特に好きだったのは『スパイ大作戦』シリーズ。だから、其の映画版で在り、トム・クルーズ氏主演の『ミッション:インポッシブル』シリーズは全作品を見続け、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』が公開されるのを待ち侘びていた。」から。
町山氏曰く、「『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の興行成績が余りにも悪く、最終的に1億ドル(約148億7千万円)近い“赤字”が出そうな事から、後編の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO』の製作が中止となった。」と。
「海外ドラマ『V』みたいに、途中で打ち切りになるのか・・・勘弁してくれよ。」と思い、念の為、調べてみた。此方の情報によると、“後編”の製作が中止になっているのは事実の様で、昨年アメリカで行われた映画俳優労組のストライキの影響も在るが、“前編”で巨額の赤字が出そうな事が製作中止の大きな理由の様だ。
唯、製作は中止されたものの、打ち切りという事では無い様で、「取り敢えず公開は、2025年5月に延期。」という形とか。「打ち切りでは無い。」というのが事実ならば、ファンの1人としては嬉しい限りだが、「前編の興行成績が全く振るわなかった事から、“験直し”に後編のタイトルは変更される予定。」と言う。