先日厚生労働省が発表した所によると、2003年度の国民医療費が前年度比1.9%増の31兆5,375億円で過去最高を記録。又、65歳以上の高齢者医療費は15兆8,823億円と国民医療費全体の50.4%を占め、これも過去最高なのだとか。国民1人当たりの医療費は、前年度比1.8%増の24万7,100円という事で、少子高齢化の影響が年々増大して来ている様だ。
大昔の話だが、ビートたけし氏がラジオで話していた事を思い出す。
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「この前さあ、近所の病院に行ったら爺さん婆さんが待合室で寄り集まって話してたんだよね。何とはなしに話聞いてたらさあ、或る婆さんが『○○さん最近見ないねえ。』って言ったら、他の爺さんが『病気になったから来れないんじゃないかねえ。』って言って、それに対して皆が『そうかもしれないねえ。』って相槌打ってやんの。『おいおい、病院は病気になって来る所だろ?おめえ達は何しに病院来てるんだよ!』って思わず突っ込み入れたくなったつーの。」
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ネタかもしれないが、自分も病院で似た様な会話を耳にした事が在るので、思わず笑ってしまったのだが、医療費が上昇の一途を辿り国の根幹をも揺るがし兼ねない状況下では、政治家の駄目さ加減を責めるだけではなく、国民の側も出来得る限り医療費を削減する努力に務めなければいけないのではないか。
病院通いを余儀なくされている人は勿論別だが、そうでなければ一寸した事で病院に駆け込む事は止めにしたり(保険で市販薬より安く薬が得られると、”置き薬”感覚で取り敢えず薬を貰いに行くというのも当然止めるべき。)、普段より健康維持の為に個々人が身体を鍛える等の意識改革が必要だろう。そして、いざ病院にかかる場合でも”工夫”をすべきだろう。
最近良く耳にするジェネリック医薬品を処方して貰えないか、医師や調剤薬局に相談するのもその一つ。この事で、患者の”薬の負担額”が半分以下になる場合も在る(薬代の他に、診察代や検査代等も在るので、窓口で支払う金額自体は2~3割程度安くなるとの事。)という話だ。
又、先日知ったのだが、薬局で貰う薬の説明書は情報提供料として100円(自己負担分は30円。)請求されており、毎回全く同じ薬を貰うので在れば、この説明書が不要で在る旨を伝える事で100円の医療費が浮かせられるという。たかが100円だが、国民全体を考えれば決して馬鹿に出来る額ではないと思う。
日本の医療費は海外に比べて極端に安いという事だが、「切り詰められる部分はドンドン切り詰めて行く。」という国民の意識が求められる時代に入ったのではないだろうか。
大昔の話だが、ビートたけし氏がラジオで話していた事を思い出す。
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「この前さあ、近所の病院に行ったら爺さん婆さんが待合室で寄り集まって話してたんだよね。何とはなしに話聞いてたらさあ、或る婆さんが『○○さん最近見ないねえ。』って言ったら、他の爺さんが『病気になったから来れないんじゃないかねえ。』って言って、それに対して皆が『そうかもしれないねえ。』って相槌打ってやんの。『おいおい、病院は病気になって来る所だろ?おめえ達は何しに病院来てるんだよ!』って思わず突っ込み入れたくなったつーの。」
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ネタかもしれないが、自分も病院で似た様な会話を耳にした事が在るので、思わず笑ってしまったのだが、医療費が上昇の一途を辿り国の根幹をも揺るがし兼ねない状況下では、政治家の駄目さ加減を責めるだけではなく、国民の側も出来得る限り医療費を削減する努力に務めなければいけないのではないか。
病院通いを余儀なくされている人は勿論別だが、そうでなければ一寸した事で病院に駆け込む事は止めにしたり(保険で市販薬より安く薬が得られると、”置き薬”感覚で取り敢えず薬を貰いに行くというのも当然止めるべき。)、普段より健康維持の為に個々人が身体を鍛える等の意識改革が必要だろう。そして、いざ病院にかかる場合でも”工夫”をすべきだろう。
最近良く耳にするジェネリック医薬品を処方して貰えないか、医師や調剤薬局に相談するのもその一つ。この事で、患者の”薬の負担額”が半分以下になる場合も在る(薬代の他に、診察代や検査代等も在るので、窓口で支払う金額自体は2~3割程度安くなるとの事。)という話だ。
又、先日知ったのだが、薬局で貰う薬の説明書は情報提供料として100円(自己負担分は30円。)請求されており、毎回全く同じ薬を貰うので在れば、この説明書が不要で在る旨を伝える事で100円の医療費が浮かせられるという。たかが100円だが、国民全体を考えれば決して馬鹿に出来る額ではないと思う。
日本の医療費は海外に比べて極端に安いという事だが、「切り詰められる部分はドンドン切り詰めて行く。」という国民の意識が求められる時代に入ったのではないだろうか。
医師のtmと申します。
ジェネリック薬品ですが、市中の病院またはその処方箋薬局では多かれ少なかれ採用しているところがほとんどで、おっしゃるようにすべて先行品でのお薬よりジェネリックを含んでいるほうが窓口でお支払いいただく料金は少なくて済みます。
ただジェネリック薬品も先行品とまったく同じ効果があるかというとこれも疑問で、成分が同じとうたっているものでも効果が悪い場合があります。
わかりやすいのは痛み止めで先行品ではロキソニン、ボルタレンなどですが、これらのジェネリックでは痛みが止まらないと訴える患者さんも多いです。
ジェネリックが粗悪品とまでは申しませんが、効果のキレは多少悪い場合もあるようです。
ジェネリック医薬品のPRを最近良く目にするのですが、必ずしも同一効果が得られるとは限らないのですね。デメリット面も在るのかなあとは思っていたのですが如何せん素人の哀しさで判りようもなく、このブログを見て下さっている方の中に医療現場で働いておられる方が少なからずいらっしゃるので、御意見を戴ければという他力本願的な部分も在ってこの記事を書いた所も在りました(^o^;;;。本当に有難うございました。
他にも何か良いアドヴァイス等ございましたら、是非御教示下さい。
これからも宜しく御願い致します。
40代から70代の健康教室を行うのですが、健康に対する意識が低いのは事実で、もう少し勉強してくれたら、もう少し自分たちがかかわっていくことができたら市民の医療費は削減できるのにって思います。
生活習慣病はこれまでの長年の生活の蓄積なので、歳を重ねると、生活習慣を変えることが非常に難しいですね。
子ども好きな私としては、子どもの時から、生活指導を親子でやった方がいいのではと思います。
最近ジャイアンツ若返りしていますね。
少しは希望の光が見えてきました。
ただ、監督に関しては、星野さんはいやだなぁ
もっと他の人にして欲しいですね。
自分自身も、30歳になる迄は健康に対する意識が非常に低かったと思います。かなり無理をしても何ともなかった20代を過ぎ、大酒を食らえば翌日に影響を残す様になった頃より、自身の健康管理を意識する様になりました。そんな好い加減な人間ですから、こんな記事を書くのも気が引けたのですが(笑)、でも今のままでは愛する我が国が傾国して行くのを座して見守るだけになってしまうのではないかと思い、書かせて戴きました。
政治家や官僚等を責めてばかりの自分ですが、自分も含めて国民もそれなりの自覚を持って協力していかなければいけない事も多く在ると感じています。
幼少時から健康に対する取り組みを親子で遣っていくというのは重要ですね。家族が顔を合わす時間が少ないとか、親子のコミュニケーションの薄さをどうするかといった問題は在りましょうが、大事な事なのでコミュニティーとして取り上げて行く等、様々な方向性で進めて行く必要が在るのかも。
星野氏のジャイアンツ入りに関しては自分も大反対です。どうしても、この方に関して記事にすると感情的な部分が先走ってしまうのですが(^o^;;;、自分のスタンスを明確にする意味で記事にしてみましたので、読んで戴けると幸いです。
手遅れになって慌てるのも困りますけど、些細なことでも「何かあったらすぐ病院」という意識も見直すべきかと思いますね。