ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

年末&年始のTV番組

2008年01月02日 | TV番組関連
年末から年始にかけてのTV番組、例年以上につまらない物が多い様に感じる。特に、昼から夕方にかけての番組の酷さは何なのか?「趣味の多様化で高い視聴率は望めない。」と、から白旗を掲げたかの様な再放送率の高さ。一昔前ならば年末&年始の番組はTVマンが「どうだ!」と心意気を見せる場だったなのに、再放送や遣っ付け仕事の様なヴァラエティー番組ばかりで御茶を濁すというのでは余りにも情けない。

大晦日に放送された「第58回NHK紅白歌合戦」の視聴率が発表された。関東地区は「第1部32・8%(前年比2・2ポイント増)、第2部39・5%(前年比0.3ポイント減)」、関西地区では「第1部33・2%(前年比4・7ポイント増)、第2部39.5%(前年比1.9ポイント増)」との事。関東地区での第2部視聴率は2004年に次ぐワースト2位だというが、番組全体で言えば数字はアップ。個人的には「かなり視聴率が落ち込む。」と踏んでいたので、予想外に健闘したという感じがしている。それ程迄に今回の紅白には魅力が乏しく、初出場の歌手はその殆どが顔も名前も知らない有り様。所属事務所の枠絡みで選ばれたとしか思えない常連組も目立ち、今回はザッピングでチラッと見る程度。ハムぞー所長様と同様に「第40回年忘れにっぽんの歌」をメインで試聴し、「安西マリアも遠目では若く見えるけど、アップになるとかなりきっついなあ。」、「オヨネーズ北原ミレイの歌っている姿が見られるのは、この番組ならではだなあ。」、「(元フィンガー5こと)T.AKIRAが『学園天国』で『Hey!』ってノリノリで呼び掛けてるのに、客席がドン引きしてるのはあかんでしょ。」等と画面に突っ込みを。

元日恒例の「第45回新春かくし芸大会2008」も、最早惰性で番組製作している感が。昔は「確固たる”本芸”を持った芸能人達が、”余芸”としての隠し芸を見せていた。」が、最近では「本業すらも何か判らない様な芸NO人達が、『これで感動しろ!』とばかりの押し付けがましさで団体芸を見せる。」場になってしまっている。隠し芸の大御所・堺正章氏ですら今回は、「単に趣味のゴルフをやっているだけでは?」と思ってしまう有り様。ハナ肇氏が胸像に扮していた頃のかくし芸大会が懐かしい。

余りにもつまらない番組ばかりなので、未読の本を読んで過ごしている年末&年始で在る。*1

*1 年末に購入した「君の唇に色あせぬ言葉を~阿久悠作詞集1978」をBGMにしての読書は、なかなかなもの。

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18 コメント

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今年の紅白 (tak)
2008-01-02 21:51:13
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて年末年始のテレビ番組についてですが、やはり「紅白歌合戦」をメインに考えて。。。

以下の文章は1月1日に私のmixiの日記に記載したものです。これを記載した後に視聴率がワースト2であったと発表されました。結果的には自分たちの見ているところと世間一般の興味が違うということになったのですが、なんら自分の意見はブレることはありませんでした。giants-55様とは違う見方と思われますが参考までにこちらに記載させていただきます。


今回の紅白歌合戦。周りに聞いても面白かった、良かったという声が割とあります。
アタシも同感。では前回と比べてどう良かったのか自分なりに分析してみた。

1出場歌手でなくサブキャストに意外性・バラエティー性を出してきた。
2演歌、ロック、グラビア系などの統一感のないキャスティングに見る方も慣れて来た。
3畑違いの鶴瓶だったが、アウェーでなくホームグラウンドの環境をNHKが作れた。
4それぞれの観たいゾーンの出場歌手を割りとまとめて出していた。
5お笑い芸人の使い方、配置の仕方が上手くはまった。
6それこそNHKでしか出来ない演出を存分に見せていた。
7「千の風になって」効果。
8故阿久悠さん作品の特集。

1に関しては司会の鶴瓶、ゲスト審査員の陣内&紀香などサブキャストに「この人のこれが見たい」という視聴者の潜在要求をきっちり押さえていた。前回の「ヌード肉襦袢の悪夢」が覚めていないNHKで、もしかしたら「何かやらかすかもしれない鶴瓶」を司会に抜擢したのが当たったともいえます。陣内&紀香のツーショットも披露宴以来で、これも見たい人が実は多かった。

2ここ数年でこういうごちゃ混ぜなキャスティングも、ある意味今の日本の芸能界、歌謡界を反映している事に漸く大多数の視聴者が慣れてきた。

3他局の番組でコンビで司会をしているスマップの中居君が紅組の司会。出場歌手には「鶴瓶の家族に乾杯」の主題歌をうたっているさだまさし、その他芸能界で親交のある歌手たちが割りと多く出ていた事によって鶴瓶自身がリラックスしてやれた事。

4アキバ、ヲタ系の「AKB48」「リアディゾン」「中川翔子」、ヴィジュアル系?の「小林幸子」「Gackt」、演歌の大御所「石川さゆり」「五木ひろし」などそれぞれの見たいゾーンを集中させた出演順であった。

5「おしりかじり虫」でのタカアンドトシ、「クールファイブ」でのムーディー勝山といったように歌と歌の間にネタをやらせるのではなく、出場歌手と一緒に歌わせてまたそれがはまっていた。

6大河ドラマ「風林火山」での川中島の合戦への出陣シーンを再現したGacktの演出は見事だったし、派手さはないが渋さと上手さを感じる演出だった石川さゆりなど、流石NHKと思わせるものも充分にあった。

7前回の紅白により反響を呼んだ「千の風になって」これを今回も連続出場とし、さらに今回は「吾亦紅」が初出場キャスティングされた。未発掘の名曲となりえる歌といった位置づけで視聴者に期待をもって見せることが出来た。

8昭和を代表する大作曲家の逝去により、その作品を懐かしみ改めて見直したいという視聴者の潜在的要望に応えた。

以上前回よりずっと良い出来だった紅白歌合戦について考察してみました。


Gackt「闇の終焉~Returner」
http://jp.youtube.com/watch?v=sQK_d95GatU

NHKの演出はかなり良いです。ただこの曲を冷静に聞くと本人の音楽的資質は?です。
曲のアレンジは格好いいんだけど、歌詞の言葉遣いに稚拙さが見受けられます。
彼いっそ役者の方がいいんでねーの? 
この時の眼力やセリフの言い方は中々肝が据わっていて、観ていても気持ちよい。

紅組トリの石川さゆり「津軽海峡冬景色」
http://jp.youtube.com/watch?v=X9OqgNA02Lg

大舞台で吹雪のみの演出だが、見る人をうっとりとまでさせる歌唱力、そして着物、髪型を含めて素晴らしく、まさに王道の演出。

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あっ 関東第二部のみダウンだったんですね。 (tak)
2008-01-02 22:18:54
あっ、視聴率自体は昨年より多少アップしていたのでうすね~関西なら一部、二部ともにアップだった。関東での第二部だけが若干ダウンだったんですね。ワースト2ってのはこの関東での第二部の話か。。。ならアタシの見方もある程度皆さん達と同じ思いであったのかなぁと改めて思った次第。
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年末年始のテレビ (アラメイン伯)
2008-01-02 22:31:13
あけましておめでとうございます。
本年もヨロシクお願いします。
貴ブログの適切な視点は素晴らしいと思っております。


さて、年末年始のテレビで僕が感心したのは
ギャル曽根ちゃん。
見事な食べっぷり。大丈夫かぁ~?って思うけどスゴイですよね。何処に入ってるのだろう。あんな女の子デートに連れて行ったら楽しいだろうね。
食べる量もスゴイけど食べ方もキレイです。そこにも感心しました。
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>tak様 (giants-55)
2008-01-03 00:02:56
書き込み有難う御座いました。

関西地区での視聴率が上がったというのは、やはり鶴瓶氏の起用が大きく影響しているのではないかという気がしています。M-1グランプリの視聴率もそうですが、単なる御笑いタレントでは無い芸人が出る番組は関西地区ではそれなりに高い数字を記録しますし、「喋繰りのプロ・鶴瓶氏がどういう話術を見せるだろうか。」と期待した関西地区の視聴者は結構居たのではないかと。勿論、ハプニングを期待した人も多かったのでしょうが(笑)。

食わず嫌いという事になってしまいますが、今回の歌手の顔触れを見て「こりゃ駄目だ。」と見切りを付けてしまった自分。それ故にザッピングでチラッとしか見ておりませんので、番組全体に関して語る資格は無いのですが、tak様の周りでの反応も良く、且つ視聴率的に若干上向いたという事は概して視聴者から受け容れられた構成だったという事なんでしょうね。

製作スタッフは数年がかりで紅白改革を行うとしており、その第一歩が今年という事です。取っ掛かりとしては成功したのでしょうが、個人的に駄目なのが「過去の名曲を、わざわざ現代風にアレンジして歌わせる演出」なんです。美川憲一氏の「さそり座の女」を今年は”パラパラ・ヴァージョン”で歌わせていましたが、やはりオリジナルで聞きたかったという思いが在ります。現代風のアレンジ自体を否定するものでは在りませんが・・・。
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謹賀新年でございます (ハムぞー)
2008-01-03 11:14:56
文中に私の名前が上がっていて
少しびっくりであります(笑)。

「年忘れ~」は家人いわく、
「休みの日に一人で見てください」
とのことで、
昨年購入したHDDデッキで録画済です。

>鶴瓶
今は関西ローカル芸人のときの
昔のいい意味の「アクの強さ」がなくなり
全国ネットに乗りやすい芸風になり
(私的には)つまらなくなったと思っています。
→NHKでとても番組を持つとは
 考えられなかったのに・・

彼のアナウンスが
よく言うと個性的
悪く言うとダラダラしたものに聞こえ、
中居くんの声の悪さとあわせ
聞きづらかったのであまり見ていません。

そういう昔の権威や雰囲気を
紅白に求めても、
最早どこにもないのでしょうね。

「行く年来る年」が民放共通だった頃が
最後だったかもしれません・・・
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今年もヨロシクお願いいたします (おりがみ)
2008-01-03 14:29:41
年末年始テレビで今のところベスト3は
1ボビーとバレンタインの対談(再放送も見てます)
2プロフェッショナル・イチロー(一弓かわいすぎ)
3宝塚(星組の『さくら』は華麗でした)
です。

番外で「6月にやったひばり特集の再放送」ついついみてしまいました。歌も映画もおもしろい。今彼女が元気に歌っていたらなって思います。
好き嫌いあるでしょうが、40すぎてから「美空ひばりも悪くないなぁ」と思うようになったわたしです。

「お墓の前で泣かないで」「再チャレンジ万歳」「離婚しました」みたいな歌が代表曲になっちゃう世相の暗さ(心の癒しを求めてるってコト)がどーしても引っかかっちゃった紅白でした。


あー、早くシーズン始まってほしいよう・・・。

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若者がどんどんテレビから離れる ((まめ)たぬき)
2008-01-03 15:08:16
WEBの出現で新聞や雑誌から離れ仲間内メディアという閉じた世界になっている傾向があるかもしれませんが
テレビがつまらなさ過ぎるような気がしてなりません。
最低だったのは大晦日(格闘技ばかり)と1月1日。
小学6年生の息子が「見るものない」と1月1日はげんなりしておりました。
どうせ再放送でお茶を濁すなら、各TV局にHPがあるのですから、「ぜひもう一度見たいこの番組」アンケートで決めていただければよいものを。
おりがみ様と似たり寄ったりの番組がベストです。
1ボビーとバレンタインの対談(再放送だけですが)
2プロフェッショナル・イチロー(一弓かわいすぎ)
3箱根駅伝(アナウンサーが絶叫しすぎなのを差し引けば。映像の力があるから、ラジオのようにハイテンションでやると鬱陶しいこと、AMラジオをあまり聴いていないだろう若手には想像がつかないのかもしれませんが)
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あけましておめでとうございます。 (hiro)
2008-01-03 18:28:56
本年も宜しくお願い致します。

ご無沙汰しております。
でもブログちゃんと拝見しておりました。

昨年は一旦警備業界を離れ、異業種に転職。
僅か4ヶ月で撃沈してしまいました。
その後、訳あって辞めた警備会社に再就職!
またバス管理をしながら臨警をしたりする、古巣の職場に戻るという波瀾万丈の1年でした。


正月のTV番組もそれなり観ましたが、イマイチ面白い番組は無いですねぇ・・・
ラジオを聴かなくなった様に、TVも余り観なくなってしまうのでしょうか・・・w
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コメント有難うございました。 (hiro)
2008-01-03 22:00:18
昨年はどちらかと言えば、自分自身に関しては不本意な年でした。
そんな中、ドラゴンズの日本一が全てを帳消しにしてくれました♪
今年は昨年以上に良い年にしたいものです。
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あけましておめでとうございます (Spa supernova)
2008-01-03 23:15:21
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

なんだか雑事に忙殺され、テレビサッパリ見られず。

そういえば東京に住む知人からのメールで、
「年末の電車内で大声でしゃべる迷惑な客がいたので聞きたくもないのに彼らの話を聞いていたら、どうやら某テレビ局の社員で年末の番組に関する不満や揉め事の類ばかり話していた。自分はあまりそういう話は好きではないのでゲンナリした」とのこと。
(出来れば彼らの話の内容も教えて欲しかった^^;)

明日はやっと雑事から解放されるのでNHKのFMで2時から大瀧詠一先生の日本歌謡曲講座があるので聞く予定^^。

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