俳優の丹波哲郎氏が御亡くなりになられた。享年84歳という事だが、とてもショックだ。昨年、体調を崩されたとの事でゲッソリと痩せられた御姿をTVで拝見した。風貌が全く変わってしまった程の嫌な痩せ方だった為、大丈夫かなとは思っていた。以前は御子息でやはり俳優の義隆氏御一家と共に、旅番組に良く出演されていたが、最近は御見掛けしない事が不安でも在った。
丹波氏というと若い世代は、”霊界案内のおじさん”というイメージが強いだろう。しかし自分にとっては「日本沈没」の山本総理役や、「砂の器」の今西栄太郎役、「新幹線大爆破」の須永刑事部長役、「二百三高地」の兒玉源太郎役等、存在感&重厚感を漂わせた映画俳優というイメージが在る。そして最も印象に強いのは、何と言っても大好きだったTVドラマ「Gメン’75」の黒木警視役だ。
今から30数年前よりTBS系列で放送されていた一連のアクション・ドラマが大好きだった。恐らく最初に見たのは「キイハンター」(モノクロ編では無く、カラー編の方。)だった様に思う。その後に続く「アイフル大作戦」(小川真由美さんが良かった。)や「バーディー大作戦」、そして「Gメン’75」とその殆どを見ていた。「アイフル大作戦」には丹波氏が出演されていなかったと思うが、その他は全て出演されていた。どの作品もスピード感溢れるアクションが格好良く、食い入る様にブラウン管を見詰めていたものだが、中でも「Gメン’75」は秀逸だった。”和製ドラゴン”こと倉田保昭の華麗なカンフー・シーンに魅了され、蟹江敬三氏演ずる凶悪犯・望月源治のシリーズではその怖さに慄然とさせられた。そして黒木警視のダンディーさには、男の美学を子供心に感じていた。
G’メン・シリーズは結局2001年に放送された「Gメン’75スペシャル2 東京-北海道トリック殺人事件」迄間を置いて続き、その時には丹波氏の役柄は黒木警察庁長官となっていたが、自分の中では永遠に黒木警視のままで在り続けている。
ずっとオリジナル・メンバーでの「Gメン’75」の新製作を望んでいたが、昨年に山田刑事役の藤木悠さんが鬼籍に入られた事でそれも叶わぬ夢となってしまった。そして黒木警視迄もが・・・。
友達と良く”Gメン歩き”をしていた頃が懐かしい。今はこの歌が頭の中でリフレーンしている。合掌
丹波氏というと若い世代は、”霊界案内のおじさん”というイメージが強いだろう。しかし自分にとっては「日本沈没」の山本総理役や、「砂の器」の今西栄太郎役、「新幹線大爆破」の須永刑事部長役、「二百三高地」の兒玉源太郎役等、存在感&重厚感を漂わせた映画俳優というイメージが在る。そして最も印象に強いのは、何と言っても大好きだったTVドラマ「Gメン’75」の黒木警視役だ。
今から30数年前よりTBS系列で放送されていた一連のアクション・ドラマが大好きだった。恐らく最初に見たのは「キイハンター」(モノクロ編では無く、カラー編の方。)だった様に思う。その後に続く「アイフル大作戦」(小川真由美さんが良かった。)や「バーディー大作戦」、そして「Gメン’75」とその殆どを見ていた。「アイフル大作戦」には丹波氏が出演されていなかったと思うが、その他は全て出演されていた。どの作品もスピード感溢れるアクションが格好良く、食い入る様にブラウン管を見詰めていたものだが、中でも「Gメン’75」は秀逸だった。”和製ドラゴン”こと倉田保昭の華麗なカンフー・シーンに魅了され、蟹江敬三氏演ずる凶悪犯・望月源治のシリーズではその怖さに慄然とさせられた。そして黒木警視のダンディーさには、男の美学を子供心に感じていた。
G’メン・シリーズは結局2001年に放送された「Gメン’75スペシャル2 東京-北海道トリック殺人事件」迄間を置いて続き、その時には丹波氏の役柄は黒木警察庁長官となっていたが、自分の中では永遠に黒木警視のままで在り続けている。
ずっとオリジナル・メンバーでの「Gメン’75」の新製作を望んでいたが、昨年に山田刑事役の藤木悠さんが鬼籍に入られた事でそれも叶わぬ夢となってしまった。そして黒木警視迄もが・・・。
友達と良く”Gメン歩き”をしていた頃が懐かしい。今はこの歌が頭の中でリフレーンしている。合掌
「キイハンター」、懐かしいですね。懐かしすぎて忘れていました(笑)
しかし、その貫禄にふさわしい役柄ですね、並んでみると。
合掌です。
「日本沈没」の内閣総理大臣をはじめ重厚な役をこなせる数少ない名優でした。
どんな役でも、役のほうが丹波哲郎という名優に寄ってくる。
そんな感じの役者さんでした。
心からご冥福をお祈りします。
丹波哲郎さんの死去のニュースは、本当にショックです。
役柄を離れても「愛すべき人物」でした。
語りたい事がありすぎて混乱していますが、
印象的な役柄、シーン、台詞は一晩語り明かしても追いつかないでしょう・・・。
いま私の心の中に蘇って来たエピソードがあります。
それは映画でもドラマでもなく、バラエティ番組です。
視聴者からの依頼を受けて、丹波さんが出張する企画でした。
細かな設定はさだかではありませんが、
親元を離れた青年の部屋に丹波さんが訪れ、
部屋で誕生祝いをすると云うものだったと思います。
二人のバニーガールを伴った丹波さんがいつもの調子でパーティをしていたのですが、
片方のバニーガールの女の子が泣き出してしまったのです。
“お前、どうしたんだ、何で泣いてるんだ?”
気づいた丹波さんが事情を尋ねると、
“田舎の両親のことを思い出したら悲しくなって・・”
そう答えながら、まだ泣いている彼女でした。
“そうか、お前は優しい子だなぁ”
私には丹波さんのその言葉の方が優しく響いて、泣けました。
バックステージでの丹波さんと監督、女優との関わりも作品以上に濃密で、
人と人、つながりというものを考えさせられました。
戦後はGHQで通訳の仕事に携わっていたと知り、驚きました。
本部のエレベーターでマッカーサーとも出会ったという話も耳にしたことがあります。
私が心から淋しいと感じる俳優さんの死でした。
こちらのblogで訃報を知りました。
私も黒木警視、大好きで、
丹波さんの演ずる役柄、すべて好きでした。
本当に存在感のある俳優さんで。
合掌です。
『Gメン75』の黒木警視は後半になるにつれ「静」のキャラになっていきましたが、自らもアクションを披露していた『キイハンター』が懐かしいです。
漏れ聞いたところによると、丹波さんは病院で洗髪してもらい「気持ち良さそうな顔をされているなー」と思ったら息を引き取っておられたとか・・・。うちの利用者さんたちは、「何も苦しまず、洗髪してサッパリして亡くなるなんて、いい死に方だよねぇ。」とおっしゃっていましたが、確かにそうだなぁと思います。
今ごろは大事にしていらした奥様と一緒に大霊界にいるのでしょうか?ご冥福をお祈りします。
トラックバックありがとうございます。
>中でも「Gメン’75」は秀逸だった。
やっぱボクにとってはリアルタイムな「Gメン’75」なんです。でも「Gメン’82」はあんまりだったんですが(>_<)