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「日本、年末年始もコロナ世界最多 中国4位、感染実態反映は不正確」(1月5日、共同通信)
世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス感染症の集計で、昨年12月26日から今月1日迄の週間感染者数は、日本が94万6,130人で、世界最多だった。一方、感染拡大が懸念されている中国は、韓国、米国に次いで4番目に多い21万人超に留まっており、WHOは実態を正確に反映していないと見ている。
同期間の週間死者数は、2,501人の米国が最多で、日本は2番目に多い1,941人。中国は5番目に多い648人だが、新型コロナ感染者が死亡した際、呼吸器系不全が原因で無い場合は死者数に含めていない為、WHOは死者数も過少報告されているとの見方を示している。
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日本の場合、昨年12月辺りから新型コロナウイルス感染症の感染者数が増加しているのも気になっているが、感染による死者数がグッと増加している事が、個人的にはとても気になっている。週刊誌報道等では分析結果が報じられていたけれど、国として「年代別に『ワクチン接種回数』と『感染割合及び死者の割合』との相関関係を、具体的に数字で出して欲しい。」と思う。(自分が知らないだけで、実際には出されているのかも知れないが。)じゃ無いと、「正しく恐れる。」事が出来ないから。
其れにしても、今回の中国の数字はとても考えられない。2021年時点の人口は、「中国:約14.120億人、アメリカ:約3.319億人、日本:約1.257億人」という事で、中国の人口は日本の「約11.23倍」、アメリカは「約2.64倍」という事になる。週間死者数が日本の場合「1,941人」なので、単純に人口比率で当て嵌めると、「中国:約21,797人、アメリカ:約5,124人」という計算になる。此の数字から言えば、「2,501人というアメリカの死者数は、約半分程で済んでいる。」という事で、無い数字では無いと思うが、「中国の648人というのは、全く考えられない数字。」と言って良い。流石、「習近平国家主席にとって“不都合な事実”は、徹底的に隠蔽する国。」だけの事は在る。
“被害”が中国内だけに留まれば問題は無いが、嘘だらけの数字を出し続ける事で、世界的に感染者数急増を招くのは明らか。本当に迷惑な話だ。