“其れ”以前には想像付かなかったで在ろう光景

「殆どの人がマスクを着用し、小忠実に手に除菌剤を掛ける。」、昨年は世界中で“当たり前の光景”となったが、“其れ”以前には全く当たり前では無かったし、殆どの人が想像付かなかった光景だろう。

「地震によって発生した大津波が日本を襲い、大勢の人が亡くなる。」というのは、歴史を振り返れば過去に日本でも発生している。でも、「２０１１年３月１０日」に日本で暮らしていた人々の中に、そういう光景を現実の物として持っていた人は、恐らく殆ど存在しなかっただろう。２０１１年３月１１日に発生した「東日本大震災」によって、我々日本人は“想像付かなかった光景”を見せ付けられた。

１９９５年１月１７日に発生した「阪神・淡路大震災」で我々が目にした恐ろしい光景も、「１９９５年１月１６日」に日本で暮らしていた人々の殆どが、全く想像付かなかったに違い無い。今でも忘れれる事が出来ない、本当に恐ろしい光景だった。

そんな光景を見せ付けられてから、今日で２６年。合掌。