休みの日は概して、起床時間が遅い自分。しかし昨日は、何故か早朝に目が覚めてしまった。其処でラジオ番組を聞く事にしたのだが、其の番組で取り上げていたテーマは「懐かしい流行語」。番組が終了するちょい前から聞き始めたので、詳細は良く判らないのだが、パーソナリティーを務める女性は自分よりも大分若い様だった。と言うのも、「御呼びでない?」や「シェー!」をリアル・タイムで使っていなかった(自分もそうだが)というのは未だしも、1984年に大流行した「私は此れで・・・会社を辞めました。」【動画】というのを知らなかったからだ。「どういう意味だろう?」と思った彼女は、資料を取り寄せて意味合いを知り、そして実際に当該CMを見たと言う。
此の話を聞いて、「自分がリアル・タイムで見聞していた流行語も、其の時代に生まれていなかったり、生まれていても物心が付く前だったりの人にとっては、歴史の教科書に載っている『歴史上の事実』と一緒なんだよなあ。」というのを思い知らされた。
「流行り用語」の殆どを、人から教えられるでも無く、普通に理解していたのは、何時頃迄だったろうか。10代迄は確実そうだが、20代後半になると怪しい。30代では、半分以上判れば良い感じだったか。そして・・・。
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「今更人に意味を聞けない!ネット系現代用語ランキング」(gooランキング)
1位: エゴサ回避(100)
2位: サークラ(80.2)
3位: わこつ(79.9)
4位: 食テロ(74.0)
7位: ブヒる(72.5)
8位: 今北産業(71.4)
9位: コテハン(70.7)
10位: リア充(67.0)
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1位から10位に入った用語の中で、意味を知っていたのは9位の「コテハン」と10位の「リア充」だけだった。(「オワコン」なる用語の意味を知ったのも、つい最近の事。)後は見聞した事すら無く、8位の「今北産業」に到っては「『いまきた加藤』【動画】なら知ってるけど。」(此のネタが判る人は、間違い無く中高年!)という感じ。「10位内に入っているのは、意味が判らない用語許り。」という日が来るのも、そう遠くない事だろう。