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「各家庭の“休眠貴金属”、国内で推定1兆6,550億円に 田中貴金属が調査」(7月12日、産経新聞)
田中貴金属工業(東京都千代田区)は12日、自宅等で保管し長期間使われていない休眠状態の宝飾品に使われている貴金属の総額が国内で推定1兆6,550億円に上るとの試算を発表した。女性1人当たりの平均は4万627円。
同社が実施した、休眠状態の貴金属に関する意識調査の結果で判った。6月14、15の両日に全国の20~60代の女性1,000人を対象にインターネットで実施した。
回答者全体の8割が、持っていても使っていない貴金属が「在る。」と答え、種類は1位が指輪、2位がネックレス、3位がピアスやイヤリングだった。又、約6割の女性が10年以上使っていない貴金属を持っている事も判った。使っていない貴金属が在ると答えた女性の割合を地域別で見ると、九州が88.7%と最も高く、関西(79.7%)、中部(79・4%)が続いた。
使っていない理由に付いては、1位が「デザインが古い。」、2位が「存在を忘れていた。」、3位が「(ピアスやイヤリングで)片方を無くした。」となった。
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「日本国内の休眠貴金属の総額は、推定1兆6,550億円。」という事だが、此の金額を「多い。」と捉えるか、それとも「少ない。」と捉えるか、将又「妥当。」と捉えるか、其れは個々人によって異なる事だろう。
我が国の2012年度の一般会計総額が「90兆3,339億円」で在る事を考えれば、今回の数字は其の約1.83%に当該。比べる数字が共に大き過ぎて、貧乏人の自分には今一つピンと来ない。だが「女性1人当たりの平均は4万627円。」というのを目にすると「もっと多いかと思った。」という感じが在る。
気になったのは、「今回のアンケートは、女性だけを対象に行った。」という点。男性だって貴金属を持っているだろうし、其の中には休眠している物も結構在るのではないか?そうなると今回のアンケートは厳密に言えば、「日本国内で女性が所有する休眠貴金属の総額は、推定1兆6,550億円。」というのが正しいだろう。男女共にアンケートを取り、「1世帯当たりの平均」というのを出したならば、結構妥当な数字に感じるかもしれない。
祖母の遺品整理の際に知った豆知識です(笑)。
けれども当時の購買意欲の旺盛さはすごい物だったと思います。約10年の耐乏生活の大反動だったのでしょうか。
そういえば当時の中高年は金歯がステータスじゃなかったですか(笑)。
今でも金枠で中が緑色の歯のおばあさんをよく見たのだけれど、覚えている人少ないのかな、検索しても画像が出てこないのです。
中高年以上の女性と貴金属に関して話をしていると良く口にされるのが、「昔は真珠が結構高級品だったけれど、人工真珠が開発されて以降は、大幅に値段が下がった。」という事。天然物は別にしても、“真珠全般の高級感”が下がったという意味の様ですが。
金歯・・・昔は結構見掛けましたね。当該者には申し訳無いけれど、個人的には「成金趣味の極致」という感じがして、見掛ける度に「自分は絶対にしたくないな。」と思ったものです。
「金枠で緑色の歯」というのは、見掛けた記憶が在りません。非常に興味在ります。
ニュースで伝えてますけど
扱いが小さいんですよね。
家計調査とか預貯金ランキングとか
高額所得番付とか
でも、貯金、預金、金券類、株主優待
国家予算、地方自治体の予算
懸賞の賞品、コレクションに興味はあっても
貴金属はそんなに興味はないなあ。
結婚してないし、結婚式に呼ばれることも
僕自身、ほとんどないので。
なんでも鑑定団に出したらどのくらいの値が
つくんだろう。
自分も、貴金属には全く興味が無い口です。腐る程の金銭を所有していたら違うのかもしれないけれど、貧乏人の自分にとっては「1千万円の価値が在る貴金属よりも、100万円の現金の方が欲しい。」というのが本音。