一昨日&昨日の対バファローズ戦に連敗した事で、今季のジャイアンツは52試合を消化し、「24勝27敗1引き分け」の“借金3”となり、首位・カープに「5.5ゲーム差」付けられての4位となった。今季の順位予想ではジャイアンツを3位に予想していたけれど、「投打共に、予想より良く無いなあ。」というのが実感。
*********************************
「セ・リーグ順位表」(6月4日現在)
1位:カープ
[得失点差]+25
[本塁打]51
[盗塁]30
[打率].260
[防御率]4.05
2位:ベイスターズ
[得失点差]+7
[本塁打]62
[盗塁]31
[打率].251
[防御率]3.53
3位:タイガース
[得失点差]-24
[本塁打]26
[盗塁]30
[打率].232
[防御率]3.30
4位:ジャイアンツ
[得失点差]+22
[本塁打]46
[盗塁]24
[打率].270
[防御率]3.94
5位:ドラゴンズ
[得失点差]-28
[本塁打]37
[盗塁]31
[打率].265
[防御率]4.41
6位:スワローズ
[得失点差]-33
[本塁打]43
[盗塁]30
[打率].249
[防御率]4.25
*********************************
得失点差だけで見ると、「『-24』とリーグ4位のタイガースが、順位では3位。」で、非常に健闘していると言える。本塁打及び打率がリーク最下位だけれど、リーグ・トップの防御率が大きく影響しており、「大負けはするけれど、接戦には強い。」と言えそう。
其の逆なのはジャイアンツ。「得失点差『+22』は、首位・カープの『+25』に次ぐリーグ2位で、打率は1位なのに、順位は4位。」というのは、「勝つ時は大勝ちするけれど、接戦には非常に弱い。」という傾向が見受けられる。
今季のジャイアンツに付いて「投打共に、予想より良く無いなあ。」と上で書いたが、数字だけ見ると打の方は結果を残している。でも、「良く無い。」と感じてしまうのは、「此処ぞという場面で打てない。」からだろう。
又、ジャイアンツの投手陣に関しては「大事な場面で抑え切れない。」という傾向が強く、特に本塁打を打たれ過ぎているという印象が在る。リード面に問題が在るとも言え、レギュラー捕手の小林誠司選手には猛省を求めたい。
好調な選手の指導は、誰だって出来る。大事なのは、不調な選手をどう指導するかだ。そういう意味では、ジャイアンツのコーチ陣も猛省して欲しい。勿論、そんなコーチ陣を選び、結果を残せていない高橋由伸監督にも大きな責任が在る。