パ・リーグのプレーオフ第1ステージの第3戦が昨日行われ、ホークスがライオンズを6対1で下し、第2ステージへと駒を進めた。ライオンズ・ファンには申し訳無いが、昨年及び一昨年とプレーオフで泣いたホークスに思い入れが強く、本当に良かったなあという思いが在る。ライオンズの選手達には今季の頑張りを労うと共に、第2ステージで相見えるホークス及びファイターズの選手達には、悔いの残らない闘いを期待したい。
それにしても、勝負に”たられば”は無意味な事とは理解しているが、何故ライオンズは第2戦の先発に西口文也投手を持って来なかったのか不思議でならない。「過去の日本シリーズとプレーオフ、即ち過去のポストシーズンでは未勝利という分の悪さを考慮した。」とか、「仮に第2戦を落としても、第3戦の西口投手で確実に勝つという”保険”にしたのではないか。」等々と諸説は在るが、第1戦をエースの松坂大輔投手で完封勝利したというライオンズにとっては最高の流れが、第2戦で完全にホークスへと移ってしまった様に思う。「短期決戦は一寸した事で流れが変わる。」とは言い古された言葉だが、今回改めてそれを感じさせられた。
閑話休題。
日曜の午後にTBSラジオの「伊集院光 日曜日の秘密基地」という番組を良く聞いているという話を以前書いたが、一昨日の「秘密キッチの穴」では何とも懐かしい話題が取り上げられていた。この「秘密キッチの穴」は、リスナーが長年疑問に思っている事柄を、”調査員”が調べ上げて解決させるというコーナー。この日取り上げられた話題の中に、「うひょほんって何?」というものが在ったのだ。
*****************************
30数年モノの穴です。
たまたまテレビで見ていた学習マシンのCMで、子供が問題に正解すると、モグラのキャラクターが出て来て、「うひょほん。」と言っていました。
この「うひょほん。」という言葉にはどんな意味が在ったのでしょうか?そもそもこの学習マシンは、何という機械だったのでしょうか?御存知の方は教えて下さい。 (40歳男性・さきまきパパさんの穴)
*****************************
この話題が出た瞬間に自分の頭の中には一つの機械が実体を伴って浮かび上がり、その機械の名前も記憶の彼方からハッキリと蘇って来た。
我が家は決して裕福では無く、極めて質素な生活ぶりだったが、本や教育玩具に関しては恵まれた環境に在ったと思う。両親は決して教育パパ&ママでは無かったが、他の支出を切り詰めてでも子供の身になる物を与えてくれた事を、今は非常に感謝している。子供の頃に夢中になって遊んだ教育玩具の中で、印象深い物の1つが「レキシィデータ」で在り、これこそがさきまきパパさんが質問されていた物。
レキシィデータの詳細はこちらに載っているが、紙にイラスト入りの問題が書かれており、その答の番号を本体のつまみで合わせて行くというシステム。問題はそれぞれ全12問で、全てに正解していると左斜め上の穴から”L君”という人形が飛び出すのだが、1問でも誤っているとウンともスンとも言わない。又、円筒に顔と服が描かれただけの”L君”もちゃっちければ、飛び出す音も「チン!」と何とも言えない安っぽさ。でも、このシンプルさが逆に子供心を激しく刺激したのも事実。当時のデパートの玩具売り場では、夢中になってこのレキシィデータを遊んでいる子供の姿を見掛けたし、我が家に遊びに来た同級生達も競って遊んでいたものだった。
伊集院光氏も「良く遊んだ。」と懐かしがっていたが、彼と同じ記憶違いを自分もしていた。と言うのも「当時の教育玩具=学研製」というイメージが強く、このレキシィデータもてっきり学研製かと思ったいたのだが、これは野村トーイ製だという。野村トーイという響きは、中年以上の方にとって非常に蠱惑的なものが在るのではなかろうか。「ビッグボーリング」や「カセット8ムービー」、「チクタクバンバン」、「チャージダッシュ」等、子供心を捉えて話さない玩具を多く生み出したメーカーで、TVのCMでも野村トーイの名は連日の様に目にしていたからだ。
今回の放送で初めて知ったのだが、何と野村トーイは1992年にアメリカの玩具メーカーのハズブロに買収され、社名をハズブロージャパンに変えられていたのだとか。そして、そのハズブロージャパン自体も経営不振で1998年に解散しているという。あの野村トーイがそんな変遷を辿っていたとは。諸行無常の思いだ。
それにしても、勝負に”たられば”は無意味な事とは理解しているが、何故ライオンズは第2戦の先発に西口文也投手を持って来なかったのか不思議でならない。「過去の日本シリーズとプレーオフ、即ち過去のポストシーズンでは未勝利という分の悪さを考慮した。」とか、「仮に第2戦を落としても、第3戦の西口投手で確実に勝つという”保険”にしたのではないか。」等々と諸説は在るが、第1戦をエースの松坂大輔投手で完封勝利したというライオンズにとっては最高の流れが、第2戦で完全にホークスへと移ってしまった様に思う。「短期決戦は一寸した事で流れが変わる。」とは言い古された言葉だが、今回改めてそれを感じさせられた。
閑話休題。
日曜の午後にTBSラジオの「伊集院光 日曜日の秘密基地」という番組を良く聞いているという話を以前書いたが、一昨日の「秘密キッチの穴」では何とも懐かしい話題が取り上げられていた。この「秘密キッチの穴」は、リスナーが長年疑問に思っている事柄を、”調査員”が調べ上げて解決させるというコーナー。この日取り上げられた話題の中に、「うひょほんって何?」というものが在ったのだ。
*****************************
30数年モノの穴です。
たまたまテレビで見ていた学習マシンのCMで、子供が問題に正解すると、モグラのキャラクターが出て来て、「うひょほん。」と言っていました。
この「うひょほん。」という言葉にはどんな意味が在ったのでしょうか?そもそもこの学習マシンは、何という機械だったのでしょうか?御存知の方は教えて下さい。 (40歳男性・さきまきパパさんの穴)
*****************************
この話題が出た瞬間に自分の頭の中には一つの機械が実体を伴って浮かび上がり、その機械の名前も記憶の彼方からハッキリと蘇って来た。
我が家は決して裕福では無く、極めて質素な生活ぶりだったが、本や教育玩具に関しては恵まれた環境に在ったと思う。両親は決して教育パパ&ママでは無かったが、他の支出を切り詰めてでも子供の身になる物を与えてくれた事を、今は非常に感謝している。子供の頃に夢中になって遊んだ教育玩具の中で、印象深い物の1つが「レキシィデータ」で在り、これこそがさきまきパパさんが質問されていた物。
レキシィデータの詳細はこちらに載っているが、紙にイラスト入りの問題が書かれており、その答の番号を本体のつまみで合わせて行くというシステム。問題はそれぞれ全12問で、全てに正解していると左斜め上の穴から”L君”という人形が飛び出すのだが、1問でも誤っているとウンともスンとも言わない。又、円筒に顔と服が描かれただけの”L君”もちゃっちければ、飛び出す音も「チン!」と何とも言えない安っぽさ。でも、このシンプルさが逆に子供心を激しく刺激したのも事実。当時のデパートの玩具売り場では、夢中になってこのレキシィデータを遊んでいる子供の姿を見掛けたし、我が家に遊びに来た同級生達も競って遊んでいたものだった。
伊集院光氏も「良く遊んだ。」と懐かしがっていたが、彼と同じ記憶違いを自分もしていた。と言うのも「当時の教育玩具=学研製」というイメージが強く、このレキシィデータもてっきり学研製かと思ったいたのだが、これは野村トーイ製だという。野村トーイという響きは、中年以上の方にとって非常に蠱惑的なものが在るのではなかろうか。「ビッグボーリング」や「カセット8ムービー」、「チクタクバンバン」、「チャージダッシュ」等、子供心を捉えて話さない玩具を多く生み出したメーカーで、TVのCMでも野村トーイの名は連日の様に目にしていたからだ。
今回の放送で初めて知ったのだが、何と野村トーイは1992年にアメリカの玩具メーカーのハズブロに買収され、社名をハズブロージャパンに変えられていたのだとか。そして、そのハズブロージャパン自体も経営不振で1998年に解散しているという。あの野村トーイがそんな変遷を辿っていたとは。諸行無常の思いだ。
二戦目に投げていたら負けていた
かも知れませんね。
本当に助かりました。
松坂に完封されて流れが悪かったので、
そのまま二戦目も負けると思っていました。
ソフトバンクはこのままの流れで
日本ハムにも勝ってほしいものです!
突然お邪魔しました。
それでは。
自分も図鑑類は好きでした。頁を捲る度に新しい世界に足を踏み入れた感じがして、一寸大人になった気がしましたし(笑)。
当時は分厚い百科事典のセットも宝物の一つでしたが、今はあんな分厚い本を抱えて情報を捜すのではなく、CDやネットで情報検索出来る様になったのですから便利なものです。でも、その便利さを手に入れたと同時に、苦労して捜した末に得られた喜びを失ってしまったとも言えますが。
L君の話、懐かしく拝見させてもらいました。
我が弟が、
「エ~ルくんっ!!」
と、指先で頭を愛でながら呟いていた異様な光景を思い出しました。
話は変わりますが、私、一応ブログを立ち上げています。
アドレスを貼らせていただいた“かづみの箱”、姉妹品“かづみの箱・マニアック”(http://mebius-kabuto.seesaa.net)が御座います。まだ立ち上げたばかりな上、写真を貼り付ける技術を持ち合わせていない為、まだどこにも宣伝してませんが、良い機会と思い僣越ながら宣伝させていただきます。
長文失礼しました…