
初代ジェームズ・ボンド役等を演じて来たベテラン俳優のショーン・コネリー氏(75歳)が引退を表明した。大病を患った事も影響しているかもしれないのだが、昨年末にAFI(アメリカ映画協会)の生涯功労賞を受賞した事が大きなきっかけになった様だ。元記事でも触れられているが、自分も「インディー・ジョーンズに又主演して欲しい。」と願い続けていたので、今回の引退は残念でならない。
007シリーズに出ていた頃の彼には全く惹かれるものが無かった。「気障でにやけた感じだし、芝居も余り上手くないなあ。」というのがその頃の印象だったからだ。しかし不適切な表現かもしれないが、カツラを外して以降の彼は何か吹っ切れた様な所が在り、独特の渋い存在感を漂わせる素晴らしい役者に変わって行った様な気がする。「アンタッチャブル」で演じた老警官役は、背中に得も言えぬ哀愁を感じさせ秀逸だった。
75歳で引退を決めた俳優が居る一方で、78歳の現在も現役として頑張っている俳優も居る。「刑事コロンボ」のコロンボ警部補役で御馴染みのピーター・フォーク氏だ。1993年に放送されたドラマ「人間の証明」で彼の健在ぶりを目にしたものの、それ以降は彼の姿を見掛けなくなっていたのだが(自分が見ていなかっただけで、それ以降も多くの作品に出演されていた様だ。)、某サイトで彼の最近の演技が見られた。
米国で人気のTVシリーズ(自分は恥ずかしながら全く知らなかった。)「ALIAS」に、放送局で在るABCの50周年記念という事で出演しているそうだ。コロンボ警部補の雰囲気を漂わせた姿は懐かしさ一杯で、こういったベテラン俳優の健在ぶりを見ると、自分も元気を貰えた様な心持ちになる。未だ未だ現役として頑張って貰いたい。
懐かしいと言えば、先日書いた記事「ウルトラマンメビウス」で「ウルトラ5つの誓い」に付いて触れた。番組冒頭でこの誓いが紹介された時には、何とも言えない懐かしさを覚え、目頭がやや潤んでしまったのだが(笑)、同時に「郷隊員から誓いを授けられた、坂田次郎君は今どうしているんだろう?」という思いが湧いた。演じていたのは川口英樹氏で、恐らく当時は10歳前後だったのではなかろうか。記憶違いで無ければ、仮面ライダー・シリーズを始めとして、金子吉延氏や高野浩幸氏等と並んで、あの頃の子供向け番組に良く出演していた子役だった。
気になっていた所、先日こんな情報(川口英樹氏の項)が載っていた。何と既に亡くなられているというのだ。確かに「配役宝典」というサイトの墓碑銘というコーナー後部に、「川口英樹」という御名前が没年月日未詳として載っている。未だ50歳前位の年齢の筈なので、とても信じ難い思い。同姓同名の別人という事も考えられる。サイトによっては、彼の名前が「川口”秀”樹」と記されている所も在るし・・・。
これが結果的には誤った情報で、その後の次郎少年として「ウルトラマンメビウス」にて姿を見せて戴けると嬉しいのだが。*1
*1 2006年11月8日付けで、ウルトラマン様からコメント欄に書き込みを頂戴した。その情報によると、川口英樹氏は御亡くなりになってはおらず御存命との事。特撮番組に出演されていた役者の中には夭逝された方が少なくない為、「”次郎君”もか・・・。」とかなりショックを受けていたのだが、今回の情報でホッとさせられた。ウルトラマン様、貴重な情報を有難うございました。
007シリーズに出ていた頃の彼には全く惹かれるものが無かった。「気障でにやけた感じだし、芝居も余り上手くないなあ。」というのがその頃の印象だったからだ。しかし不適切な表現かもしれないが、カツラを外して以降の彼は何か吹っ切れた様な所が在り、独特の渋い存在感を漂わせる素晴らしい役者に変わって行った様な気がする。「アンタッチャブル」で演じた老警官役は、背中に得も言えぬ哀愁を感じさせ秀逸だった。
75歳で引退を決めた俳優が居る一方で、78歳の現在も現役として頑張っている俳優も居る。「刑事コロンボ」のコロンボ警部補役で御馴染みのピーター・フォーク氏だ。1993年に放送されたドラマ「人間の証明」で彼の健在ぶりを目にしたものの、それ以降は彼の姿を見掛けなくなっていたのだが(自分が見ていなかっただけで、それ以降も多くの作品に出演されていた様だ。)、某サイトで彼の最近の演技が見られた。
米国で人気のTVシリーズ(自分は恥ずかしながら全く知らなかった。)「ALIAS」に、放送局で在るABCの50周年記念という事で出演しているそうだ。コロンボ警部補の雰囲気を漂わせた姿は懐かしさ一杯で、こういったベテラン俳優の健在ぶりを見ると、自分も元気を貰えた様な心持ちになる。未だ未だ現役として頑張って貰いたい。
懐かしいと言えば、先日書いた記事「ウルトラマンメビウス」で「ウルトラ5つの誓い」に付いて触れた。番組冒頭でこの誓いが紹介された時には、何とも言えない懐かしさを覚え、目頭がやや潤んでしまったのだが(笑)、同時に「郷隊員から誓いを授けられた、坂田次郎君は今どうしているんだろう?」という思いが湧いた。演じていたのは川口英樹氏で、恐らく当時は10歳前後だったのではなかろうか。記憶違いで無ければ、仮面ライダー・シリーズを始めとして、金子吉延氏や高野浩幸氏等と並んで、あの頃の子供向け番組に良く出演していた子役だった。
気になっていた所、先日こんな情報(川口英樹氏の項)が載っていた。何と既に亡くなられているというのだ。確かに「配役宝典」というサイトの墓碑銘というコーナー後部に、「川口英樹」という御名前が没年月日未詳として載っている。未だ50歳前位の年齢の筈なので、とても信じ難い思い。同姓同名の別人という事も考えられる。サイトによっては、彼の名前が「川口”秀”樹」と記されている所も在るし・・・。
これが結果的には誤った情報で、その後の次郎少年として「ウルトラマンメビウス」にて姿を見せて戴けると嬉しいのだが。*1

*1 2006年11月8日付けで、ウルトラマン様からコメント欄に書き込みを頂戴した。その情報によると、川口英樹氏は御亡くなりになってはおらず御存命との事。特撮番組に出演されていた役者の中には夭逝された方が少なくない為、「”次郎君”もか・・・。」とかなりショックを受けていたのだが、今回の情報でホッとさせられた。ウルトラマン様、貴重な情報を有難うございました。

この記事を書く上で念の為ネット検索を繰り返したものの、真偽の程が定かでは無かった為、「こういった情報が在るのだが、本当なのだろうか?」といった感じで取り上げさせて貰ったのですが、先だってウルトラマン様から貴重な情報を頂戴し、川口様が御元気で在る事を知ってホッとした次第です。
記事は追記という形で書き換えさせて戴いていたのですが、この度川口様御本人から直接書き込みを戴きましたのを機会に、誤った情報を取り上げてしまった事を心より御詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。
でも川口様が御元気でおられる事、そして御子様が居られる事が判って嬉しいです。御子様は当時の次郎君と同い年位なのだろうか?等、勝手に色々想像したりしています。(ファンの勝手な思いなのですが、現在放送中のウルトラマンメビウスに川口様が御出演して戴きたかったです^^。)
川口様及び御家族の御多幸を心より御祈り申し上げます。そして、宜しければ今後とも何卒宜しく御願い致します。
追伸 僕がたまに電話してる方は誰ですか?連絡下さい。
特撮番組を見て育って来た者としては、その関係者がメジャーになって行く(行った)御姿を拝見するのはとても嬉しい事です。でも中には、嘗て特撮番組に出演されていた事を恥とでも思っておられるのか、その経歴からも意図的に消しておられる方も居られ、そういうのは逆に哀しいですね。
特撮番組に出演されていた役者の中には夭逝された方が結構居られますので、「川口英樹氏が御亡くなりになられていた。」という情報を目にした際は「あの”次郎君”迄もか・・・。」とかなりショックでした。
今回、ウルトラマン様から貴重な情報を頂戴し、それが誤報で在った事に正直安堵しております。早速、今回の情報を記事に付記させて戴きました。
今後とも何卒宜しく御願い致します。
今44歳くらいだと思います。
たまに電話が来ます。
ピーターフォークもだいぶ高齢だと思ったけど、まだ現役だったんですね。
日本でも高齢で現役の俳優いますよね。
その人たちは出るものが限定されているけど、やっぱり年季がありますよ。
高齢で大変だろうけどいつまでも応援したいですね(^^)。
TBしておくよ。
しかし「薔薇の名前」って映画もよかった。それと「小説家を見かけたら」かなぁ。
それぞれ、等身大のショーンコネリーがいい味を出してたな。おっ、同じことを上記に上がってる。GIANTMACSさんと、同意見だね。
特に、小説家を見かけたらのラスト、音楽で泣かされたよ。
又見たい映画だな。
貴ブログの方にレスを付けさせて戴こうと思ったのですが、URLを失念してしまった為、こちらに付けさせて戴く失礼を御許し下さい。
手術は成功し、体調も回復して来ているとはいえ、あの御歳での手術というのはかなり身体にダメージが在ったと思います。体力が低下すると、どうしても気力も萎えてしまうもの。ましてや、彼の様に俳優として素晴らしい名声を築いた人物ともなると、「もうこのえ辺でそろそろ退こうか。」という思いが出て来ても致し方ない事かもしれません。
良く「良い老い方をしている。」という表現が在りますが、コネリー氏の場合は正しくそれが当てはまっており、ジェームス・ボンドを演じていた頃よりも遥かに今の方が格好良いです。これから益々良い老い方を見せてくれると思っていたのに・・・。残念ですが、今は御疲れ様でしたと言いたいです。
これからも宜しく御願い致します。
先日はトラックバック有難うございました。
私もインディシリーズは大好きなので四部作での出演を期待していたのですが、腎臓を患われて手術されたとの事なのでその可能性は難しいかもしれませんね・・・。
氏のように渋く、格好良い年の取り方をされた俳優は中々いないと思うのでそれだけに残念です。
それではまたお邪魔させて頂きます。
日本の俳優さんもそうですが、若手よりも年配の俳優さんの演技がとても光るように思えます。若い俳優さんたちの、今後に期待したいです。
彼のように年を重ねてもいぶし銀(というには艶がありますが)の魅力を発揮できる人はなかなかいないので、かなり残念です。
TBお返ししておきます。では。
ショーン・コネリーは007時代、かつらをかぶるのがいやでしようがなかったと、インタビューかなんかで言っていたのを読んだことがあります。自分の出番が終わるとさっと取っていたそうです。
私が好きな作品は「風とライオン」。とってもセクシーだし、作品自体も素晴らしかった。これも時々見直してみたくなります。
007といえば、一時ティモシー・ダルトンが好きで(007以前)、ファンレターを出したことがあります。すぐにサイン入り写真が送られてきました。どこかにあるはずです。
目は覚めたのにキーボードをたたく手は起きていない。お邪魔むしでした。
ショーン・コネリー氏の引退は残念ですね。
私もハリソン・フォードとショーン・コネリーの「インディ4」見てみたかったです。