*********************************
「駅階段で男性躓き、前の女性が転倒し死亡」(4月18日、読売新聞)
神奈川県藤沢市のJR藤沢駅で17日午後、同市白旗、男性会社員(62歳)がホームへ繋がる階段を降りる途中に躓き、前に居た横浜市戸塚区小雀町、無職Aさん(72歳)にぶつかった。
Aさんは約50cmの高さからホームに転倒、頭等を強く打って病院に搬送されたが、18日未明に死亡した。男性に怪我は無かった。
藤沢署の発表によると、現場はJR線と小田急線の乗り換え専用の階段。男性は「乗り換える為、少し急いでいた。」と話していると言う。
*********************************
今回の記事の趣旨とは関係無いので、被害者の名前は仮名とさせて貰った。
何の落ち度も無いのに、亡くなってしまったAさんは、本当に気の毒だ。又、「他者を死に到らしめた罪」は償わなければいけないが、男性会社員にも同情の思いが正直在る。「乗り換える為、少し急いでた。」というのは理解出来なくも無いが、其の急ぐ気持ちが取り返しの付かない事態を引き起こし、残りの人生を贖罪の日々としていかなければならなくなったのだから、悔やんでも悔やみ切れない事だろう。
近年、街中でヒヤッとさせられる事が増えている。「坂道を徒歩で下っていた際、猛スピードで走り抜ける自転車と接触しそうになった。」、「エスカレーターに乗っていたら、きちんと脇に立っていたにも拘らず、物凄い勢いで駆け下りて来た輩に突き飛ばされそうになった。」等々、一つ間違えれば、大怪我をしてもおかしくない事態だ。そんな危険行為をしたのに、“加害者”は謝りもせず、平然と立ち去って行くのだから、呆れ返ってしまう。
最近特に多いのは、一心不乱に“スマホ”を操作し乍ら、街中を闊歩している輩。俯き加減で前方を全く見る事無く、結構なスピードで歩いている輩が結構居り、前方から、そして後方から、ドンとぶつかられた事が何度か在る。前方からなら此方も身構える事が出来るけれど、後方からだと防ぎ様が無い。体格の良い自分ですら身の危険を感じるのだから、高齢者や子供の場合は、今回の事故の様に死に直結する事だって在るだろう。
AERAの4月15日号に、「スマホバカ=歩く凶器に付ける薬はあるか」という記事が載っており、「歩き乍らスマホを操作する行為の危険性」を指摘し、「何等かの『法規制』が必要ではないか?」としている。何でも彼んでも法律で縛り上げるのは好ましく無いけれど、余りにも非常識な輩が増えている以上、スマホに関しても法規制が必要なのかもしれない。
本当にどうしようもない。
昔はもっといろんな意味でマナーが悪かったと思う(暴走運転のエンジンつき二輪、ゴミ・吸殻のポイ捨て、歩きタバコ等々)。それらがあまり見当たらなくなって、どういうわけか自転車と携帯電話、エスカレーターが目立つようになりました。
自転車ー安く質の悪い物が増えている。人にぶつかって加害者になる前に自分が暴走して大怪我という事があるかも。
携帯、駅のエスカレーターー二昔前は整備されておらず、階段が主でした。
幾らルールを守っていても、ルールを守らない輩によって怪我をさせられたり、最悪の場合は命を落とす事になるというのは、どう考えても理不尽以外の何物でも無い。何でも彼んでも法律によって縛るというのは、社会から「潤い」を無くしてしまい兼ねないし、100%賛成は出来ないのだけれど、余りにも滅茶苦茶な連中が増えて来ると、然る可き法規制は止むを得ない気がしています。
可成り前の話になりますが、電車の手摺りに傘を掛け、其の横の席に座っていたのですが、其の手摺りの傍に立っていた若い兄ちゃんが、駅に着くや否や平然と掛けていた傘を持って降りて行った。一瞬何が起こったのか判らなかったのですが、慌てて彼を追い駆け、後ろから「其れ、俺の傘なんだけど。」と声を掛けた所、振り向いた彼は全く表情を変える事無く、ポイと傘を此方に放り投げ、何事も無かったかの様に、スタスタと歩き去って行った。彼は傘を持っておらず、間違って持って行ったという事は在り得ない。態と他人の傘を持って行った訳ですが、謝らない迄も、悪い事をしているのだから、其れなりに「ヤバイ。」といった表情が出るのが普通。でも、彼は全く無表情で、其れが非常に不気味でした。
エスカレーターで後ろからぶつかられたり、街中でスマホを操作し乍らぶつかって来た連中の中には、そういった無言&無表情で立ち去る者も居た。申し訳無いけれど、どういう育てられ方をしたら、そういう事が出来る様になるのか、本当に理解出来ません。
最近見かけた記事に男がたまたま居合わせた少女を無理やり駅のホーム下に落とした事件の判決が裁判所から出ましたが懲役1年も無かったような気がします(もしかしたら精神病か?うる覚えですいません)
明らかに殺意が有り再犯の可能性が有り有りなのに・・・
罪を犯した人の人権も大切だけど今の時代は自分勝手な輩が我が物顔で大手を振って歩く時代ですからそろそろ人権より治安を重要視した方が良いのでは
でググってもらうと事件の詳細が分かります
これ(殺人予備罪て軽~)で懲役1年・・・絶対にコイツは又やる!に千円
昨年発生した「亀岡市登校中児童ら交通事故死事件」では、無免許運転を繰り返した挙句、3人を撥ね殺した少年に対し、より重い「危険運転致死傷罪」が問えるかどうかが焦点となりました。結果的に「危険運転致死傷罪」は問われなかったのですが、其の理由として「危険運転致死傷罪の構成要件には『未熟な運転」』が含まれ、当該少年の場合は無免許運転を繰り返し、運転技能が在ったと判断する。」という物で、此の判断には憤りを覚えましたね。「違法行為」を重ねれば、重ねた分重い刑罰が処されるべきなのに、此れでは「遣った者勝ち」としか思えない。
又、透明人間様が紹介して下さった事件がどうこうでは無いのですが、「明らかに殺意を持って行ったのに、精神異常を持ち出して、罪を逃れ様としているとしか思えないケース。」も結構見受けられます。本当におかしな話です。
ハンドルを握り乍ら、携帯電話で話をしている人を結構見掛けます。一般道路ですら「怖いなあ。」と思うのに、高速道路でしている人も居るのですから、命知らずとしか思えない。自損事故なら「仕様も無いなあ。」で済むのかもしれないけれど、他者を巻き込んでの事故なんか起こされた日には、被害者は泣くに泣けない。
昔は他人の子で在っても、悪さをしていると怒るおじさんやおばさんが居た。自分がガキの頃、そういったおじさん達に怒られた事も在る。しかし、今はそういう人が居なくなりましたね。偉そうな事を言ってる自分ですら、おっさんとなってからは、他人の子を叱るのに躊躇してしまう。正論を吐いても、「変な人」とか「怪しい人」と言われてしまう昨今、「面倒な事には関わらない方が良い。」という風潮になってしまうのは判らないでも無いけれど、本当におかしな事ですよね。
「愛国教育」だ「天皇崇拝」だといった道徳教育には賛成出来ないけれど、「子供が悪さをした時には、周りの大人がきちんと怒る環境作り。」というのは構築されて欲しい。