ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

川内康範作品ベスト10

2022年01月30日 | 其の他

ブログでは過去に、阿久悠氏や松任谷由実さん、中島みゆきさん、岩谷時子さん、小林亜星氏、古関裕而氏、平尾昌晃氏、いずみたく氏、渡辺宙明氏、菊池俊輔氏、冬木透氏、千家和也氏、筒美京平氏、松本隆氏、なかにし礼氏、古賀政男氏、そして服部良一氏と、昭和歌謡界”を牽引した天才的な作詞家作曲家を取り上げて来た。

1月28日、BS-TBS音楽番組うた恋!音楽会」の1コーナーで、作詞家・川内康範氏の特集が組まれていた。彼は作詞家以外にも、脚本家政治評論家作家等の顔も持っていた。日本的ヒーローの創造者としても知られ、「月光仮面」や「レインボーマン」、「ダイヤモンド・アイ」、そして「コンドールマン」の原作者でも在った。自分の場合、「レインボーマン」以降の作品はリアル・タイムで見ていたけれど、大人になって判ったのは子供向け番組とは思えない程、社会問題へのシヴィア眼差しが注がれた作品。という事。此れ等の作品では主題歌の作詞も担当していたが、詩の内容が痛烈だったりする。此方を見て貰えば判ろうが、確固たる信念の人で在り、思想家だった事が、作詞を含めた彼の作品に、大きく影響しているのだろう。

今日は、天才作詞家の1人で在る川内康範氏の
作品から、ベスト10を選んでみる。

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「川内康範作品ベスト10」

1位: 誰よりも君を愛す動画
2位: 「伊勢崎町ブルース」【動画
3位: 「君こそわが命」【動画
4位: 「おふくろさん」【動画
5位: 「行けレインボーマン」【動画
6位: 「ダイヤモンド・アイ」【
7位: 「骨まで愛して」【動画
8位: 「月光仮面は誰でしょう」【動画
9位: 「にっぽん昔ばなし」【動画
10位:「死ね死ね団のテーマ」【】 / 「コンドールマン」【
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「死ね死ね団のテーマ」は、子供心に「凄い内容の詩だなあ。」と思ったっけ。


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2 コメント

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川内康範作品の想い出 (Kei)
2022-01-30 16:21:41
川内康範氏、懐かしいですね。
テレビ映画「月光仮面」は子供の頃、リアルタイムで見てました。まだ我が家にテレビがなかったので、近所の親戚の家や銭湯などをハシゴして夢中で見てました。
ところで、川内氏が原作・脚本を手掛けたヒーローものテレビドラマは、列挙されたもの以外にもいくつか忘れられない作品があります。
「月光仮面」の放映終了後の1959年、NET(今のテレビ朝日)系で、「七色仮面」が放映されています。仮面の正義のヒーロー、その正体は私立探偵・蘭光太郎…とパターンは「月光仮面」とほとんど同じです。面白いのはこのヒーロー、変装の名人で、次々と早変わりの変装で敵の前に現れます。「七色仮面」とは「7つの顔を持っている」所から命名されたわけです。つまり「月光仮面」と「多羅尾伴内」の二人のヒーローを合体させたわけですね(笑)。
それと大事な点は、これには「新・七色仮面」という続編があって、この作品の主人公を務めたのが千葉真一でした。これが千葉真一の実質デビュー作です。さらにこのドラマ終了後の後番組でやはり川内氏が原作を手掛けた「アラーの使者」(1960・主題歌作詞も川内氏)でも千葉が主役のアラーの使者(正体は私立探偵鳴海五郎)を演じています。この2作での好演が認められ、千葉は翌年、深作欣二の監督デビュー作映画「風来坊探偵」で堂々主役を演じて華々しく映画スターの道を歩み始めるわけです。言ってみれば、川内氏はスター・千葉真一の生みの親とも言えるわけです。
この他にも、ドラマ化はされませんでしたが少年雑誌に連載された漫画「太陽仮面」(画:堀江卓)の原作も手掛けてます。さすがにこれは題名もお話もヒーローのコスチュームも「月光仮面」の亜流で(サングラスかけたらまんま月光仮面(笑))、あまり評判にはなりませんでしたが。

Giants-55さんが挙げられている作詞ベストテン、個人的に入れたいのは「七色仮面」の主題歌(「この世に仇なすものたちを、でんでんどろりこやっつける」という歌詞が印象的です)、それと渡哲也が歌った「東京流れ者」も好きですね。映画の方の原作・脚本も書いていて、鈴木清順監督のシュールな演出も相まって大好きな映画の1本です。
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>Kei様 (giants-55)
2022-01-31 00:30:18
書き込み有り難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

Kei様よりは下の年代となりますので、リアル・タイムでは見ておりませんが、「七色仮面」及び「新・七色仮面」というTV番組が放送されていた事は知っていました。でも、其れ等も川内氏が関わっておられたのですね。(漫画「太陽仮面」は、初めて知りました。)

「多羅尾伴内」と言えば、片岡千恵蔵氏主演の映画が有名ですが、自分が初めて知ったのは、石ノ森章太郎氏が1977年から1978年に掛けて「週刊少年マガジン」で連載していた漫画によってでした。

以前にも書いた事ですが、アニメ「ミクロイドS」のOP曲「ミクロイドS」(https://www.uta-net.com/song/10866/)の作詞を担当したのは阿久悠氏ですが、「心を忘れた 科学には 幸せ求める 夢が無い♪」等、詩が本当に素晴らしい。とても子供向け番組の歌とは思えない程、“深みを感じる詩”ですが、川内氏の氏も同様。記事で紹介した「コンドールマン」の「人の 人の 他人の幸せ祈るより 我が身を守る欲の皮 其れ程歪んだ日本の 人の心が生み出した♪」なんていうのは、本当に深いです。
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