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「『昭和』を感じるおっさんっぽい言動ランキング」(1月17日、gooランキング)
1位: 「彼の頃は良かった。」、「バブル時代は。」と過去の自慢話が多い。[6.8%]
2位: Dの発音が「でー」。[6.1%]
4位: 寒い親父ギャグを連発する。[5.5%]
5位: 小指を立てて「此れ(女)か?」と聞いて来る。 / 食後は堂々と爪楊枝でシーシーする。[4.8%]
8位: 金曜日は「花金」と言って来る。[4.3%]
9位: 酔っ払うとネクタイを頭に巻く。[3.8%]
10位:親指を立てて「此れ(男)か?」と聞いて来る。[3.7%]
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「酔っ払うとネクタイを頭に巻く。」というのは、ドラマの中では良く目にして来た光景だけれど、実際に身近で目にした事は無い。「本当に、そんな事をする人が居るのかなあ?」と思っていたが、9位に入るという事は、其れなりに居るのだろう。
「Dの発音が『でー』。」というのから思い浮かぶのは、祖母の事。「PTA」の事を、「ぴー“ちー”えー」と発音していたので。
ランキングの中身を目にして思うのは、「昔、自分が若かった頃、年配者に対して『おっさんだなあ。』と感じた言動許りだなあ。」という事。そう感じていた自分が今や、「Dの発音が『でー』。」、「食後は堂々と爪楊枝でシーシーする。」、「傘でゴルフのスイングしちゃう。」、「酔っ払うとネクタイを頭に巻く。」、「親指を立てて『此れ(男)か?』と聞いて来る。」というのは無いけれど、其れ以外はしている(御絞りで脇を拭く事は無いが、顔は拭く。)のだから笑ってしまう。「嘗ては“感じる側”、今は“感じられる側”。」という事か。
最もな事は、ああいった言葉をも、社会は吸収して、流行語などにして、世相を捉えて行く事でしょうね。ラべリングから、理解は始まり、それは互いに通じる事でしょう。
「こうした行動規範というのは、サイクルする物。」、そうなんでしょうね。若かりし頃、年配者が口にする教訓や苦言等に対し、「何を言ってるんだか。」と否定的に捉えていたけれど、自分が馬齢を重ねると、当時の彼等が口にしていた事が、結構理解出来たりする。(勿論、今でも否定的な事柄も在りますけれど。)
眉を顰めていた行動規範も、結局はサイクルして自分もしたりしている。不思議でも在り、笑えてもしまう。
死語を話す人、収集対象が増えた瞬間。
「ギンギラギン」、日常会話で耳にする機会、皆無に近そう。
でも、自分も意外と知らず知らずの内に“死語”を使っていて、若い連中から「何其れ?」と思われているかもしれず、偉そうな事は言えないですが。