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「御味は?故ダイアナ元皇太子妃の髪の毛を混ぜたジャム」(7月5日、共同通信)
英国の故ダイアナ元皇太子妃の髪の毛を混ぜたと称するジャムがこの程、ロンドンの美術展で売り出された。
ジャムを作った仕出し業者によると、ジンに元妃の髪をほんの少し入れ、更に牛乳と砂糖を混ぜ合わせたと言う。味はコンデンスミルクに似ており、一瓶5ポンド(約670円)。
「このジャムはアートでも在り食べ物でも在る。」とこの業者。元妃の髪はネット・オークションを通じ、米国の“髪フェチ”から10ドルで買ったとか。
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「髪の毛から作り出した食材」というと、中国で良く話題になる「人毛醤油」が頭に浮かぶ。我が国でも戦中から戦後の食糧難の時代に人毛醤油が作られたという話が在るけれど、流石に普及するには到らなかった。衛生面等を考えると、とても利用する気にはならない。
今回のニュース、衛生面以上に「故人の毛髪を使って食材にする」というのに抵抗を感じる。以前の記事で「遺体」に対する「一般的な日本人」と「キリスト教徒の外国人」の考え方の違いに触れたが、「故人の毛髪」に対しても日本人程に外国人は深い思いを持たないのだろうか?
昨年、ガリレオ・ガリレイの指等がオークションで落札されたというニュースが報じられていた。原始人の骨の売買ならば「大昔の物」という事で抵抗感も薄くなりそうだが、ガリレオ・ガリレイの指となると生々しさが在って抵抗を覚える。ましてや13年前に亡くなったダイアナ元皇太子妃の髪(亡くなった後に切り取った訳では無いだろうけれど。)となるとオークションへの出品も然る事乍ら、それを食材に使用するというのは「趣味が良くないなあ・・・。」と思ってしまうのだが。
「御味は?故ダイアナ元皇太子妃の髪の毛を混ぜたジャム」(7月5日、共同通信)
英国の故ダイアナ元皇太子妃の髪の毛を混ぜたと称するジャムがこの程、ロンドンの美術展で売り出された。
ジャムを作った仕出し業者によると、ジンに元妃の髪をほんの少し入れ、更に牛乳と砂糖を混ぜ合わせたと言う。味はコンデンスミルクに似ており、一瓶5ポンド(約670円)。
「このジャムはアートでも在り食べ物でも在る。」とこの業者。元妃の髪はネット・オークションを通じ、米国の“髪フェチ”から10ドルで買ったとか。
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「髪の毛から作り出した食材」というと、中国で良く話題になる「人毛醤油」が頭に浮かぶ。我が国でも戦中から戦後の食糧難の時代に人毛醤油が作られたという話が在るけれど、流石に普及するには到らなかった。衛生面等を考えると、とても利用する気にはならない。
今回のニュース、衛生面以上に「故人の毛髪を使って食材にする」というのに抵抗を感じる。以前の記事で「遺体」に対する「一般的な日本人」と「キリスト教徒の外国人」の考え方の違いに触れたが、「故人の毛髪」に対しても日本人程に外国人は深い思いを持たないのだろうか?
昨年、ガリレオ・ガリレイの指等がオークションで落札されたというニュースが報じられていた。原始人の骨の売買ならば「大昔の物」という事で抵抗感も薄くなりそうだが、ガリレオ・ガリレイの指となると生々しさが在って抵抗を覚える。ましてや13年前に亡くなったダイアナ元皇太子妃の髪(亡くなった後に切り取った訳では無いだろうけれど。)となるとオークションへの出品も然る事乍ら、それを食材に使用するというのは「趣味が良くないなあ・・・。」と思ってしまうのだが。
生きてる人間だろうが、自分のだろうが、
髪の毛を口に入れるのはちょっとナー
「蓼食う虫も好き好き」と言いますし、人様に迷惑を掛けない範囲で在れば髪フェチだろうが何だろうが勝手は勝手なのですが、個人的には自分も髪の毛を食するのは無理。ましてや死者の髪の毛となると・・・。