ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

身近な存在になって来た!?

2017年02月16日 | 時事ネタ関連

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「<UAE火星居住計画発表 100年後に小都市建設」(2月15日、毎日新聞

 

アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド副大統領は14日、100年後の2117年迄に火星に人類が居住可能な小都市を建設するプロジェクトを推進する方針を明らかにした。具体的な手法や予算等は不明だが、副大統領は「他の惑星に立つ事は、人類の長年の夢だった。UAEが夢の実現に向けて、先頭に立って行く。」と意欲を示した。

 

火星居住構想は、ドバイで開催中の第5回世界政府サミットに合わせて公表された。ドバイ首長を兼ねるムハンマド副大統領は、「新たなプロジェクトの種を蒔く。未来の世代が知識探究の情熱によって、収穫してくれると期待している。」と述べた。

 

当面はUAE国内の大学等で宇宙開発研究者の人材育成を進め、国際協力も推進する。UAE政府は輸送手段、食料やエネルギーの確保等の研究を、重点的に進めて行きたい。としている。

 

UAEは2014年に宇宙庁を創設し、日本米国とも連携を強化する等、宇宙開発に力を入れている。2015年にはアラブ諸国初の火星探査計画を公表。2021年迄に、火星に無人探査機を送る計画を進めている。

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昨年9月、火星への入植構想を持つアメリカの宇宙ヴェンチャー「スペースX」のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、「100人以上が乗れる大型宇宙船を、早ければ2022年に、火星へ向けて初飛行させる。そして、40~100年の間に、合計で100万人が移住出来れば、火星内に自立した社会が出来るだろう。」と発表したが、今度はUAEが「100年後迄に、火星に人類が居住出来る小都市を建設する。」と打ち上げた訳だ。

 

子供の頃、「惑星に人類が住む。」なんていうのは夢の夢だった。大人になってからも同様の思いを持ち続けていたけれど、昨年以降、火星というのが一気に身近な存在に感じられる様になった。

 

とは言え、100年後は勿論の事、40年後だって自分は生きていないだろう。そういう意味では、矢張り“夢の夢な話”には変わり無い。


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2 コメント

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Unknown (悠々遊)
2017-02-16 09:32:12
こういう話題は夢というか、ロマンがあっていいですね(笑)。
太陽系を飛び出して恒星の世界に播種・植民している世界を描いた小説が好きな、SFファンのひとりとしてみるなら、ようやくこういう話題が現実のニュースになる時代が来たか、という感慨も(笑)。
ただ、現実に立ち返ってみると、技術の進歩で惑星への人類の到達は可能になっても、移住となると居住環境の改造や莫大な費用など、リスクが高すぎて費用対効果の面で実現可能なのか疑問を持ってしまいます。
それこそ、ドラえもんの「どこでもドア」で瞬間移動できればいいのですが(笑)。
SF者がこんな夢を壊すことを言ってはいけませんね(苦笑)。
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>悠々遊様 (giants-55)
2017-02-16 20:43:54
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

嫌なニュースが多いですから、仰る様にこういった夢の在るニュースは貴重ですよね。

子供の頃、所謂“ジュヴナイルSF”を好んで読んでいましたので、こういったニュースは大好きです。今は余り見掛けなくなった様に思いますが、当時は子供向けの本で良く「未来の予想図」みたいな特集が組まれ、宙を飛ぶ車や宇宙空間で生活する人々の絵が描かれていましたね。

ドラえもんの「どこでもドア」、寧ろそういう物を思い浮かべる事こそが、SF者に必須な要素ではないでしょうか。「あんな事が出来たら良いな。こんな事が出来たら凄いな。」と夢想する事で、SFは発展を遂げて来たと思うし。
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