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① 1994年、当時16歳の少女Aはクラスメートから一枚のポスターを貰う。それは香港スターのアンディ・ラウ氏のポスターだった。彼の風貌を見た瞬間に彼女は、「この人と愛し合うのが私の運命。」と感じ、何としても彼に会わなければと思う。それからの彼女は、彼中心の生活を送る事に。彼の夢を見ている最中に目覚ましで起きてしまってはいけないと学校を辞め、そして彼の追跡に邪魔になると勉強もしなくなった。
② 1997年、娘の本気度に心打たれた父B(元教師)は1万元(約15万円[当時の為替レートにて換算])の大金を借金し、その金で娘を香港に送り出す。しかし、彼女が二人っきりでアンディに会う事は叶わなかった。
③ 夢が叶わなかった事を嘆き悲しむ娘を不憫に思い、父はそれから7何かけて再び5千元(約7万円[当時の為替レートにて換算]を調達。2004年に北京で行われたアンディのコンサートに娘を送り込むが、結婚どころか彼に近付く事すら出来なかった。
④ 翌年の2005年、父は家を売却して約4万元(約52万円[当時の為替レートにて換算]の大金を作ると、アンディ追跡に一生を捧げる事を誓い、親子三人で香港に出発。家族ぐるみでファンクラブ会員となる。
⑤ アンディ追跡に金を使い果たした父に、娘は腎臓を売却して資金を作る様に頼む。父は腎臓売却を決意するも、高齢の彼の腎臓を買う病院は皆無だった。
⑥ 「娘がアンディに会う為に、自分の腎臓を売却しようとした父親」という報道が為され、彼等の存在は中国で一躍有名に。そして2007年3月25日、Aは3度目の香港入りで遂にアンディとツーショット写真を撮る事に。彼の事を知ってから、既に13年が経っていた。
⑦ しかし、ツーショット写真を撮るのに要された時間は数十秒。この短い時間に憤慨した父は「娘と二人きりで会ってくれ。な、アンディ。娘を宜しく。」という遺書を残して自殺。
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こちらにより詳細な経緯が記されているが、この「中国最強のストーカー女性」と称されるAのニュースは、昨年結構取り上げら手居たので御存知の方も多い事だろう。前に「ストーカー」という記事でチラッと触れた様に、自分も軽いレベルでは在るがストーカーに悩まされた経験が在る。それ故に、アンディ氏がどれだけ迷惑を被っているかは理解出来るつもりだ。
逆に、一面識も無い人間に対して一方的に入れ揚げ、付き纏い続けるストーカーの思考回路は全く理解不能。付き纏えば付き纏う程、相手の心が益々離れて行ってしまうのが判らないのだろうか?又、娘可愛さは判るものの、この異常な行動を止めるどころか、ストーカー行為を助長させた父親達の思考回路も同様に理解不能。
先月、Aは父親の自殺報道をした新聞社を名誉毀損で提訴し、慰謝料として30万元(約450万円)を要求。そしてこの度、「父が投身自殺したのは彼のせい。」と、アンディに対して損害賠償を求めて裁判を起こすという。「アンディがマネージャーを通じ、彼女を『親不孝』と中傷したからだ。」と彼女はしている。
嗚呼、怖い怖い・・・。
① 1994年、当時16歳の少女Aはクラスメートから一枚のポスターを貰う。それは香港スターのアンディ・ラウ氏のポスターだった。彼の風貌を見た瞬間に彼女は、「この人と愛し合うのが私の運命。」と感じ、何としても彼に会わなければと思う。それからの彼女は、彼中心の生活を送る事に。彼の夢を見ている最中に目覚ましで起きてしまってはいけないと学校を辞め、そして彼の追跡に邪魔になると勉強もしなくなった。
② 1997年、娘の本気度に心打たれた父B(元教師)は1万元(約15万円[当時の為替レートにて換算])の大金を借金し、その金で娘を香港に送り出す。しかし、彼女が二人っきりでアンディに会う事は叶わなかった。
③ 夢が叶わなかった事を嘆き悲しむ娘を不憫に思い、父はそれから7何かけて再び5千元(約7万円[当時の為替レートにて換算]を調達。2004年に北京で行われたアンディのコンサートに娘を送り込むが、結婚どころか彼に近付く事すら出来なかった。
④ 翌年の2005年、父は家を売却して約4万元(約52万円[当時の為替レートにて換算]の大金を作ると、アンディ追跡に一生を捧げる事を誓い、親子三人で香港に出発。家族ぐるみでファンクラブ会員となる。
⑤ アンディ追跡に金を使い果たした父に、娘は腎臓を売却して資金を作る様に頼む。父は腎臓売却を決意するも、高齢の彼の腎臓を買う病院は皆無だった。
⑥ 「娘がアンディに会う為に、自分の腎臓を売却しようとした父親」という報道が為され、彼等の存在は中国で一躍有名に。そして2007年3月25日、Aは3度目の香港入りで遂にアンディとツーショット写真を撮る事に。彼の事を知ってから、既に13年が経っていた。
⑦ しかし、ツーショット写真を撮るのに要された時間は数十秒。この短い時間に憤慨した父は「娘と二人きりで会ってくれ。な、アンディ。娘を宜しく。」という遺書を残して自殺。
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こちらにより詳細な経緯が記されているが、この「中国最強のストーカー女性」と称されるAのニュースは、昨年結構取り上げら手居たので御存知の方も多い事だろう。前に「ストーカー」という記事でチラッと触れた様に、自分も軽いレベルでは在るがストーカーに悩まされた経験が在る。それ故に、アンディ氏がどれだけ迷惑を被っているかは理解出来るつもりだ。
逆に、一面識も無い人間に対して一方的に入れ揚げ、付き纏い続けるストーカーの思考回路は全く理解不能。付き纏えば付き纏う程、相手の心が益々離れて行ってしまうのが判らないのだろうか?又、娘可愛さは判るものの、この異常な行動を止めるどころか、ストーカー行為を助長させた父親達の思考回路も同様に理解不能。
先月、Aは父親の自殺報道をした新聞社を名誉毀損で提訴し、慰謝料として30万元(約450万円)を要求。そしてこの度、「父が投身自殺したのは彼のせい。」と、アンディに対して損害賠償を求めて裁判を起こすという。「アンディがマネージャーを通じ、彼女を『親不孝』と中傷したからだ。」と彼女はしている。
嗚呼、怖い怖い・・・。
警察に被害届けが出されない分も含めると、ストーカー被害ってそこそこ在るんでしょうね。何よりも自分の様な三枚目の面相の者迄そういった被害に遭っているのですから、推して知るべしといった感じかもしれませんが(苦笑)。
今回の記事の様に一面識も無い相手からのストーカー行為も怖いですが、見知った相手から一方的にストーカー行為されてしまうのはもっと怖いのかも。正義感から両者の間に入られたマヌケ様は立派の一言。逆恨みされて被害に遭ってしまうケースも以前在りましたから、マヌケ様に何も無かった事が本当に幸いでした。今は両者共に普通の生活を送られているとの事で、これは非常に稀有でラッキーな例と言えましょう。
自分がこれだけ尽くしているのだから、相手も当然それに見合った物を返してくれる。「1+1」が必ずしも「2」にならない事も在る現実社会で、常に「2」以上を求めてしまうから、ストーカー行為が起こってしまうと言えるのかも。
あまり現実的でない思考の娘のためにせっせと借金し、さらには腎臓を売ろうとするとは。うーむ娘のほうが若いのだから自分でナントカしてもらいたい!(え?そういう問題じゃない?)
「一心不乱」、「千里の道も一歩から」、「坊主憎けりゃ袈裟迄憎い」、「可愛さ余って憎さ百倍」等々、この一件からは様々な表現が思い浮かびます。
娘の気質に親が感化されたのか?はたまた親の気質が娘に移ったのか?「似た者親子」なんていう表現も在りますが、悪い意味で彼女等はそれが当て嵌まりそうです。
色恋は人を狂わすといいますが、これは全く持って理解できません。
実は女友達に早乙女太一のファンなのですが、どうも少女Aの娘さんと一緒のような気がしてなりません。ただ違うところは、借金してまで、会社を辞めてまで(会社さぼりはしてるかも)というところには至ってないだけなような気がしています。しかし、熱の入れようとべた惚れ具合はなんとも云えません。まあ私もこの女友達に「あんたも阪神にべた惚れなんでしょ」といわれました。なんかちがうような・・・
ホストで借金してる人とかは(まあキャバクラも)アンディラウ娘のような予備軍のような気がしてなりませんね。
先だって電車に乗っていた所、年配の女性と30代位の女性が会話していました。親子というのでは無く会社の同僚という感じでしたが、年下の女性の方が「うちの妹が○○(ジャニーズの或るタレント)に入れ揚げちゃって大変なんですよ。各地のコンサートに足を運んでるんですが、給料を全部突っ込んじゃってるばかりで無く、借金迄して“追っ掛け”してて・・・。もう30万円近く借金あるみたいで。」とぼやいていました。年配の女性は「まあ大変ねえ。でも、そんな事出来るのは若い内だけだから。」と慰めにもならない様な慰めを口にしていましたが、どうなんでしょうね。