ちょっとRZV

突然だがRZV500Rが好きである。
高校時代の憧れでもあるヤマハ２サイクルの最高峰。当時は、絶対購入することなんて不可能だと思うくらい遠い存在だった。カタログを部屋に飾って（今もある）、ずっと眺めていた。それから十数年経ったある日、たまたま通りかかったバイク屋の店先にあったRZVに魅せられ衝動買いしてしまった（それがRZV-1号）。現在2台あるのだが、両車共84年生産の初期ロット（生産はわずか2年～３年）。1台はフロント17インチでFZR1000の脚回り（RZV-2号）だが、ハンドリングはノーマルの方がナチュラルで良い。これもサスセッティングとフォークの突き出し量の変更で改善されるだろう。
で、レーサーとしてず～っと置きっぱなしで不動だったRZV-1号を簡単にOHしてみた。元々不具合がなかったので、問題なくエンジンもかかるだろう。この1号マシンは来シーズンの活動費にあてるべく近いうちに売却しようと考えている。ちなみに1号はルーニー製チャンバーを、2号は忠男製チャンバーをつけているが、やはり忠男の「急に“来る”」感じはたまらない。これは他のビッグバイクにはないフィーリングである。