バイクな俺の毎日

車種にこだわるんじゃなく、車輪が付いてりゃなんでもOK。2004年から、のらりくらりと語っています

今や昔のシングルスポーツ

2005-04-26 21:08:12 | ガレージの肥やし
そういえば腰上オーバーホールしたのに全然乗っていなかったSRX-4。理由は免亭だったのです・・・。しかし東京という街は本当に取締りが多い。渋谷区ではちょっとバイクを止めておくだけでも駐禁を切られてしまいます(愚痴)。

さて、一昨年8万円!!でオークション落札したヨシムラサンパー付きSRX-4。後付けパーツは全部中古なので、非常に格安でモデファイを楽しんでいます。購入後におこなったモデファイはカーボン外装やウインカー交換、リヤFRPショートフェンダーに交換したりと、基本的に「見た目改」中心(もちろんブレーキ関係やファイナル交換、電気チューンはしています)。シートも「染めQ」で黒に塗装しましたが、イイ感じの質感です。その中でも快適通勤用にアップハンにしたのがかなりのお気に入り。ハンドルクランプはKDX250の物を流用し、ワイヤー関係も延長しているので取り回しも問題無く本当に楽です。ハンドルウエイトを削除し、TZグリップ(超薄)装着で振動が手に来るかな?と思っていましたが心配無用、さすがレンサルのハンドルですね(エンジンOH後、振動も激減したのも要因)



美しいスタイルのSRX4は3VN2と呼ばれる92年生産の最終型。発売当時はビックバイクブームながら、一方でモダンシングルスポーツ(高性能単気筒バイク)がマニアに人気で、各社様々なコンセプトで発売していました。しかし現在このようなモダンシングルスポーツはラインナップにありません(SRやCB-SSはモダンシングルではない)。限定解除免許が教習所で取れるようになってからは中型バイクで走りを練習するライダーも減り、現在のスクーターブームではスポーツシングルの良さを理解する人がいないのでしょうか(悲)。トラクションを感じながら走るモダンシングル、また復活するかな~。WR400Fのエンジン搭載も可(実は手持ちのTZ125にWRエンジン乗せたい~)!

ギンギラギンで~♪

2005-04-23 16:39:03 | バイクな俺の毎日
昨夜メディアプロデューサーY君と某アニメ会社部長i君とで呑んでいたのだが、その帰りになんとタイの象のように着飾ったリード90を発見!
よく見ると鏡を7?角程度にカットしてあるものをボディ全面に貼付けてある!スゲー!もうバイクじゃないね、走るミラーボールみたいだ(笑)
俺はこれで買い物に行くことはできないが、どんな人が乗っているか見てみたいなー。



岡本敏子さん

2005-04-21 18:29:27 | バイクな俺の毎日
ごめんなさい、今日の話題はちょっとバイクから離れます。


昨日岡本敏子さんが突然亡くなられました。あまりに突然の事でびっくりしています。昨年、かねてから切望していた敏子さんと仕事でお会いすることができました。幼少のころ大阪万博にインスパイアされた俺は岡本太郎さんが好きでした。敏子さんと実際に会うと、岡本太郎という人と敏子さんが完全にリンクし、太郎さん本人と会っている様な気がするほど、素晴しい「気」を発する方でした。

人間らしい人間、本当にそんな感じでした。

2回程お会いしただけだから多くは語れないけど、敏子さんにはこんな言葉をいただきました。

「境界にとじ込められたり、それに脅えるひとは、自分でそれを作っているのよ。なぁんだ、と思ってみれば、なんでもない。もっと自由になりましょう、岡本太郎のように!」

今のこの世の中に、この言葉と笑顔を送りたいと思います。



996Rで箱根そばを喰らいに行く

2005-04-18 15:49:48 | 酒と旅
昨日は非常に良い天気だったので996Rで久々に箱根にそばを食べに行きました。首都高5号北池袋入口からぐるっと回って東名高速東京料金所へ。おぉ、さすがにバイクが多い。しかもタンデムが半数!夢の様な光景じゃないか!(俺の996Rはひとり乗り・・)さ、気にせず御殿場ICへゴー!ということで996R君の機嫌のよい速度(法定速度では6速キープできないのです、996Rは)で走行中、前にフェラーリ360が!よーしくっついて行こう!とぴったりテールについてゆく。なかなかイイ感じの速度キープをしてくれるじゃない、360君。そこにMVアグスタF4が絡んであっというまに御殿場IC着。降りたら寄り道せずに芦ノ湖方面へ。


到着した『そば処 みよし』では「岩海苔と桜海老のかき揚げ 冷やし」を注文。手打ちの細~いそばに岩海苔と桜海老のかき揚げがのっていて、そこにだしをかけて食べます。かき揚げは駿河湾でとれた新鮮海老とかで、ジュ~といい音を奏でてくれます。めずらしい蕎麦ビール(小)とあわせていただきましたが、超美味!でも男子は大盛りでもいいかな?
そば処みよしは、芦ノ湖遊覧船乗場より200メートルくらい手前にあります。駐車場も完備です。



芦ノ湖で休憩してから箱根をくるっと回って、「乙女峠」で夕景を写メして帰宅の路へ。渋滞30キロをすり抜けして、久々に腕がパンパンにあがりました。996Rはクリップオンハンドルなので体力も必要ですね・・





GP前の上海

2005-04-11 17:31:31 | バイクな俺の毎日
先週仕事で行ってきた上海。街には反対車線を走るスクーターや信号無視はあたりまえ状態で、あちこちで事故だらけ。現地スタッフに「横断歩道を渡る時は走ってくる車を見るな、車が止まってくれないから」といわれた・・恐ろしい・・。さて、上海にはミッションのバイクはほとんど走ってない。しかも250cc以上は皆無で、白バイですらSUZUKI-GN125だ。スクーターも見たことも聞いたこともないメーカーばかり。
こんな街でGPやってもどうなのかな?と思ったが、宣伝は日本なんかより積極的だった。街の数カ所に巨大看板が立てられ、アドカードも街中に配付され、テレビでもCMが流れている。また同時開催で「頭文字D」のドリフトイベントがあるらしく、こちらも巨大看板に併記されていた。日本のスポーツカーやスーパーバイクは若者にとって「遥かなる憧れ」らしい。ちなみにスポーツカーらしきものは滞在中一度も見かけなかった。



上海人(上海の人は自分を中国人ではなく上海人という)は教育レベルも高く(我々と接した人々はすべて帰国子女だった)、日本人に対してビジネス的な視点も絡めて接するので友好的だ。しかし上海は中国という国にとって、ひとり英語がしゃべれるエリート息子みたいなもので、聞くと上海とそれ以外の地方間では強烈な確執があるので、上海人でも地方では危険な事があるという。

しかし、そんな上海でも身分差は強烈だ。観光客が訪れるスターバックスやカフェレストランの裏通りには、年収500元(約7000円)以下の人々が数十万人以上暮らしている。終戦直後の日本と2005年がミックスした感覚。

いま中国の若者が日本に対して反日感情を剥き出しにしているが、こんな強烈な貧富や身分の差に対して怒りを覚えない中国の若者にこそ俺は疑問を持つ。もちろん反日感情の問題点は日本の先人が起した過ちを詫びる姿勢と、日本の指導者の態度なのは確かだろう。しかし今の中国に大切なのは不満を反日感情に転訛する事じゃ無く、諸外国と上手くコミュニケートし世界をリードすることだ。自分の身の回りにある「身分差」や「差別」は、自分が優位な立場にあるから叫ばない。「ダメなやつはいらない」と言うのは、いかにも帝国主義時代の日本の様じゃないか。

上海GPでは日本のメーカーが間違いなくトップ争いをするわけだが、「憧れのマシン」がさらなる反日のきっかけにならなければいいなと思った。