銀幕大帝α

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ゾンビ2009

2008年12月04日 22時57分11秒 | 洋画ホラー
ZOMBI:LA CREAZIONE/07年/伊/劇場未公開
監督:ビンセント・ドーン
出演:イベット・イゾン

<ストーリー>
孤島で研究用ゾンビに襲われ、生還した女性が、仲間を救うため再び島に向かう。
<感想>
やたらと先走った邦題だが、これは監督からの最後の贈り物であり、来年生まれるであろうゾンビ映画に対する挑戦なのかもしれない。

なんて、大袈裟に書いてしまったが、実際内容を観てみて、何かがおかしいという事に直ぐ気づいた。
というよりも誰でも気づくはずだ!
気付かない奴の方が間抜け。

そう!まんま『エイリアン2』のパクリなんです。
流石、『食人族3 ~食人族VSコマンドー』で、『プレデター』のモロパクリをやっただけの男ですね。
セリフも構図も一緒。
エイリアンをゾンビに変えた以外はな~んにもアレンジがされていない。
なんとも安上がりな脚本だこと(笑)。

まぁマーティン・ミラーだからこそ、いやボブ・ハンターだからこそ、いやいやウェルナー・ノックスだからこそ、いやいやいや(何個偽名持ってるねん!)低能監督ブルーノ・マッティだからこそ出来る荒業なのかもしれない。
これぞ、イタリアのエド・ウッドと呼ばれている監督の名に恥じぬオリジナリティの欠片もない
ヴィンセント・ドーン・オブ・ザ・デッド
誕生の瞬間であり、彼の人生の集大成だったのかもね。

エンディングで監督自ら登場し、「私もゾンビとなって甦ってくるよ」と言い残していたが、いやもう・・・安らかに眠って下さい。
その方が、監督としても、映画界としても伝説の人となって我々の記憶の片隅に残るはずですから。

評価:★☆
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今日も僕は殺される

2008年12月04日 22時20分15秒 | 洋画ホラー
THE DEATHS OF IAN STONE/07年/米/87分/劇場公開
監督:ダリオ・ピアーナ
出演:マイク・ヴォーゲル、ジェイミー・マーレイ、クリスティーナ・コール、マイケル・フィースト

<ストーリー>
目覚めると別人になり、毎日殺され続ける羽目になった青年の運命は・・・?
<感想>
観るまで全く作品に対しての予備知識が無かったから、全然想像していたものと違ってビックリした。

悪魔の映画やったんやね。

時間が止まると、悪魔が殺しにやってくるんですよ。
無垢な青年をね。

で、殺されるたびに、青年はどんどん私生活が乱れてくる。
最初は花形アイスホッケー・スターだったのに、最後ではジャンキーですよ。

で、何か変な装置に固定されて、『マトリックス』風の黒ずくめでグラサン男たちに体を切り刻まれる訳です。

何が何やら分からない展開に呆然としていたら、私気付いたんですよ。
あ、これ、ダーク・ヒーローものやったんや、と。

終盤での人間ではない、何かたちの戦いは正しくダーク・ホラー。
面白いのか、面白くないのか、う~ん微妙な位置づけの作品でしたね。

巨匠スタン・ウィンストンの最後のVFX作品としては観ておくべき映画かもしれないが、全体的にはかなりB級っぽいです。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★☆
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切り株画像(映画『P2』 より)

2008年12月04日 22時00分13秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
ある女性に恋した一人の警備員。
彼は、エレベーター内で彼女にセクハラしていた上司に怒りを抱いていた。
そして、クリスマスの夜、遂に男は上司に刃を向ける。
椅子に紐で固定された上司に向かって、男は車を走らせ、そのまま壁へと挟むように激突。
衝撃で挟まれた上司は、体を圧迫されて
切り株完成。
割れた腹から、何が何やら分からない“物体”が露出。
↓は上の映像の後、アップされた続きの映像だが、幾ら観ても、何の内臓なのか判別不能なグロさ!!

切り株度(MAX!)

レヴュー『P2』
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P2

2008年12月04日 21時43分09秒 | 洋画ホラー
P2/07年/米/97分/劇場公開
監督:フランク・カルフン
出演:レイチェル・ニコルズ、ウェス・ベントリー、フィリップ・エイキン、グレース・リン・カン、ステファニー・ムーア

<ストーリー>
大都会の死角、誰もいない地下2階駐車場で起こる女性の拉致・監禁を描く。
<感想>
こちらは正真正銘のストーカーもの。
サイコな(ちゅうより殆どキチガイ)警備員による悪質‘過ぎる’嫌がらせをテンポ良く描いています。
リアルに怖かったなぁ、あの警備員。

女性への積もりに積もった一途な愛が爆発したことにより、急に変態男へと変貌しちゃったんだろうなぁ。

分からなくもないが、ちょっとどころじゃない事までやっちゃっているから、片想いに歯止めが利かなくなるとこういう人間になってしまうのかと思うと、本当に怖いし、可哀想でもある。

頼みの綱である携帯も無くし、巡回に来た警官も去った!!
さぁどうなる!!!

この後の展開が非常に面白い。

なんてったって、地下駐車場でのカー・チェイスが始まったかと思うと、挙句にはチキン・レースにまでなっちゃうハチャメチャぶり。

いや、良い意味でドキドキしたよ。
孤独になった女性が、相手に対し、どのような反撃に出て、どのような結末を迎えるのか。
展開が読めないだけに、結構楽しみになってくるんですよね。

アップでの目玉突き刺しとか、かなりグロい描写もあり、想像以上にキモ怖かったし、私は大とはいかなくても満足は出来ましたよ。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
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セルラー・シンドローム

2008年12月04日 21時17分23秒 | 亜細亜ホラー
VIDEO CLIP/07年/タイ/79分/劇場公開
監督:パークプーム・ウォンチンダー
出演:パウポン・テープハサディン・ナ・アユタヤー、ガームシリ・アーシラルートシリ、ナッタポン・テーンカセーム

<ストーリー>
主人公が女子大生の携帯電話を修理した矢先、次々と仲間に異変が起き・・・。
<感想>
またまたタイから面白い映画が届いたよ♪
あ、面白いっていうジャンルじゃないなぁ。
怖いけど、凄く悲しい話なんだよね。

携帯動画で映された、トイレ盗撮や着替え盗撮、更にはプライベートなセックス・シーン。
これらをポイントに置きながら、物語は徐々にエスカレートし、ストーカー被害へと拡大していく。

ヒロインの女子大生を陥れようとしている人物は誰なのか??

ここに注目が集まる訳だけれど、ラストで予想外な展開へと急変するんですよ。
この辺りのカラクリはかなり斬新なのだが、物凄く悲しい。

全ての謎や真犯人が暴かれた時、大きな衝撃が訪れます。

しかし変態浪人生は、作戦外だったのか?
そこの所は良く分からないが、精密に計算された復讐劇には恐怖を覚えますが、真相を知ってしまうと、何か同情してしまうし、犯人の心情も痛い程伝わってきます。

ありきたりなストーカー・サスペンスだと思っていると、ラストのどんでん返しで意表をつかれますが、切なくなる事は確かです。

この映画、かなりオススメかも!!

オフィシャル・サイト タイ式シネマ★パラダイス

評価:★★★☆
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