９＜ナイン＞ ～９番目の奇妙な人形～

9／０９年／米／８０分／ＳＦアドベンチャー・ファンタジー／劇場公開
監督：シェーン・アッカー
声の出演：イライジャ・ウッド、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマー

＜ストーリー＞
古びた研究所で目覚めたボロ人形が、仲間と自分たちの存在理由を探っていく。
＜感想＞
短編アニメをティム・バートンが絶賛。
その後長編として作り直したのが本作。

成るほど、バートンが好きそうな映像世界ですわ。

ストーリー自体はそんなに大したものではないのよね。
機械人間を人形に変えた、なんちゃってサイボーグ００９みたいだし。

でも作り込まれた映像には目を見張るものがあります。

何処に？

って聞かれると困っちゃうんだけれど、まぁそこは観て下さいよ。

アニメだけどアニメじゃないような、キャラクターたちの生き生きとした動きといい、戦争によって荒廃した土地のダークなビジュアルといい、襲い来る機械獣といい、細部まで丁寧に描かれたこだわりのある全てのモノからは、人間の手によって生み出されたとは思えない輝きと美しさを感じ取らせてくれるはず。

飛び抜けて好評価出来る内容では無いにしろ、この世界観は一見の価値大いに有りです。

にしても実写映画にしろアニメ映画にしろ、女性キャラは本当に強くてカッコ良い。
＃７は人間だったら相当な美人であると私は感じたんですがね。
ワンピースでいうとナミみたいなもん？？

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価：★★☆
１０／１１／０８ＤＶＤ鑑賞（新作）
９＜ナイン＞ ～９番目の奇妙な人形～　イライジャ・ウッド　ジェニファー・コネリー　ジョン・Ｃ・ライリー　ギャガ・コミュニケーションズ

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レンタル開始日：2010-11-04

屍病汚染 DEAD RISING

１０年／日本／８３分／ゾンビ・ホラー／オリジナルビデオ
監督：稲船敬二
出演：吉田大輝、矢崎広、安藤聖、尾上寛之、渋川清彦

＜ストーリー＞
人々をゾンビ化させる「屍病」の隔離封鎖地域から、命がけの脱出を試みる兄弟の運命は？
＜感想＞
私が最近ひたすらバットでゾンビどもをぶん殴って、日頃の憂さ晴らしをしているゲーム「DEAD RISING２」を製作者自ら実写化した作品なんだが、舞台が倉庫のみで、兄弟と配送業者がいがみ合い、出てくるゾンビはおまけ程度という、ゲームの下敷きにもなっていない、何とも日本人が作ったどうしようもない映画やなぁと思わせるクソゲーもといクソムービー。

「兄ちゃん！兄ちゃん！」
「見つかっちゃうよ。どうしよう、うわ～どうしよう」

赦す。
お前、即、死ね！

車椅子乗っているからって弱音吐いてんじゃねぇよ。
冒頭からうだうだ言いやがって、苛々するわ！

潔く死んだ兄ちゃんを見てみろ！
ゾンビに噛まれても生きる希望を捨てず、単身で薬を探そうとしている看護師を見てみろ！

てめぇの情け無さに俺が顔面パンチを食らわしちゃるわ！

所で何でこんなクソおもんない映画作ったんだ？
しかもだ、あのオチは明らかにパクリじゃねぇか。

やる気がないなら映画なんて作るな。
本作によってまた日本のホラー映画界に汚点が一つ増えました。

失笑！！

評価：★（看護師の色っぽい唇に情けの☆＋）
１０／１１／０８ＤＶＤ鑑賞（新作）
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