トイ・ストーリー３

TOY STORY 3／１０年／米／１０３分／アドベンチャー・コメディ／劇場公開
監督：リー・アンクリッチ
声の出演：トム・ハンクス、ティム・アレン、ジョーン・キューザック、ネッド・ビーティ

＜ストーリー＞
ウッディらおもちゃたちが、大学進学のため家を離れるアンディとの別れを迎える。
＜感想＞
子供よりも大人に一番観て欲しい作品になっているよね。

立派に大人へと成長したアンディ。
彼は本当に心の優しい青年になりました。

一番大切にしたものを一番大切にしてくれる人に委ねる。

普通の人なら、あっさりと捨てちゃうだろう。
けどアンディには何時までもおもちゃたちとの思い出が残っている。
一緒に遊んだ大切な友達。

おもちゃを捨てる事は友人を捨てる様なもの。
子供の頃、何十回と彼の頭の中で大冒険を繰り広げたおもちゃたちをあっさりと捨てられる訳が無い（ゴミ袋には入れていたけれど）。
純粋な心を持ったアンディに可愛がられたおもちゃたちは本当に幸せそのもの。
そしてそんなおもちゃたちに愛されたアンディも幸せものです。

お互いの愛情があってこその、涙の無いお別れ。

間違って捨てられ、幼稚園に移され、一悶着あって、そこで改めて再確認した少年とおもちゃたちの深い絆。

アンディは大学生として、おもちゃたちは新たな持ち主の遊び相手として、違う道をそれぞれが歩み始めたけれど、今まで通り楽しく暮らして欲しい。
いや、彼らにはそんな心配は無用かもしれない。
そんな思いをさせてくれる心温まる明るいエンディングでした。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

関連作：
『トイ・ストーリー』（第1作）※個人的評価：★★★
『トイ・ストーリー２』（第2作）※個人的評価：★★★☆
『トイ・ストーリー３（2010）』（第3作）
『トイ・ストーリー４（2019）』（第4作）

評価：★★★★☆
１０／１１／０６ＤＶＤ鑑賞（新作）
トイ・ストーリー３　ジョン・ラセター　ピクサー　トム・ハンクス　ティム・アレン　ジョーン・キューザック　マイケル・キートン　ティモシー・ダルトン　ボニー・ハント　ウーピー・ゴールドバーグ　Ｒ・リー・アーメイ　ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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レンタル開始日：2010-11-03

エルム街の悪夢

A NIGHTMARE ON ELM STREET／１０年／米／９５分／ホラー／R15+／劇場公開
監督：サミュエル・ベイヤー
出演：ジャッキー・アール・ヘイリー、カイル・ガルナー、ルーニー・マーラ

＜ストーリー＞
夢の中から来る「カギ爪の殺人鬼」におびえる、若者たちを見舞う悲劇とは？
＜感想＞
シリーズ中、マイベストシーンは、あのジョニー・デップが血肉を噴出する第１作目。
その１作目をリメイクという形で再構築した本作だが、さていかに。

何と言うか、ＶＦＸの使い方が絶妙だった。
現実から夢へと落ちた瞬間に背景が悪夢の世界へ変わるあの切り替わり方にかなり度肝抜かれた。

特に印象的だったのが、ドラッグストアーでのフレディ襲来にてナンシーを中心に背景がチャカチャカと変化する所。
上手く作っているな～と感心したね。
教室のシーンや、血だまりからベッドに落ちるシーンなんかにも同様に言えるんだけれど、このリメイクは本当にＶＦＸ技術が素晴らしいです。

それと、オリジナルのシリーズはちょっとコメディ色なホラーなんだけれど、今作はきっちりと正統派なホラーに仕上げているのが良かった。
けど、悪夢で怖がらせるというアイデアをしっかりと私にも味わせてくれた点に関しては申し分無いのだが、残念なのがフレディがちっとも怖くない。

リメイクではフレディをジャッキー・アール・ヘイリー（『ウォッチメン』の覆面の模様がコロコロ変わるロールシャッハを演じた人）なのだが、どうにも恐怖感そのものが無く、インパクトが薄い。

もうフレディというキャラクターはロバート・イングランドで完成されちゃったんだろうね。
彼が演じてこそのフレディであって、彼が演じないフレディは只の火傷男。

comeback！！Robert Englund！

ナンシーよりもクリスが可愛かったので彼女を主役にした方が良いんじゃねぇの？と途中まで思ってたんだが、髪を下ろしたナンシーも意外とイケてた。

オフィシャル・サイト（英語）
オフィシャル・サイト（日本語）

関連作：『エルム街の悪夢』（オリジナル）

評価：★★★
１０／１１／０５ＤＶＤ鑑賞（新作）
エルム街の悪夢　マイケル・ベイ　ウェス・クレイヴン　ワーナー・ホーム・ビデオ

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レンタル開始日：2010-11-03

ザ・ホード -死霊の大群-

THE HORDE／０９年／仏／１０２分／ゾンビ・ホラー・アクション／R15+／劇場公開
監督：ヤニック・ダアン、バンジャマン・ロシェ
出演：クロード・ペロン、ジャン＝ピエール・マルタンス、エリック・エブアニー

＜ストーリー＞
出口なき古ビルで、「走るゾンビ」の大群に襲われた警察とギャング団。彼らは生きる為協力する羽目になる。
＜感想＞
今ホラー映画界で勢いのある国がスペインとフランス。
そのフランスからダッシュ系ゾンビのパワーアップ型が登場。

今度は数で勝負だ！！

いやね、予告でも流れていた車上を拠点にした１対３００のシーンは凄いっすよ。
あのおっさんの体力半端ねぇ。
流石にへばって埋もれちゃったけれど。

ドテッ腹爺さんによる、通路猛進するゾンビ軍団目掛けてガトリング銃乱射もすこぶる爽快ですなぁ。

今度は力と強靭さで勝負だ！！

ゾンビ軍団の怪力と撃たれても撃たれても

グワッギャ～

って掴みかかってくるタフさ。
怖いですな～。

タフゾンビ以上にキレた女が一番怖いんだがね。
フルボッコにした挙句、貯蔵庫をぶっ倒して「クソビッチ！！」。
女コエェ～～～。
男が飾りに見えるわな。

＝戦う女に飾りはいらない＝

そんなラストシーンがちょっとカッコ良くない？
でもオラだったら幾ら相手が仇でも一人ぼっちにはなりたくねぇけど。

ハードコアだぜこんちくしょう。

ハーコー！！イ～ハ～！！！

俺はナイジェリア人だ！ナイジェリア人だ！ナイジェリア人だ！ナイジェリア人舐めんな！！

しかし何だな、期待した程じゃなかった。
ドラマ部分が多過ぎたせいか、微妙にテンポ悪し。
ゾンビ映画にしても描写的には大人しい目。
臓物引っ張り出してとか、人間をムシャ喰うとかのスプラッター描写が無いに等しいのも残念。

フランス発ゾンビ映画だけに、派手なグログロものを観たかったんだが、予想に反してバイオレンスなドラマという、面白くない訳では無いんだが満腹感には達しないレベルの内容にいささか期待外れ。

オフィシャル・サイト（日本語）

評価：★★★
１０／１１／０４ＤＶＤ鑑賞（新作）
ザ・ホード -死霊の大群-　ハピネット

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レンタル開始日：2010-11-04