SPLICE/08年/加・仏/104分/SFサスペンス/R15+/劇場公開
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ
原案:ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本:ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演:エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック
<ストーリー>
科学者の夫婦、クライヴとエルサは人間と動物のDNAを配合して“新生命体”を創り出すことに成功。ふたりは誕生した“新生命体”にドレンと名付け秘密裏に育てていくのだが…。
<感想>
構想から10年を経て、またけったいな映画を作っちゃったヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作。
暴走行為しまくりなエルサ、エロスの微塵も感じさせない気持ち悪過ぎるドレン、何故かそんな新生命体に惹き込まれHまでしちゃうクライヴ。
そんな3人の泥沼三角関係を嫉妬・憎悪・誘惑などを織り交ぜながら淡々と描いているのが本作。
10年も温めていた企画がこんなもんかい、と呆れたくなる程の面白さがちっとも感じられない平平凡凡内容。
これなら一発アイデアで作り上げた『CUBE』の方がよっぽど出来が良い。
(どうしても引き合いとして『CUBE』が出ちゃうのは、もうしょうがないよね)
性別が変化するというキモとなる部分は良いとしても、予想通りなラストと、何が生まれてくるのか分からない‘モノ’を「失うものは何も無い」という意味不明なセリフを足して、新たな実験として参加承諾するエルサの気分屋的な所には失笑すら甚だしい。
そもそも、キーとなるドレンの造形を何であんな化け物にしちゃったのかが謎。
出てくる度に「気持ち悪い」としか思えず、あんなのに愛情を注ぐ科学者夫婦の気が知れん。
まぁこの手の科学者って基本的に頭イッちゃっているからね。
だから誰にも感情移入出来ず、途中から画面の中で起こっている事に対しても
どうでもいいよ
と思っちゃうんだから、鑑賞側にとっちゃあ作り手の自己満足云々以前の問題やろね。
話にならない。
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
評価:★★
11/04/24DVD鑑賞(新作)


にほんブログ村
レンタル開始日:2011-04-22
メーカー:クロックワークス
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ
原案:ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本:ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演:エイドリアン・ブロディ、サラ・ポーリー、デルフィーヌ・シャネアック
<ストーリー>
科学者の夫婦、クライヴとエルサは人間と動物のDNAを配合して“新生命体”を創り出すことに成功。ふたりは誕生した“新生命体”にドレンと名付け秘密裏に育てていくのだが…。
<感想>
構想から10年を経て、またけったいな映画を作っちゃったヴィンチェンゾ・ナタリ監督の最新作。
暴走行為しまくりなエルサ、エロスの微塵も感じさせない気持ち悪過ぎるドレン、何故かそんな新生命体に惹き込まれHまでしちゃうクライヴ。
そんな3人の泥沼三角関係を嫉妬・憎悪・誘惑などを織り交ぜながら淡々と描いているのが本作。
10年も温めていた企画がこんなもんかい、と呆れたくなる程の面白さがちっとも感じられない平平凡凡内容。
これなら一発アイデアで作り上げた『CUBE』の方がよっぽど出来が良い。
(どうしても引き合いとして『CUBE』が出ちゃうのは、もうしょうがないよね)
性別が変化するというキモとなる部分は良いとしても、予想通りなラストと、何が生まれてくるのか分からない‘モノ’を「失うものは何も無い」という意味不明なセリフを足して、新たな実験として参加承諾するエルサの気分屋的な所には失笑すら甚だしい。
そもそも、キーとなるドレンの造形を何であんな化け物にしちゃったのかが謎。
出てくる度に「気持ち悪い」としか思えず、あんなのに愛情を注ぐ科学者夫婦の気が知れん。
まぁこの手の科学者って基本的に頭イッちゃっているからね。
だから誰にも感情移入出来ず、途中から画面の中で起こっている事に対しても
どうでもいいよ
と思っちゃうんだから、鑑賞側にとっちゃあ作り手の自己満足云々以前の問題やろね。
話にならない。
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
評価:★★

11/04/24DVD鑑賞(新作)


にほんブログ村
レンタル開始日:2011-04-22
メーカー:クロックワークス