銀幕大帝α

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リセット

2011年08月06日 21時50分45秒 | 洋画サスペンス
VANISHING ON 7TH STREET/10年/米/91分/ミステリー・サスペンス/劇場公開
監督:ブラッド・アンダーソン
出演:ヘイデン・クリステンセン、タンディ・ニュートン、ジョン・レグイザモ、ジェイコブ・ラティモア

<ストーリー>
ある夜、世界規模の大停電と共に地球上の人々が消失する。すべてを覆っていく闇から逃れようともがくルークは、ある謎の言葉を目にし…。
<感想>
なんじゃこりゃ。。。

飛行機がどっか~ん、となる冒頭は良い感じでしたが。
闇に包まれると衣服だけ残して人間は消える。
その為、懐中電灯などで周りを照らして危険を避ける。

アイデアは良い。

けど、話の流れが今一つ意味が分からない。
それ以上に面白くない!!

4人が生き残ったのはたまたまなのか?
それとも神に選ばれ、誰が適任か試されていたのか?

地球を「リセット」して、もう一度、戦争の無い、人間のいざこざが無い世を再生させる。
そういう解釈で良いのかな?

どうも、この手の宗教的な作品は乗れません。

自分勝手な行動ばかり起こす4人にイラつくばかり。
暗闇が危ないってのに、何故にそこへ行きたがる?
身内に呼ばれたからと言えども、普通、怖くて近寄らんだろ。

借りた事は仕方がないが、観た事は「リセット」されそうです。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★
11/08/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-08-03
メーカー:エイベックス
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冷たい熱帯魚

2011年08月06日 21時50分37秒 | 邦画サスペンス
COLDFISH/10年/日本/146分/犯罪サスペンス・ドラマ/R18+/劇場公開
監督:園子温
脚本:園子温、高橋ヨシキ
アクションデザイン:坂口拓
特殊造形:西村喜廣

出演:吹越満、でんでん、黒沢あすか、神楽坂恵、梶原ひかり、渡辺哲、諏訪太朗

<ストーリー>
熱帯魚店を経営する社本と妻の妙子は、娘が万引きしたとの連絡を受けてスーパーへと向かう。しかし、偶然居合わせた同業者・村田の取り成しで娘は無罪放免となり…。
<感想>
俺も幸せになりた~い!
「社本!ちょっとは笑えよ!!」
あの状況では笑えないっつうの。

やっぱ園子温監督は期待を裏切らない。
もう勢いで見せてくれる。
長尺を苦にさせない物語の力強さに舌を巻いたよ。

それにしても、でんでんでしょ。
この人あってこその面白さ。

人生を楽しんでんなぁ、人殺しを楽しんでんなぁ、というのがヒシヒシと伝わってくる。
人間を解体してんのに、何なんだ、あの場の和み方は。
目を覆いたくなる位十分にグロいんだけれど、変に笑いも生まれてくる。
ひょうひょうとした態度や頭の線が一本キレちゃっている鬼畜ぶりなんかを、でんでんは声で、表情で上手く使い分けている。
記憶に残る名演技だと私は絶賛したい程です。

対象的に常に弱腰の吹越満も良い。
こいつダメだわ、て思わせるヘタレ具合が絶妙で、今後どうなっちゃうんだろうと、心配にもなってくる。
だから、終盤での豹変ぶりには、驚きと共に納得感も生まれてくる。
そりゃ、そうなるだろうってね。

他の役者も芸達者。
というかまともな奴がいやしない。
黒沢あすかも神楽坂恵も俗に言う変態なんだけれど、それぞれの持つ変態の度が違う所がもう可笑しくって。
両者共そこまでやっちゃいますか、と思える乱れっぷり、狂いっぷりが滑稽。
血だまりと肉塊にまみれながら
「好きなのよ~」
と迫ってくるでんでんの嫁。
あ~気持ち悪い(笑)。
「あ~ん、もっと叩いてぇ~ん」
と懇願する吹越満の嫁。
あ~気持ち悪い(爆)。

「人生は痛いんだよ!」
死をもって生きる辛さを教えたのに、全く効果ゼロばかりか、だから何?と言わんばかりに実父を笑いながら蹴りまくるバカ娘。
あ~リアルだ。。。

家族の再生を夢見た男。
幼少期の虐待によるトラウマから詐欺と殺しと金で人生を謳歌しようとした男。

当然、地球上から‘透明’になるべき男は後者だが、妻も娘も教育出来ない様な男も’透明’にされるべきなのかもしれないな。

人間のクズを扱った恐ろしい作品ではあるが、ブラックなユーモアが緩和してくれているので、観易くはなっている。
それでも、エログロに免疫が無い人はある程度身構えておいた方がいいかもしれない。

私でさえ最初の解体にはひぇ~ってなった。
ハリウッドと違い、日本の特殊造形は妙に本物っぽくて嫌だ。
でも、第2、第3へと続くにつれ、脳が麻痺しちゃったのか普通に観てました。
慣れって怖いよね。

オフィシャル・サイト

評価:★★★★☆
11/08/06DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-08-02
メーカー:日活

切り株画像はこちら
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切り株画像(映画『冷たい熱帯魚』より、透明前の解体)

2011年08月06日 21時40分31秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
必要が無くなった者は解体せよ。
山小屋の風呂場は絶好の
切り株生産場所だ!!


切り株度(5/5MAX)

レヴュー:『冷たい熱帯魚』
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ゾンビハーレム

2011年08月06日 19時13分41秒 | 洋画ホラー
DOGHOUSE/09年/英/89分/ゾンビ・ホラー・コメディ/劇場未公開
監督:ジェイク・ウエスト
出演:ダニー・ダイア、スティーヴン・グレアム、ノエル・クラーク

<ストーリー>
ある日、妻に別れを告げられたヴィンス。友人たちは彼を元気付けようと、女の人口が男の4倍という町・ムードリーへの傷心旅行を企画する。しかし、その町の女たちは皆ゾンビ化しており…。

<感想>
面白かった!
結構な場面でぷっと噴き出しましたし。
「お前のびっくり声はイルカみたいだな」
とか。

監督が言うには

多分、世界初の女性だけがゾンビ化してしまうゾンビ映画だろう

らしいです。

どういった経路でこうなったのか良く分からないんですが、空気感染により女性だけがゾンビ化する模様。
軍人が出てきますが、何の説明も無しに超音波装置を託しただけで丸っきりの役立たずでした。

この超音波装置を作動させると
女ゾンビ軍団は一時停止します(笑)。

動かしたり、止めたり、また動かしたり。
楽しそうですなぁ。
そんなお茶らけた事やっているから、折角の装置が!?
でも、何か彼らは吹っ切れたようで、キャッホーと走りだす男どもの姿に私は妙に清々しさを感じたんですが、良く良く思えばすんげぇ終わり方ですな^^;

見所は女ゾンビたちでしょう。
何らかの武器を手に持っているという拘り様。
シザーハンズみたいな二刀流ハサミ使いだったり、騎手のムチを振り回していたり。
とりあえず女ゾンビは何らかのコスプレをしているので、画的にも楽しめます。

対する野郎軍団と言えば

武器は玩具店のおもちゃです。

水鉄砲にオイルを入れ、それをゾンビにぴゅっぴゅっとふりかけて、ライターで着火。
そんな地味な戦いを延々と。
緩いですな~。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』ではゾンビの振りして群れの中を歩いていましたけれど、本作では相手が女なので

女装

してます。
なんちゅう単純発想。
でもそれが通用しちゃうんだから笑わすよね~。

人によっては飽きてくる作品かもしれません。
現に展開にメリハリが無いし、終盤辺りまで人間が死なないのでゾンビに喰われる面白さも得られない。
でもこういうのは温かい目で観てあげるのが一番良いんですよ。

ばっかだなぁ

と。

そういやこれ、アルバトロス配給でした。
その辺を踏まえると、かなり良作に思えてきますね。

評価:★★★
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レンタル開始日:2011-08-03
メーカー:アルバトロス
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牙狼 ~RED REQUIEM~

2011年08月06日 18時22分11秒 | 邦画アクション
10年/日本/97分/ヒーロー・アクション/PG12/劇場公開
監督:雨宮慶太
原作:雨宮慶太
脚本:雨宮慶太

出演:小西遼生、松山メアリ、斎藤洋介、倉貫匡弘、原紗央莉、時東ぁみ、津田寛治、中尾彬



<ストーリー>
人間界に舞い降りた最凶の魔獣“使徒ホラー”7体と、最高位“ガロ”の称号を持つ孤高の魔戒騎士・冴島鋼牙と魔戒法師たちの激しい戦いを描く。
<感想>
かなり予算をかけた大人向け(おっぱい出てきます)の特撮ヒーローものって感じ。
幼少の頃にTVで観た戦隊ものの世界観を懐かしむ気分で鑑賞している自分がいたり(笑)。

これもパンチコで良く打ったな~。
当たりは引くけれどラウンド中のVS中尾彬に勝てないんだよ。
マカチャンに入らずチョロッとした出玉のみで時短スルーってのがしょっちゅう。
激アツのフェイス牙狼も良く外しました。
この台は苦い思い出しかないわ^^;

なのに・・・劇中の中尾彬、弱過ぎじゃねぇか。
危機回避連打とか無しかい!
出番少なく意外とあっさり気味で少々拍子抜けしちゃった。

ホラーはCGで上手く作りだされていましたね。
対象的にすっごく不満だったのが演技者の大根ぶり。
特に斎藤洋介は酷い。
こんなにセリフ回しが下手くそな役者さんでしたっけ?
素人並みの棒読みをしちゃいかんだろ。

まぁ良い。
全てを烈花ちゃんでチャラにしてあげましょう。
足手まとい炸裂していたけれど、何かすんげぇ色っぽかった。
性格キツそうだけれど、そこが好い。
顔も可愛い。
衣装のお陰もあって、あの生唾モノの太ももはエロスに満ち溢れている。
正直、彼女が出てくると、そこばっかり観ていた。

ああ俺は変態さ。
究極の太ももフェチさ!
舐め回させろ!!

関連作:
『牙狼 GARO(2005)』(TVシリーズ)
『牙狼 GARO 白夜の魔獣(2006)』(TVスペシャル)
『牙狼 ~RED REQUIEM~(2010)』(劇場版)

オフィシャル・サイト

評価:★★★松山メアリの太ももには★5つ!
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レンタル開始日:2011-08-02
メーカー:東北新社
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