銀幕大帝α

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レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー

2011年08月18日 00時40分14秒 | 洋画ホラー
REYKJAVIK WHALE WATCHING MASSACRE/09年/アイスランド/90分/スラッシャー・ホラー/R15+/劇場公開
監督:ユリウス・ケンプ
出演:ガンナー・ハンセン、ピヒラ・ヴィータラ、裕木奈江

<ストーリー>
6組の乗客を乗せたホエール・ウォッチング船の船長が事故に遭い、客だけが取り残されてしまう。そこへ捕鯨船が現れ…。
<感想>
アイスランド初のスラッシャー・ホラー。
敢えて邦題を付けるなら
「捕鯨船のいけにえ」

本家「悪いけ」のレザーフェイスことガンナー・ハンセンが船長役として出ているが、チョイ役だったのでがっくり。
電ノコ振り回す位の体力はもうこの巨漢中年オヤジにはないのか。
序盤であっさりと退場しちまいやがった。

クジラウォッチングツアー客に日本人観光客として夫婦が登場。
しかし、何故かセリフは片言。
お前ら本当に日本人か?
対してメイド役の裕木奈江は正真正銘の日本人なので、きちんと日本語連呼。
サブキャラかと思いきや、実はメインキャラという大役だった。
監督によると、なんでも次回作にも彼女は出てくるらしい。
今度の舞台はジャングルだ!

それはさて置き、もっとキチガイな展開でも良かったんじゃねぇの?と思える位、やけにあっさりとしたスラッシャー映画だった。

殺し合いよりも、女たちの馬鹿さ加減がやたらと目に付き、無性にイラッとくる。
本当に助かりたいのかよって疑いたくなる行動ばかり起こすからね。
死んで当たり前、いや、死ね!と心から願うが、彼女らの死に方にも一工夫、ざまぁみろ感が大袈裟に欲しかった。

殺人鬼一家に関しても、どこか間抜け気味で、おいおいお前ら本当に人殺せるのかよ、と期待感も皆無。

大人しそうに見せ掛けておいて、実は一番ずる賢かったのは裕木奈江だったっていうオチはまぁ何か日本人の性格を皮肉っぽくしていて良かったのだが、全体的に狂った不気味さみたいなものが無かった事が面白さを半減させている様に思える。

配役としては良くこれだけバカばっかり集めたもんだという印象が強く、バカに話を盛り上げろと言うのは酷。
だから、あんたら何やってんの?と呆れるシーンが山積みで、正直あんまり面白くないんだわ^^;

オフィシャル・サイト(日本語)
情報<トーキョーノーザンライツフェスティバル2011>

評価:★★☆
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コメント (8)
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切り株画像(映画『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』より、首が!?)

2011年08月18日 00時33分59秒 | 切り株“TV”画像(閲覧注意)
【ネタバレ注意】
鎌で首がぴゅ~ん。
銃で首がバシュ~ン。
まさかの切り株マサカー!!


切り株度(2/5)

レヴュー:『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』
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