銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ロシアン・ルーレット

2011年11月09日 23時50分08秒 | 洋画サスペンス
13/10年/米/97分/サスペンス/PG12/劇場公開
監督:ゲラ・バブルアニ
製作総指揮:ゲラ・バブルアニ
脚本:ゲラ・バブルアニ
オリジナル脚本:ゲラ・バブルアニ
編集:ゲラ・バブルアニ

出演:サム・ライリー、ジェイソン・ステイサム、ミッキー・ローク、レイ・ウィンストン

<ストーリー>
勝率わずか1%というロシアン・ルーレットに挑み、極度の緊張と恐怖に直面する男たちの姿をスリリングに描く。
<感想>
同監督が母国グルジアで撮った衝撃のデヴュー作をハリウッドでセルフリメイクした作品。

ちょっとは期待したんだけれど、やっぱオリジナルの方が面白かった。
モノクロ映像から滲み出てくるざらついた緊迫感みたいなものがあったし、無名俳優ばかりなので、どういった展開になっていくのか予想出来ない楽しさ、怖さみたいなものもあった。

少しはアレンジを加えてくるのかと思われたリメイクだが、結果的にはカラーに変更し、ミッキー・ローク演じる男を新キャラとして加味した位で、ストーリーの流れはほぼ一緒。
なのでオリジナルを観ている私としては話が分かっているので、ハラハラと緊張させられるといった面白さを殆ど得られなかった。
ラスト位は変えてくるのかと思っていたが、あららやっぱ同じなのね^^;

リメイクを観ていない人にはどうなのかな?
相変わらず冗長気味な前半を乗り切れば、そこそこに楽しめちゃう?

ロシアン・ルーレットの進行係がやけにテンション高い所は変に笑える。
本編中、一番印象に残ったキャラかもしれない。

リメイクするにあたって、有名俳優を起用するのは別に構わないが、どうせ彼らは最後の方まで生き残るんだろ?という頭ごなしに決めつけてしまう部分が弱点でありマイナス要因。
その考えを思いっきり覆す為にも、死亡要員としてダニー・トレホみたいな有名だけど意外性を与えてくれる俳優を起用してくれていたら、オリジナルを観ている人にとっても、観ていない人にとっても、「え?そこで死んじゃう?」みたいな意表を突かされる面白さがあったかもしれないんだけれどな。

ミッキー・ロークの捨て台詞
「こんな所でくたばってられるか!ぼけぇ!」
は渋過ぎて最高だww

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:『13/ザメッティ(2005)』(オリジナル)

評価:★★★
11/11/08DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
レンタル開始日:2011-11-09
メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする