銀幕大帝α

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彼は、妹の恋人

2012年05月03日 23時22分39秒 | 邦画ロマンス
11年/日本/128分/ロマンス・ドラマ/WEB
-演出-
谷村政樹

-出演-
◆石原さとみ
◆平岡祐太
◆道重さゆみ
◆柿澤勇人
◆坪倉由幸
◆相沢紗世
◆鈴木砂羽
<ストーリー>
恋に奥手な“恋愛偏差値劣等生”星野美雪は、甘え上手な妹・遥花にいつも欲しいものを奪われてきた。しかし、クリスマスの日密かに思いを寄せていた高校の同級生・亮介と再会し…。
<感想>

え~と。
ここ最近の私のブログを見て勘違いされている方もおられるかもしれませんので改めて。
私が‘一番’好きな女優さんは吉高ちゃんでもなく、AKBの大島優子さんでもなく、和服姿がとても似合う大和撫子美人な

石原さとみさんです。

これだけは絶対に譲れません、はい!
死ぬまでこの想い、貫き通します!

あのチャームポイントである柔らかそうな唇は絶対俺が将来旦那として奪ってやる

そんな叶いそうも無い夢を日々抱きながら生きているヒロ之です、こんばんは。

さとみちゃん、また大人な女性になったなぁと頬がユルユルになる訳でして。
でも変らず、真面目な時とおとぼけな時の演技の使い分け様が上手過ぎます。
特に心の声で自問自答している際の表情作りにはチャーミングさがあり、自然と私の顔も綻んできます。
“くそっ可愛過ぎるだろっ”ってね。

このドラマでは恋に奥手なばっかりに彼氏も出来ずヴァージンのまま24歳になった花屋の店員を演じています。
超ド近眼な為に眼鏡は必需品で、学生の頃から花しか愛せない、見た目は完全に

地味子ちゃん。

逆に妹は男経験も豊富で、服も着飾り、昔から姉の好きなモノは全て奪ってきた小悪魔的な

派手子ちゃん。
演じるのはモー娘。の道重さゆみ。
イイ男を前にすると人が変わったかのようなぶりっ子に変身。
姉に対しても意地悪そうな所が演技にもきちんと現れていて面白いです。
でも思ったことはズバズバと言うタイプでもあるので、姉が聞けずに悶々としている所に代わって直球で問いただしたりする気の強さには姉も一目置いている様ですね。

この様に姉妹の性格の違いから生まれるドタバタな恋模様には笑いが一杯。

ひょんなことから星野家で居候する事になり、後に姉妹の間で板挟み状態になる亮介とのロマンスな展開には徐々に発展的な膨らみを持たせ、最後にはほっこりとさせられます。
一流のコックを目指している亮介がこれまた嫌味が無い程の良い男だけに、尚更恋の顛末に感じの良さがありました。
姉との蟠りがとけてひたすら嫌な女を演じてきた妹が心を入れ替えるという辺りも定番だけど、話の流れに自然と乗っていただけに違和感を感じず心温かくはなりました。

Webで配信されたドラマですけど、安っぽさは見当たらず、TVのゴールデンタイムで流しても通用する位の出来にはなっています。
軸を安定させた脚本とさとみちゃんの魅力をしっかりと引き出せた演出が光っており、一本の恋愛ドラマとしては非常に好感が持てます。
さとみちゃんファンなら尚更観るべきで、決して損はしないと思います。

と言う事で、さとみちゃん主演『貞子3D』を大ヒットさせよう!!
映画ファンの方、よろしくです。

今作のさとみちゃん

眼鏡っ子で地味。

高校では園芸部で地味。

成人しても花屋のアルバイトで地味。

とはドラマの中での言葉で、どうみても可愛いやん!

さとみちゃんを眺めていると心臓の高まりが半端じゃなくなるわたくしです。
超大好きだ!

オフィシャル・サイト

評価:★★★☆石原さとみちゃんには★100個
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2012年05月03日 21時15分25秒 | 洋画サスペンス
MESSAGES DELETED/09年/加/92分/ミステリー・サスペンス/劇場未公開
-監督-
ロブ・コーワン
-脚本-
ラリー・コーエン

-出演-
マシュー・リラード
過去出演作:『デス・リベンジ』
デボラ・カーラ・アンガー
過去出演作:『サイレントヒル』
<ストーリー>
講義を終え帰宅したシナリオライターの講師・ジョエル。いつものように留守電を再生すると、そこには恐怖に怯える見知らぬ男の叫び声が録音されていた。

<感想>

『フォーン・ブース』『セルラー』に続く電話を使ったサスペンス、通称‘テレフォンスリラー’3部作の最終章。
脚本は同じくラリー・コーエン。

そこそこに期待していたんだけれど、やっぱり劇場未公開の事だけはある。
つまんない。

主人公に魅力が薄いのがまず駄目。
男前さが足りないだけに幾ら事件に巻き込まれようとも少しも応援心が湧かない。
中途半端な人物像。
極端にヘタレであるとか、洞察力が人並み以上にずば抜けているとかの何かしらの特徴を持たせてくれないと。

展開そのものにも緊張感が無いのも駄目。
スリル的な描写が希薄な為に、次々と人が死んでも驚きはなく、淡々と真犯人明しに向けて物語が進行しているだけにしか感じられず、グイグイと引き込まれる程の面白さが全く無かった。

犯人はこいつだと思わせておいて、実はこっちだったという騙し演出にも“やられた”と思わせる様な巧みさが無いから“ふーん”って感じだし、動機は予想出来なくてもある程度サスペンス慣れしている人なら誰が犯人かは早々にピンとくるはず。
伏線の張り方や煙に巻く様な演出がまるでなって無い。

それまでの展開が面白ければ普通ならニヤリとするはずの転んでもタダでは起きない風なオチにも“だからどうした”としか思えないのだから、相当安っぽい出来に白けムード全開だったんだろうな。

完成度から言っても‘テレフォンスリラー’前2作と比べると雲泥の差は歴然。
良くまぁこんなものを‘最終章’として世に送り出せたものだと悪い意味で感心させられる。
話題にもならず、ひっそりと店の棚に並べられて記憶からすらもあっさりと消えちゃうのも当然な代物。
そして“そういや‘テレフォンスリラー’の最終章って何時作られるん?”って事になっちゃうんだろうな。
3部作の1本としては存在価値なし!

評価:★★
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