銀幕大帝α

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デビル・インサイド

2012年07月27日 23時40分14秒 | 洋画ホラー
THE DEVIL INSIDE/12年/米/83分/悪魔憑きホラー/劇場未公開
-監督-
ウィリアム・ブレント・ベル
過去監督作:『DEATH GAME デスゲーム』
-脚本-
ウィリアム・ブレント・ベル
-編集-
ウィリアム・ブレント・ベル

-出演-
*フェルナンダ・アンドラーデ
*サイモン・クォーターマン
*エヴァン・ヘルムス
*スーザン・クローリー
<ストーリー>
かつて精神障害と診断された母を持つイザベラ。ふたりの神父から「強力な悪魔が母親に取り憑いていた」と知らされた彼女は、その真実を調べるために悪魔払いを訪ねる。

<感想>
こちらも最近良く見かける様になったモキュメンタリー形式のホラーです。
これが結構怖かった。
なんちゅうか何時来るか解らないビックリ演出にドキドキさせられるんです、常に。

主に手持ちカメラと固定カメラを駆使しながら、あらゆる角度から悪魔憑きの現象を捉えているので、切り替わる度に何かが起きるんじゃないかと身構えるものはあります。

主人公の母親から始まり、ある一家の娘、そして・・・。

この映画の面白い所は悪魔憑きを1人の人間に絞っていない所でしょうね。
司祭の言葉を借りると、悪魔が

転移

するんですよ。

上手く悪魔を体から離す事に成功したかのような一瞬の安心感を抱かせておきながら、実は別の人間の体に乗り移っているという恐怖。

今まで平静を装っていた人物が急に顔全体に陰りを見せ、行動がおかしくなっていくのですから、何処まで広がりを見せるのかとんと予測不能で目が離せません。
怖いし面白いしで中々の優れた展開を見せつけてくれました。

悪魔に憑かれた人間も良い塩梅に体をねじってドドーンと来ますよ~。

軟体型とか

さば折り型とか、すげぇ格好だな!って。
この姿勢からのボキャボキャ骨鳴らしながら自然体へと戻る様がまたリアルなんス。
憑かれた1人の司祭が拳銃自殺するダイレクトシーンなんて上手く撮ってますよ。

同じくモキュメンタリー悪魔憑きホラーでありながらも、内容グダグダだった『ラスト・エクソシズム』なんてのもありましたが、あれよりは数段にこちらの方が観れる作品になってます。
劇場公開されたものより劇場未公開の作品の方が良いって何か複雑。
因みに本作は全米でスマッシュヒットしたらしいです。

評価:★★★☆
12/07/26DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日2012-07-13
メーカー:パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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ALWAYS 三丁目の夕日'64

2012年07月27日 01時20分46秒 | 邦画ドラマ
11年/日本/142分/ドラマ/劇場公開(2012/01/21)
-監督-
山崎貴
過去監督作:『friends もののけ島のナキ』
-脚本-
山崎貴
-主題歌-
BUMP OF CHICKEN『グッドラック』
-VFX-
山崎貴

-出演-
*吉岡秀隆『ゴールデンスランバー』茶川竜之介
*堤真一『SPACE BATTLESHIP ヤマト』鈴木則文
*小雪『探偵はBARにいる』茶川ヒロミ
*堀北真希『ALWAYS 続・三丁目の夕日』星野六子
*もたいまさこ『ALWAYS 続・三丁目の夕日』大田キン
*三浦友和『アウトレイジ』宅間史郎
*薬師丸ひろ子『ヘブンズ・ドア』鈴木トモエ
*須賀健太『死にぞこないの青』古行淳之介
*小清水一揮『ALWAYS 続・三丁目の夕日』鈴木一平
*染谷将太『ヒミズ』ケンジ
*マギー『探偵はBARにいる』精肉店・丸山
*温水洋一『アバター』自転車屋・吉田
*神戸浩『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』電報局員
*飯田基祐『SPACE BATTLESHIP ヤマト』中島巡査
*ピエール瀧『モテキ』氷屋
*蛭子能収『GOEMON』電気屋
*正司照枝…産婆
*森山未來『モテキ』菊池孝太郎
*大森南朋『ラビット・ホラー』富岡
*高畑淳子『うさぎドロップ』奈津子
*米倉斉加年…茶川林太郎

<ストーリー>
東京オリンピックが開催された昭和39年(1964年)を舞台に、東京の下町・夕日町三丁目に暮らす個性豊かな住民たちの悲喜こもごもを描く。

どんなに時代が変わっても、
夢があるから、前を向ける。


<感想>

安心と安定を兼ね揃えたシリーズ3作目。
本作もまた優しさに包まれていて心地良い感動が味わえました。

ロンドンオリンピックが控える2012年に観る映画としても最適。
日本人にとっては東京オリンピックの盛り上がりは別格だったとは思いますが、それでも4年に1度の世界中のアスリートが集うスポーツの祭典ですもん、他国開催でもワクワクします。

頑張れニッポン!
日本チャチャチャ!!

このシリーズの良い所の一つが描かれている年に何が流行って、何が新しく普及し出していたのかをしっかり盛り込んでいる所ですよね。
カラーテレビ、おそ松くんのシェー、コーラの自動販売機。
年齢によっては感じるものも違ってくるでしょう。
戦争から復興する日本。
復興に向けて震災から立ち直ろうとしている今の日本に重ねながら観ていると、ちょっとばかし胸が熱くなっちゃいます。

オリンピックと復興。

映画と現実が上手くシンクロしていてとても良い感じです。

朝の連ドラ「梅ちゃん先生」の主役でもある堀北ちゃん。
昭和の女性役が凄く似合う女優だなぁと思うのです。
こんなにも昭和の雰囲気にピタッと合う女優はそうはいないんじゃないかなぁ。
堀北ちゃん観ていると癒されます、和みます、笑顔になれます。
ふわっふわしていて可愛いんだよなぁ。

うん。
今作も文句のつけようが無い。
大好きだわ、このシリーズ。

オフィシャル・サイト

『ALWAYS 三丁目の夕日(2005)』(第1作)
『ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007)』(第2作)
『ALWAYS 三丁目の夕日'64(2011)』(第3作)

評価:★★★★★
12/07/21DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-07-20
メーカー:小学館
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