銀幕大帝α

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クライモリ デッド・パーティ

2012年12月05日 23時53分27秒 | 洋画ホラー
WRONG TURN 5: BLOODLINES/12年/米/91分/殺人鬼ホラー/劇場未公開
-監督-
デクラン・オブライエン
『クライモリ デッド・ビギニング』
-脚本-
デクラン・オブライエン

-出演-
カミラ・アーフウェドソン
ロクサンヌ・マッキー『F エフ』
ダグ・ブラッドレイ『エクソシズム』
<ストーリー>
小さな町のハロウィーンパーティに訪れた5人の若者たち。だが、謎の男と喧嘩になった彼らは、男と共に保安官に捕まってしまう。しかも、男は“奴ら”と共謀して殺人を繰り返す凶悪犯で…。

<感想>

なんだかんだでこのシリーズも遂に5作目ですよ。
まさかここまで続くとはね。
1作目以外は未公開作品ってのが観てそのまんま知って納得のB級並みの完成度で、そこのところは致し方ないかなぁ。
確かに劇場で流す程の出来じゃないけども、グロさ的な描写はちゃっかり良質さを保っているってのがちょっとばかし嬉しい。

今作も結構なスプラッター具合。
一番強烈だったのが、腹を切られて内臓(多分大腸)を抉り出されてそれを自分自身で食わされちゃうシーン。
己の臓物を口に押し込められるなんてこりゃ参った、屈辱的だね。
生き延びたらトラウマに成りかねないけれど無事に死んだからまぁいいじゃん。
でも私側からしたら気持ち悪すぎだけども^^;

後、テンパった女警官が必死で溢れ出した内臓を腹の中に押し戻すなんてのもあった。
第一の犠牲者も含め、今回は腹裂き腸出しに拘りを感じさせるので、そこに美学を抱く人は是非ともご飯のおかずとして鑑賞されたし。

残念なのが「クライモリ」じゃなくて「クライマチ」になっちゃっている部分はまぁ眼を瞑るとしても、テンポが悪すぎ。
展開上然程重要でもないセックスシーンとかポンポン放り込んできているし無駄に長いので、話がつまずいてダレる。
流れの良さを止めない為にも奇形児軍団の無茶ぶりをスムーズに描いて欲しかった。

狙われた若者グループがどいつもコイツも馬鹿ばっかりだったばかりに、一致団結して迎え撃てば勝てたかもしれないのに結局は単独行動に走って壊滅。
殺人鬼一家のおやじの予言通りに悪人大勝利へとゴールしてしまうラストを観てたら、やっぱりマリファナ吸って遊び呆けている馬鹿たちに期待しても無理ってなもんだよなぁと納得せずにはいられなかったね。

顔は悪いが頭脳派な殺人鬼一家に、女性警官が1人で幾ら頑張ってもそりゃ敵わんわw

ちゅうことで、予感だけどまだまだ続編あるよこれ。
対等かそれ以上に戦える者を主人公にしないとこのシリーズは永遠に終わらない。

関連作:
『クライモリ』(シリーズ1作目)
『クライモリ デッドエンド』(シリーズ2作目)
『クライモリ デッド・リターン』(シリーズ3作目)
『クライモリ デッド・ビギニング』(シリーズ4作目)
『クライモリ デッド・パーティ』(シリーズ5作目)
『クライモリ デッド・ホテル』(シリーズ6作目)

評価:★★☆
12/12/05DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-12-05
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
コメント (8)
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