銀幕大帝α

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死霊館

2014年02月09日 15時32分01秒 | 洋画ホラー
THE CONJURING
2013年
アメリカ
112分
ホラー
PG12
劇場公開(2013/10/11)



監督:
ジェームズ・ワン
『インシディアス』
出演:
ヴェラ・ファーミガロレイン・ウォーレン
パトリック・ウィルソンエド・ウォーレン
ロン・リヴィングストンロジャー・ペロン
リリ・テイラーキャロリン・ペロン



<ストーリー>
古びた一軒家に越して来たペロン一家は奇妙な現象に悩まされ、ウォーレン夫妻に助けを求める。ふたりは家の由来を調べるうち、家を建てた男の妻が我が子を殺害していたことを知り…。

“心霊現象の大半は科学的に解明できる”
と証言する著名な学者が、キャリア史上唯一
100%本物と認めた事件。


-感想-

幽霊ハンター・ウォーレン夫妻が今回挑む場所は悪霊が巣食う“死霊館”。
そしてウォーレン夫妻が愛娘と一緒に暮らす家は“資料館”ってかw駄洒落言わせんな恥かしい。

予想通り全く怖くない。
あっ自分、欧米の心霊・悪霊ホラー映画を心底怖いと思った事が殆ど無い人間なんで。
ジェームズ・ワン監督は過去に『デッド・サイレンス』『インシディアス』の2本、今回と似たような作品を撮ってますけど、あちらも世間ではえらく評判が良いようですが、私は酷評してますんでこの2本が好きな人は絶対私の該当するレヴューは読まんといて下さい(笑)。

で、本作。
上記したように全然怖いとは思えない恐怖演出(1・2度はビックリ系でドキッとはする)なんだが、作品としては非常に面白い!
テンポが良い為に展開そのものにはグイグイ引き込まれる。
またペロン一家に力を貸すウォーレン夫妻がとても優しい方達で、観ていて好感が持てるし、適切な判断で窮地を脱していく部分には安心感が得られるし、何より懸命に悪霊と戦う姿には「がんばれ!」といった応援心を齎せてくれる。
これらがある事で、笑顔に満ち溢れたペロン一家の姿と、それを見て微笑むウォーレン夫妻の姿が重なるラストシーンには結構な感動を味合わせてくれた事は確か。
結果論だが、本作に対して私としては「怖い映画」というよりは「感動を得られるホラー」という印象の方が大きく残った形になった。

レンタル版ブルーレイには3つの特典映像が収録されているが、これらには本作のモデルとなった本物のウォーレン夫妻が登場し、撮影に協力する際の裏話、及び実体験を多く語ってくれて、こちらもかなり興味深く観る事が出来た。
ウォーレン夫妻にはまだまだ奇妙な体験話が記録として残っているようで、願い叶うなら他の話も映画化して欲しいと思ったのは私だけじゃないだろう。
それ位、ウォーレン夫妻には実在する幽霊ハンターとしての魅力を感じる。

怖さ△、ストーリー○、ウォーレン夫妻◎の良作。
これは私もオススメしたい。
特に血飛沫等無くとも雰囲気を重視し、古風な作りで楽しませてくれるホラーを好む方には是非。

今作の自分の娘にしたい子役図鑑

ペロン一家の仲良し5人姉妹。
かくれんぼ大好き!

こちらはウォーレン夫妻の一人娘。
関係無いのに彼女も悪霊に狙われて怖い思いをしちゃいます。
もう可愛すぎて、早く助けてあげて!と部屋に閉じ込められた時はハラハラしちゃったなぁ。

評価:★★★★
14/02/09ブルーレイ鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-02-05
メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ

オフィシャル・サイト(英語)
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関連作:
『死霊館(2013)』(第1作)
『アナベル 死霊館の人形(2014)』(スピンオフ)
『死霊館 エンフィールド事件(2016)』(第2作)
『死霊館のシスター(2018)』(スピンオフ)
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021)』(第3作)
コメント (13)
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